オーガスト7との戦いにおいて黒は止めを刺そうとした。「駄目ええええええ」止めようとして必死に呼びかけたスオウ。その声と同時に三号機関が仕掛けたトラップが発動した。苦しむ黒の声が響く中、スオウの持っていたペンダントが呼応した。パソコンを観て以上を察知した鎮目は、慌てて車から飛び出したが、トラップ装置は既に壊れていた。「逃げるなら今だ!」解放された黒からチャンスだと言われたスオウ。しかしその言葉に従わずタックルして、共に海の中へと落ちて行った。BK-201に逃げられた鎮目は、戦っていたオーガスト7の顔面を殴り潰し証拠の隠滅を図った。現場には夥しい鮮血とマスクが残されていた。



 黒は共に同じ機関に所属していた銀(イン)に夢の中で会っていた。自分を救ってくれたが、機関を脱退して姿を消している。目を覚ました時助けてくれたスオウを背後から拘束した。「お前が俺を?」ただ嫌悪感を抱かれていた少女が助けた事に違和感を覚えていた。一方のスオウも自分の記憶の中に、黒を助けた記憶が無かった。同じ頃黒に逃げられた三号機間も次の行動に移ろうとしていた。「いざなぎを必ず手に入れること。それがかなわぬ場合は消去せよ。」課長の指令を伝えに水無が、対価であるお灸されていた鎮目に伝えた。またシオンを捕えようとしたFSBのレプニーン少佐は、契約者としてFSBと共に行動するターニャに会おうとするニカを利用しようと画策していた。(皆が流星核を狙っている。ただスオウはその重要性をわかっていない。黒は人が変わったみたいで敵としてみなされているし。まだまだ話は序盤ですが、ここから各機関がどう動くのか見物です。)



 「どうしてパパを殺したんだ?あいつら何なのかあんた知ってるんだろ?何でシオンを探しているのか?何でパパが殺されなければならないんだ。」スオウは黒が父を殺したと思っている。ただ何故FSBシオンを探しているのか。父が殺されなければならないのか心に引っ掛かり黒に思いをぶつけた。「憎ければ俺を殺せばいい。」何も答えず敵を討てと黒は言うだけ。「確かにあんたは憎いさ。でも誰かを殺すぐらいなら死んだ方がマシさ。誰も代わりなんて居ない1つなんだ。だけどあんたは、恋人でも身内でも躊躇いも無く殺すんだろ?」人は1人だけなのに躊躇いも無く殺す黒は憎い。それでも殺すより殺された方がマシだとスオウは怒りを抱えながら答えた。それが黒の逆鱗に触れ平手打ちを喰らった。冷酷な殺人鬼ではないと自分を否定するために。しかしスオウは、憎き相手に拘束され楽しかった日常が一瞬にして変化した殺人が当たり前になった現状を受け入れられなかった。(契約者は感情を持たないらしいですが、黒には感情があることを証明したシーンでした。逆にスオウにとっては、皆が敵に見えており特に黒は絶対に許せない存在だけど、殺すようなことはしない。優しい心の持ち主だけどそうは言ってられない現状とのギャップに悩んでいる、そんな感じがしました。)


 

 翌日ニカは、FSBのビルから出てくるターニャの姿を目撃した。取り戻したいと思う心が、自然と恋人の後を追った。気が付くと2人は誰も居ない場所へと辿り着いた。「ニカ、ごめん身体の変化に心がついていかない。一緒に居たらまた酷い事をする。」契約者ではない自我を持つターニャがそこにはいた。ニカを傷つけるかもしれないからと謝罪して。「いいよ、また会えたんだ!大丈夫だよターニャ。」恋人と再び巡り会えた。自分が支えようと誓ったニカ。不安なターニャを抱き締めたが、ターニャの目は思惑をはらんでいた。同じ頃スオウの携帯電話が鳴った。その電話はニカからだったが、黒は追っ手を警戒して携帯を壊した。その時カバンからクジラの折り紙が挟まったアルバムが落ちて来た。「待っているよ!」折り紙に書かれたあったのはシオンのメッセージだった。「池袋か?トウキョウヘルズゲート付近。立ち入り禁止区域になっている。シオンはそこにいるのか!」写真とメッセージを見た黒。シオンは池袋にいると思い、スオウの拘束を解き共に日本行こうと誘った。(黒と話をしていたのは猫(マオ)で、今はスオウのペットに憑依している。逃げろと言ったのも猫の声でした。CIAとつながりのあるマダムの情報を繋がっている端末を介して伝えている。元々は同じ機関にいた仲間です。黒との出会いでスオウは巻き込まれていますけど、話を見ている側としては非常に面白いです。)



 ニカに掛けさせた電話は切れたが、発進電波をFSBは探知していた。ニカと接触させたのは、周防の位置を把握するためだった。「ターニャもういいぞ。」ヘッドホンから指令を出すレプニーンの指令が飛んだ。ターニャは再び契約者となり対価として自分の髪の毛を引き抜いた。そして隠れ家にFSBの兵士が突入したが、黒は突入を察知しており既に外に出ていた。「携帯電話だ!辿られたんだ。」携帯電話の電波で辿られた事を伝え、日本に向かうべく駅へ向かった。「向こうの列車だ!気取られないように乗り込め。5分後に発車する。」気付かれないように指定した列車に乗り込むよう支持した黒。自分が囮となって兵士達を打ち倒し、その隙に列車に乗り込もうとした。しかし目の前には親友ターニャが立ちはだかった。「取り引きをしたんだ。お前を捕えれば、十分な報酬と今後の地位が約束される。答えろスオウ、シオン・パブリチェンコはどこにいる?」目の前にいるのはスオウの知っているターニャでなかった。契約者として勘定を失いFSBの手足となった者。改めてシオンの居場所を聞こうとした。「ニカは?止めてよターニャ。」スオウは必死に呼びかけたが、ターニャには思いは届かない。能力で虫を操り攻撃を仕掛けて来た。(物語の非情さと非現実に引き込まれた事実が、如実に現れているのがターニャとニカの関係ですね。折角恋人同士になったのに、契約者として覚醒しちゃったから関係が変わり火現実の世界に巻き込まれた。こういう場合は悲劇へと繋がってしまうのがパターンなので、凄く嫌ですけど物語的には仕方ないのかな。)



 しかし黒がターニャの前に立ちはだかり、それがきっかけで銃撃戦が始まった。「出遅れてしまいましたね。」「しょうがねえ、一発かましますか。」黒を狙う三号機間のメンバーは、様子を窺いながら仕掛けのタイミングを狙っていた。「猫、スオウを頼む。」自分を囮にしてスオウをFSBから遠ざけようとする黒。ペーチャに憑依した猫に後を任せた。猫は、列車の下を通ってから上部に上がり身を隠しながら、出発のタイミングを計った。狙い通り黒がFSBと戦い混乱を引き起こしたが、三号機関が戦闘に介入してきた。鎮目が列車を走らせ車両に、水無がFSBを能力を使って蹴散らした。奇襲を受けたFSBは、作戦どころではなくなり指揮系統が麻痺した。「残念外したか。」黒を狙った鎮目は、作戦が失敗したと知り証拠隠滅を図り、流れ出した重油にライターを落とし爆発を引き起こした。「何なんだよこれ?」自分の目の前で起こっている光景が、信じられる心が引き裂かれそうになるスオウ。黒を狙うターニャに友達だから止めるよう呼びかけた。



 「私とお前は友達だった。だが弟のシオンの存在は聞いた事が無い。本当に実在するのか?本当はお前の事ではないのか?」ターニャにとってスオウは、過去の友達だった。今はシオンを狙う契約者だった。だから後を追って来たニカを殴っても、無感情のままでいられるのだ。「一緒に帰ろうターニャ。」殴られても取り戻したい一心で語りかけるニカ。しかしターニャは、あえて生かしておいたニカが現れた事で、殺すという選択を選んでしまった。対価である髪の毛を抜き能力で虫を操り攻撃した。「止めてターニャ、やめてよ。」スオウの悲痛な叫びは届かず、ニカは餌食となり殺されてしまった。「いやあああああああ」目の前で友達が殺され、所持していた流星核が反応した。「契約者なんか皆死んでしまえばいい。」無感情になったスオウ自身も契約者となった。その能力は物質を転送させる事。対戦車ライフルを用いて、友人だったターニャにも容赦なく攻撃。続いて操っていた虫・水無と鎮目三号機間の契約者達。正確な方向と距離をナビゲートするM16のエージェントジュライの言葉に従い撃ち続けた。そしてターニャに攻撃しようとした時駆け付けた黒が制止した。涙を流したスオウは、力が抜けたように倒れるとナビゲートしていたジュライノ名前を聞き「一緒に来い!」自分達との同行を促した。(あの涙は無感情の契約者にはありえないはず。なのにターニャにライフルを向けた時の涙は、感情が残っている証拠かなと思いました。主人公クラスの契約者はちょっと違うのですね。一方でCIAのジョン・スミスが、マダムから情報を得ようとしている。あれジョン・スミスってどこかで聞いた事が・・・・・)



 日本では警視庁の外事四課に所属していた霧原未咲が、トーキョー・エクスプロージョン後も独自に黒を追い続けていた。しかし現在は八丈島警察署に赴任し、直接契約者とかかわらない立場となった。それでも部下だった斉藤とは連絡を取り続けていた。「契約者絡みの情報を部外に出す訳にはいかないのです。課長、三号機間というのを聞いた事がありますか?」契約者の情報を外部には出せない。口を閉ざした斉藤。「三号機間?いや」未咲は心当たりが無い。「気をつけて下さい。もし奴らが現れても、絶対に話を聞かないで。」情報は流せないが、三号機巻とのコンタクトを避けるよう忠告した。ちょうどその時総務省の職員である、小林吾郎という男が訪ねて来た。



 「三号機関という名前を聞いた事がありますか?総務省は隠れ蓑に過ぎません。我々の目的は、組織の残党の殲滅です。その実現には超法規的措置を取る事も許可されています。BK-201は死んではいません。あの男は今闇の中におり、あなたの手の届かない場所にいます。来たまえ!」極秘だった契約者や所属していた情報が、2年前ネットに流失した。それから総務省を隠れ蓑に残党狩りを目論む三号機間が設立された。契約者を使って黒を消そうとしていたが、追っていた未咲にも加わるよう誘いに来たのだ。斉藤との電話の最中だった未咲。諦めかけていた気持ちが蘇り、電話を切ってしまった。一方無事日本行きの船に乗った黒とスオウ。「俺はあの女を殺す。」黒は相棒だった銀の抹殺を決意。一方スオウは契約者となり、対価である折り紙を折っていた。(黒と契約者となったスオウ。シオンを狙うCIAとFSB。組織の人間を消そうとする三号機間。相関関係が見えて来ました。そして舞台は日本へと移り、本格に気になってきました。ここからどうなるのかとても面白いですこんなに面白いとは思わなかった。)


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