2010-11-22 19:46:23

小豆は漢方薬にも用いられている薬効を持つ食べ物です。

テーマ:小豆の成分について
小豆は漢方薬に用いられています。

⇒ 医食同源に痩せる秘密がある


小豆でダイエットできるなんて聞いたことないとよく言われます。

ですが、漢方では、小豆煎じ汁や小豆粥ははむくみと解毒の薬として古くから使われている薬草なのです。

具体的な病名としては、脚気、心臓病、腎臓病などに効くとされています。


小豆の薬効については日本でも古くから知られていて、有名な「和歌食物本草」では


寛永七年刊和歌食物本草現代語訳

「赤小豆こそ甘酸よく平毒なし 水を下して熱を冷ますなり」

と記載されていました。



では、実際に現代医学では小豆の中のいったいどういう成分がむくみに効くと考えられているのでしょうか?

ネット上では、サポニンやカリウムが女性ホルモン作用や電解質バランスを整えるという話もありますが、どうもそれだと小豆でなくて他の食品でもいいように思われます。

もっと、小豆ならではの何か有効性があるはずです。


栄養学や医学の英語の文献について調べてみました。

すると、

高血圧症ラットを用いた研究では、小豆の成分を毎日飲ませることで血圧の上昇をある程度防げることが知られています。

その作用の主体は血管壁やマクロファージに働きかけることで、腎機能の悪化を防ぐことにあるようです。

腎機能が悪化すればむくみにつながること、そして高血圧になり易いことはよく知られていますので、病気や毒物で腎機能が悪くてむくみがちな人のむくみをとるのに有効だったのかもしれませんね。


一方で、小豆抽出物を成人女性に飲んでもらって血液検査を行ったところ、血中トリグリセリド値が下がることも最近になって報告されています。

トリグリセリドとは中性脂肪のことで、これは肥満度と相関して上がってくるものです。

つまり、小豆を食べることで脂肪の取り込みが抑えられて肥満を予防できることが期待できると考えられます。


また、トリグリセリドが基準値より高い場合には肥満に加えて、以下の疾患が考えられます。

高脂血症、糖尿病、ネフローゼ症候群、甲状腺機能低下症、脂肪肝、腎不全など

このなかでネフローゼ症候群や腎不全はまさしく腎機能の低下によっておこるものです。


小豆の効能として古くから言われている利尿作用・むくみ・二日酔いの改善は、弱まった腎臓の機能を改善してあげることにあると思われますし、同時に血中中性脂肪を下げることから、確かにダイエットへの補助的な効果も期待できそうです。


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