翼が用事が出来たので、夏休みの勉強会は中止になりました。暦は撫子と遊ぶ約束を果たした後、駿河の自宅に向かいました。神河邸は非常に大きな和式の旧家ですが、相変わらず駿河のペースは変わりません。直江津高校のバスケットの服を着たり、お約束のエロトークがあるなどコミカルな時間が過ぎていきました。「阿々良木先輩は、いいお嫁さんになる。」きちんと片付けてくれた事に対する、駿河なりの言葉がお嫁さんで、嫁にほしいそうです。しかも、人生ゲームの女の人に例えて、結婚するのはひたぎではなく翼になると予想される羽目になっちゃいました。



もしそんな事をひたぎが聞いたら間違いなく殺されてしまいます。彼女は純粋すぎるから、人に裏切られる事に対して過剰になっている。それが他のメンバーにも浸透している感じがするのですよね。ちなみに駿河は愛人1で、撫子が愛人3だそうです。こりゃやばい関係ですが、暦の読みでは本命は真宵という事になります。うああ怖い怖い!こんなトークはとてもじゃないけど聞かせられないし、駿河が愛人関係を申し込んだら断れないだろうなあ。それを駿河もちゃんと把握している。暦の良い所だけど、女子からいい様に利用されて騙されると思っている。この娘は、ネタに走る時とガチな時のギャップがいい!



そんなちょっと凄いトークがあった後に2人が始めたのは何故か花札でした。駿河は全くルールがわからないのですけど、何故思いつきで買ってしまったのか?本人曰く、競技のルールを覚えるのは得意だから問題ないらしいのですが、結果は5連敗で終了です。「ギャンブルには手を出すな。」本当のめり込んだらやばいのがギャンブルです。ちょっとだけ楽しむとか、何かを買う為にちょっと増やすとかぐらいのレベルならいいですけど、生活を賭けるとは絶対にやめた方がいいでしょう。




掃除が終わり、暦は帰る前に駿河に1つ聞きたい事があった。レイニーデビルに取り付かれた後の左腕のことだ。未だに家族には腕を見せていない。怪異の問題は解決したが、暦を排除したい願いは果たせず腕はそのままになっていた。家族には怪我だと言っているが、やっぱりおかしいと思われるのが普通だと暦は考えていたのですが、駿河の祖母と祖父は、死んだ母親の事を考え踏み込まないようにしています。それが駿河にとっては都合がよく、良好な関係を保ったままだという事です。こうして掃除とデートと呼んで良いのか2人会話が終わり、神河邸から帰ろうとする暦の前に1人の男が現れました。



「他人に対する警戒心を大切にしろ。」などと意味深な発言をする男は、貝木 泥舟(かいき でいしゅう)という名だった。暦も名乗られたから自分の事も名乗り、漢字まで説明しようとするのですが、貝木はそこまで求める事はしなかった。暦の礼儀正しさや気遣いが出来る事を偉くお気に入りの様子なのですが、臥煙(駿河の母の旧姓)の忘れ形見の存在を知り気になって足を運んだ事を明かした貝木は、駿河は金にならないと考えていました。真実を知ってもくだらないと勝手に理解している姿は、何か芥川賞受賞の田中先生みたいな感じです。金になるとは一体どういう事なのか?何故、阿々良木の名前を聞いたのか?謎が多く残る状況で、暦は忍野やギロチンカッターと同じ匂いを感じ、追いかけようと自転車に乗ります。しかし、関わらない方がいいという第6感が働きました。「不吉」=凶だと感じたからです。



あんまりいい感じがしない貝木の存在が、今回の物語にとって重要な鍵になるのは間違いないですが、暦にとって勉強をサボったと勘違いされたひたぎとの関係も重要です。貝木を追わずに自宅に帰ろうとする途中、恋人のひたぎに出会った暦は声を掛けるのですけど、何故かひたぎは無視して立ち去ってしまいます。慌てて目の前に現れますが、翼から逃げたと勘違いされて「無能」呼ばわりされる始末。チュウラギ君呼ばわりしたり、かみましたなどと真宵とのコントトークをするなど、こりゃ完全にキレてます。しかも、暦の行動パターンをよくわかっていて、もてまくりだと理解しながら、恐怖の詰問タイムの始まり!



浮気が本気になったら女も殺して、駿河も死後の世界に派遣すると豪語するひたぎは、やっぱりめっちゃ怖いっす。お互いにどういう人間と付き合っているのか、ちゃんと理解してお付き合いをして欲しいという事を言いたいだけなのですけど、伝え方が普通じゃないから怖いのですけどね。ただ、もてる彼氏である事は自慢出来るとポロッと本音を言うところがまた可愛い。そんなひたぎとお付き合い出来るのは暦しかいないですね。例え、駿河に対して軽犯罪を犯したとか裸を見たとか言われたとしてもですよ。



「軽犯罪を犯しにテリトリーが異なる場所にやって来たのかしら?」茶化される暦ですが、不吉だと感じた貝木の存在を口にした途端、ひたぎの様子が一変しました。曜日が変わって7月30日の未明には、暦を監禁して手足の自由を奪ったのです。その理由が貝木と関係を持たないようにする為だと暦は理解していました。そこまでする理由は何なのか?ひたぎはあまり話したくなさそうだったのですが、不吉だと称した言葉がぴったりだと答えた挙句、貝木が詐欺師であると明かしました。暦に出会う前、ひたぎは5人の詐欺師に出会い騙されました。貝木は最初の1人で、家族も彼に酷い目に遭わされた結果金を奪われ、町から去って行ったのです。



そんな貝木が再び現れた事を知り、ひたぎは最も大切な存在である暦が、傷付き騙される事など見たくない。だから、監禁でもして会わせないような荒っぽい事をやったのです。それも守りたい気持ちあるからで、貝木が何の目的で戻って来たのか判明するまで、わからなくても立ち去るまでは、自分の監視下に置かなければ不安で仕方の無いのです。そんな思いを打ち明けられた時、暦は吸血鬼である力を発揮して鎖を破壊しました。「僕の家だから帰るんだ。お前はここで縛られている僕を好きだと誇れるのか?」口説き文句の様な暦の言葉に思わず顔が真っ赤になるひたぎは、暦の携帯が鳴り電話に出て、翼からの言葉を聞いて誤解していたと謝罪して、自宅に帰る事を許可しました。初めてですね、彼女が謝罪したのは!ただ、貝木に対しての恐怖心と警戒感を抱いているのは確か!それに阿々良木の苗字を聞いた事があるという事も気になります。いよいよ物語が動き始めたと言って良いのでは無いでしょうか?




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