賢者の石と軍の所業を調査していたエルリック兄弟とヒューズ・アレックス。そんな時入院中のエドの病室に大総統キング・ブラッドレイが見舞いに現れた。既にアレックスが、軍上層部の調査している事実を掴んでおり、誰が敵で誰が味方か判らない状況で、これ以上の調査をするなと釘を刺した。その後ウィンリィが、師匠が住むダブリス行きの切符を用意出来たと知り、自分を見つめ直しもっと技を磨き必要があると感じたエドは退院。ダブリスの手前にあるウィンリィ憧れの街ラッシュバレーへ向かった。



一方仕事で3人を見送りに行けなかったヒューズ。部下からリオールの暴動が終結する一方で各地で暴動が発生している事実を報告された。イシュヴァール鎮圧以来、数多くの死者が発生する事態が続発する事と賢者の石の練成に必要な素材が人間である因果関係にヒューズは気付き慌てて書庫に向かった。そこで改めて自分の仮設が間違っていなかったと認識すると、予測していたかのようにラストが現れた。いきなり命を狙われたヒューズだが、ナイフを投げラストの額にヒットさせ負傷を負いながら脱出した。そしてブラッドレイに情報を伝えようとしたが、上層部が関わっていると直感。盟友ロイ・マスタングに連絡すべく、中央司令部の外にある公衆電話から電話しようとした。



しかしマリア姿をしたエンヴィが刺客として現れた。一度は偽物だと見抜いたが、愛する妻グレイシアの姿に変身されると手が出せず銃で撃ちぬかれ、家族への思いを残し無念の死を遂げた。後日ヒューズが何を伝えたかったか分からなかったロイ。葬儀に参列した後口止めされているアレックスから暗に軍上層部と賢者の石練成に繋がりがある情報を聞き、改めて当日の足取りを追った後ヒューズの敵討ちとセントラルに入り、上層部に楔を打ち込むと涙を流し誓った。同じ頃何も知らないエド達は、機械鎧の聖地ラッシュバレーに到着した。


機械鎧オタクのウィンリィにとってラッシュバレーは、一言で言えばパラダイス。あちらこちらに機械鎧を身に付けた住民達がおり、憧れだった高価な新品を見て目を輝かせ大興奮の様子で街を見回していた。「けっこのクソ暑い中何が楽しくて、機械鎧を眺めなきゃなんねんだよ。早くダブリスに行けばよかったぜ。」エドにとっては退屈と苛立ちが募る時間が過ぎ、ダブリスに向かいたい気持ちで一杯だった。「君、ちょっと良いかな?珍しい形の機械鎧だね。皆も見てみろよ。」技師の1人から右腕の機械鎧を見せて欲しいと言われ、江戸の意思を無視して問答無用に他の技師達が集まって来た。暑い中多くの人間に囲まれエドのイライラは益々上昇した。何とか人ごみから解放され呆れ顔で、服を着ようとしたその時「あれ無い?国家錬金術師の証銀時計がない!」ポケットに在るはずのエドの身分の証が無くなっている事に気付いた。「そりゃパニーニャの仕業だな。」直ぐに技師の1人は、観光客をターゲットにするパニーニャがどさくさ紛れに時計を盗んだと指摘した。「そいつはどこに居るか知らないか?大事な物なんだ。」早速エドは、パニーニャの居場所を教えるよう頼んだ。しかし技師達はまた機械鎧を見せて欲しいと条件を提示して来た。これ以上好き勝手させる訳にはいかない。エドはマジキレして技師達をにらみ付け「ドミニクって名の機械鎧技師の所です。」ドミニクという名の技師の所に居る情報を得た。(スリから話が展開するのはよくあるパターンです。それにしてもラッシュバレーってアキバみたいな所ですね。興味ある人にとっては天国。無い人にとっては地獄。まさに機械鎧好きが集まって語り合う街って感じがしました。ここからどうお話が展開するのか注目して視聴しました。)

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