けいおん第2話「楽器!」

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 桜高校に入学した平沢唯は、かなりのドジっ子で天然な女の子。入学式を終え一斉に部活の勧誘があっても、どの部活に入ろうか悩んでいた。友人の和から「ニート予備軍」だとレッテルを貼られたが、何かやらなければいけないが未だ何をしようかという問題は解消しなかった。同じ1年生の田井中律は、余り乗り気ではない幼馴染みの秋山澪と一緒に軽音楽部に入部しようとまず職員室を訪れた。そこで2人は、教師の山中さわ子から軽音楽部には部員がおらず4月中に4人集めないと廃部になると聞かされた。そして律と澪は、音楽の授業準備でさわ子の元を訪れた唯と対面を果たし「ドジっ子、使えない奴。」と思い心の中で笑った。



 部員集め重い課題が課せられた律は、まず文芸部に入りたい澪を引き込む作戦を実行。最初は上手く行かなかったが、合唱部に入部希望の琴吹紬が音楽室に現れた。超お嬢様紬はピアノの経験がありコンクールでも入賞した実績を持っていた。キーボードにはうってつけの人物だと思い早速アプローチを掛けた律。ここで澪をベース担当だと紹介して、戻れない状況に引き込むと紬も面白そうだと参加を決意した。いつの間にか部員が3人に増えて、ファーストフード店に行って仲良くなり始め絆が深まり始めた。そして残り1人を集めるべく、ポスター作りを開始した。最初は全く反応がなかったが、さわ子から「軽音=軽い音楽」だと勘違いした唯が興味を示し、カスタネットが得意だった過去もあり参加を決意した。しかし和からバンドをやると聞かされ、さわ子から唯が書いた入部届が律達に渡されており後には引けなくなった。



 どんな人がいるのか恐る恐る音楽室までやって来た唯。そこで職員室で出会った律と思いがけない形で再会を果たした。律は酷評した女子生徒が、ギターの達人だと勘違いして最高のお客様としてもてなしを開始した。すっかりはめられた唯は、辞めるのを止めようと考えるようになり澪達も音楽の知識や好きなギタリストなど聞くなど入部してくれる期待を持っていた。しかし唯は自分はギターが弾けないと言わなければならないと決意。ついに入部しない意志を告げた。これで諦めて終了だと思った瞬間律・澪・紬は一致団結して、捕まったカモを逃すまいと自分達の演奏を披露した。その光景を観て感激させたが、演奏はぶっちゃけ下手だと言われた3人。それでもその楽しそうな様子に唯は、心惹かれ入部を決した。思わぬ心変わりに喜びを爆発させた3人と音楽音痴の唯を加えた4人の軽音楽部がスタートした。



 「ごめん私、部活に行かなきゃいけないんだ。」和から帰ろうと誘われたが、部活に出ることを理由に断った唯。「そうなんだ、それじゃ仕方ないね。(嬉しいような悲しいような)」理由を聞いて幼稚園の時から「ボー」としていた幼馴染みの変化に和は、嬉しくと思いながら、自分から離れる寂しさも感じた。「高校生になって私、部活を始めました。」自分が熱中できるギターに出会い唯の心は、紬のお菓子にわくわくすると同じぐらい胸が高まっていた。(和にとって唯は、今まで面倒を見ていたり心配してきた存在。いわば親や姉みたいに振舞っていたけど、それが自分からやりたいことを見つけたのが複雑な心境という気持ち理解できます。ちなみに唯は、軽音部のメンバーを次のように紹介しています。ベース担当の澪は背が高くて格好良い大人の女性。ベースを選んだ理由は、ギターはバンドの中心で皆の視線が集まり恥ずかしいと感じる、ちょっとナーバスな性格の持ち主。キーボード担当の紬は通称むぎちゃん。ピアノコンクールでも入賞しておりキーボードはお手のもの。ちょっとほんわかしておっとりした性格で、お菓子作りが得意で自宅から機材を持参して来たお嬢様。ドラム担当の律は通称りっちゃん。明るく細かいことが苦手な大雑把な性格の持ち主。広い額がトレードマークのリーダー的女の子。)



 「そういえば平沢さん、ギターは買ったの?」合唱部ではなく面白そうな人が集まる軽音部を選んだ紬。唯と呼んで良いと言われ、照れくさそうに名前を呼ぼうと努力しながら、ギターを購入したのか尋ねた。「あっそっか忘れていた。あたしギターやるんだっけ!」大量に並ぶケーキを見てガールズトークをする喫茶店だと勘違いした唯。いつものポケポケな様子で、すっかり自分が何をするか見失っていた。「ギターってどれくらいするの?」とりあえずギターの相場をメンバーに聞いてみた。「1万円台もぐらいのもあるけど、安すぎるのはよくない。とりあえず5万円ぐらいのが良いかも。」往年の名ギタリストを知だけあって、澪は唯に合ったギターの適正価格をアドバイスした「5万?私のお小遣い10ヶ月分だ。部費で落ちませんか?」唯にとって5万円は、到底手が出ない。部費で落とそうとしてもそれは無理な話だった。「とりあえず楽器が無いと何も始まらないしなあ。」「今度の休みにギター見に行こうぜ!」楽器がなければ練習も出来ずバンドも組めないので、律は休みの日に部員全員でギターのチェックに行こうと提案した。(私、音楽の授業でしかギター使った経験ないから全然相場知りませんでした。10万以上もするのってプロの人が使ったりするのでしょうか?まあ最初は中古とかお古とかで練習して、腕を磨いてから買った方が得策だと思いますよ。部員の道具を部費で処理する学校なんてありません。リリアン女学院なら可能性ありますけど。)



 自宅に戻り貯金箱を開けてお金を勘定した唯だが「無念なり。」小銭ばかりの所持金にがっくりと肩を落とした。「お母さんにお小遣いの前借り頼んでみたら?私も一緒に頼んであげる。」姉がギターを始めると知った妹の憂。母親に前借りすればいいと提案して、自分も頭を下げると約束した。その甲斐あって何とか購入代金を手に入れ、唯は休日3人が待つ街まで出かけた。ただしここでも横断歩道で通行人にぶつかったり、散歩している犬に気を取られたり「おいおいここまで辿り着けるのか?」待っていた律に心配されるほど。「お金はお母さんに無理言って、前借りさせてもらったよ。計画的に使わないとね。」唯はお金は工面したことを報告して、改めて使うのは計画的にしなければと肝に命じた。しかし言ったそばから洋服に見惚れたり、ゲーセンに行ったり喫茶店でお茶したり。完全に遊びモード状態で「本来の目的」は、唯の頭の中から既に消えていた。(5万も前借りさせてくれるなんて。高校時代バイト禁止だったので、バイト始めたのは高校卒業してからです。初めて自分で稼いだお金って嬉しくて使えなかったことを覚えています。)



 ようやく楽器専門店を訪れた4人。「うあああ楽器が一杯。」初めて見るギターの多さにただただ驚くばかりの唯。「何か選ぶ基準ってあるのかな?」どれがどれだか分からず、とりあえず選ぶ基準について尋ねた。「そりゃあるよ。重さやネックの形や太さも色々あるんだ。だから女の子がネックが細い方がいいよ。」女の子に合ったギターを選ぶべきだと答えた澪。しかし唯にアドバイスは届かなかった。可愛いと思った25万円のギターに目が留まった。「このギターが欲しいの?」様子を察し欲しいかどうか確認した紬。唯もその言葉に頷き、安いギターがあると勧めた律の言葉は完全スルーした。「あたしも欲しいベースがあった時悩んで悩んで決めたなあ。」「あたしもドラムセット値切ったなあ。」唯の様子を見て澪と律は、自分が買った時の思い出を口にした。当然お嬢様の紬には、値切るという概念は存在せず「何だか羨ましいです。」逆に律に羨望の眼差しを向けた。「よし皆でバイトしよう!唯の楽器を買うために。これも軽音部の活動だって。」気に入ったギターが高過ぎて手が出せない唯の為、皆でバイトをしようと提案した律。紬も仕事に興味が沸き、シュプレキコールで気勢を上げた。(何ていい仲間なんでしょうか。皆でバイトして唯の欲しいギターを買おうとするなんて。こういう仲間なら何年でも付き合えるんじゃないですか?ただ唯だけは複雑な表情で、和に話すと皆を巻き込むと知られ変に驚いてました。)



 翌日部室でバイト探しを開始した4人。その中でクールなスタイルの澪は、意外や意外人と接する仕事が大の苦手だった。ティッシュ配り・ファーストフードやコンビニの店員。とにかく上がってしまいまともにしゃべられない性格の持ち主だった。「(やる前から無理だとかダメだとか言ってる。唯のギターを買うためなのに。それは軽音部のためでもあるのよ。乗り越えなくちゃ自分を)私何でもやるよ!」唯や部活のため最初から逃げていたらダメだ。だから自分で乗り越えなければいけない。澪は何でもやると意気込みを示した。「あれこれなんてどうかな。これなら澪ちゃんでも出来そう。」他の3人は澪の決意をスルーしながら、人と接しない交通量調査のバイトなら出来るはずと考えた。「交通量調査なら出来る。」澪も了承して、4人はバイト当日を迎えた。(バンドって人前に立つんですよね?澪はこんなんで本当にステージに立てるの?逆に唯はおバカだから意外と何にも考えずにやっちゃうかも。人って得手不得手があって、自分に合っていることに気付かないと先に進めないんですよね。)



 憂から全員のお弁当を受け取り唯はきちんと到着した。ただ早速カウンタを渡されるといきなり連打を始め、触発された律もそれに参加。小学生みたいな意地の張り合いをして「あーあ何やってんだか。」一番心配された澪から呆れられた。調査は1時間交代で行われ、まず最初に唯と紬が担当。最初はきちんとボタンを押していた唯だが、徐々に欠伸をするなど飽きて来た。一方紬はお嬢様だがきちんと仕事をこなししっかり者ぶりを披露した。その間澪と律は車中で待機しながら、ギターが当たる懸賞のはがきを書き「これなら早いかも。」など淡い期待を持っていた。その後自分達の番になったが、律はドラムのビートでカウンタを押し始め「真面目にやれ!」澪から注意された。それでも仕事をこなし無事昼休みを迎えた4人。「むぎちゃんの家お菓子余るほどあるんだ。それってどんな家?」いつもお菓子を持って来る紬の自宅に興味深々の唯。「あたし達職業病かも!」空に浮かぶ雲を見つめ、つい数えてしまう澪と律。4人が何とか仕事をこなし交通量調査1日目を終えた。「皆本当にありがとね。あたしギター買ったら毎日練習するね。」3人の協力に感謝しながら別れ際に毎日練習して上手くなると意気込みを語った唯。今までにない積極的な姿勢を見せ笑顔で別れた。2日目も眠たそうにしながらも勤めを果たした4人は、担当者から給料を貰った。「1日8000円か。お母さんのを足しても全然足りないや。」「じゃあまたバイト探そっか。」2日間4人で働いた給料の合計は6万4千円。前借りした5万円を加えても目標の25万円には遠く及ばない。そこで律はまた新しいバイトをしようと提案した。(ここまで唯のために頑張る3人は本当にいい女の子だなって思います。普通は自分で用意しろとか安いので我慢しろなんて言うのが相場です。しかし皆で協力する姿がとても好感持てますし、そこにギャグが加わってより良いアクセントになっていると感じます。こちらとしてはそれが面白いです。)


 

 「やっぱりこれいいよ。皆自分のために使って。あたし自分で買えるギター買う。1日も早く皆と一緒に練習したいもん。また楽器屋さんに付き合ってくれるかな?」自分で稼いだ給料は、自分のために使って欲しい。唯は3人に給料を返し、自分で買えるギターを買って練習したい意志を明確にした。3人も唯の思いを知り笑顔で了承。後日約束通りギター専門店を訪れた。しかし唯は本当に欲しい25万円のギターの前で足が止まった。「よっしゃやっぱりバイトするか。」唯の本当の気持ちを理解しバイトをしようと促した律。「ちょっと待ってて。」律を制し、紬がいきなり男性店員の前に立ち「あのう値切ってもいいですか?ギターのお値段まけてもらえませんか?」著級のおねだり攻撃を仕掛けた。「はあ何言ってるの。あれまさかあなたは社長の娘さん?」最初相手にしなかった男性店員。しかしマユゲが社長と同じだと気付き、態度を突然豹変させ電卓で値切った金額を見せた。「もう一声!」更に値切りを迫る豪腕で、25万円を5万円に値引きを可能にさせたのには訳があった。実はギター専門店は、紬の父親が社長を勤める系列店だという裏があったからだ。(職権乱用。完全なワンマン会社の典型例って感じがします。社員は全員頭が上がらずなすがままでした。それにしても唯ちゃんは、宝物を手に入れた小学生みたいにずっとギターを話さず添い寝までしてました。いやはやよほど欲しかったんですね。)



 ギターを持参しポーズを決めた唯の姿に拍手を送る3人。「ギターを持つとそれらしいね。」「何か弾いてみて?」ミュージシャンらしい格好の新米ギタリストに曲を要求する律。リクエストに答えた演奏した曲は、ラーメン屋のチャルメラ。「いやギターって触るのが怖くって。鏡の前でポーズ取ったり添い寝はしたんだけど。」まだフィルムも外さず、神仏のように扱っており練習なんてしているはずがなかった。「おりゃああ!」フィルムに気付いた律が、予告無しについ出来心で外した。放心状態の唯だが、紬が差し出すお菓子を食べ直ぐに機嫌がよくなった。「ギターってやぱり弾く物だよね。練習しないとかわいそうだよね。ありがとうりっちゃん。」本当に何をすべきが気付かせてくれた律に感謝したが、音楽の知識は皆無に近くアンプから線を外した時に大きな音を出してしまった。前途多難なスタートを切る軽音部。「目標は卒業するまでに武道館でライブよ!」律の掲げた壮大な目標に向かって小さな一歩を踏み出した。(EDが神曲でオリコン1位計画もあるみたいです。当然協力しますよ私。中の人なら武道館ありうるし、もしかしたらちょっとしたオタクバンドブームが到来するかも。ニコ動では既に演奏してみたが、けいおんだらけになっているみたいだし。来週は最初の関門中間テストです。)

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