久嵩の命令を受け、マサキと沢渡率いる部隊が御崎町に現れた。今まで謎だった新たなスフィアを設置する為だ。それに対してJUDAは浩一とラインバレル不在の中、サトルのハインド・カインドと美海のペインキラーを中心に特自の迅雷部隊で応戦した。しかしグラン・ネイドルのスフィアハブ・ファウンテン設置を許し、手も足も出なかったサトル達。特に英明が己に正直に向き合うように、訴え殴り合った浩一不在の穴を埋めようとした美海は、マサキから言われたファクター失格発言により、失意のどん底に叩き落された。スフィアの狙いが、向こう側の主力部隊を呼び出すゲート形成だと知った今、浩一達は力を合わせて加藤機関に立ち向かおうとした。

 


 「美海もう一度トライしてみて。」傷付いたペインキラーの自己修復モードが機能せず、美海がコックピットに座り自己修復を試みようとしたレイチェル。しかしその結果は、大きな変化が無く修復もままならなかった。「ごめんなさい少し疲れてみたい。でも今はへばっている時じゃないよね。」懸命に努力したが修復は果たせず、頑張る姿勢をレイチェルに示した美海。15分間の休憩中レイチェルと吾郎の話が聞いてしまった。「ペインキラーのDソイルに障害が?Dソイルその物に障害が出ているのは厄介だな。美海君とペインキラーは、戦力外という事になるだろうな。」不調の原因がDソイルの障害だと突き止めたレイチェル。それを踏まえ吾郎は、美海とペインキラーを戦力外と判断した。(美海ちゃんの不調の原因は、失恋だと思ったのですけど。Dソイルに異変が発生するという事は、もうどうしようもない。巨乳の女子高生ファンの方は、中心が美海ちゃんですから楽しみなんじゃないですか?それにしても吾郎さん戦力外はきつくないですか?)



 一方シズナ・イズナ・ジャックの3人は、ニューヨークにある国連本部に乗り込んだ。「膨大なエネルギーを御崎町に設置したスフィアハブファウンテンに集められ、衛星軌道上に集められ巨大な空間を形成する事になるんです。要するに他所の世界の奴らが、次元に穴ぼこ開けてやって来るんや!どうやこんな横暴黙って見過ごす訳にはいかんだろう?」スフィアの謎と加藤機関の真の狙いを訴えたシズナとイズナ。しかしテロ組織のレッテルを貼られたJUDAの言う事は、戯言として切って捨てられ警備員に追い返された。「フラッグの方は、たった今最終プログラムを開き始めたようだ。」JUDAの動向とフラッグの状況を報告した玲二。「想像通りだ!例の作戦を次の段階に進めるとしよう。」全てが久嵩の想像通りの展開となり、次の作戦の準備を開始する事を玲二に伝えた。「そうかだったら次の作戦を考えないとな。」シズナとイズナの報告を聞き、次の作戦の必要性を伝えたサトル。その様子を見たシズナは、違和感を持っていた。「別に何も無いよ。」平静だと強調したが、指摘通り玲二の事で悩みを抱えていた。(っている事は正しいけど、誰も信じてくれない現状。それを証明するにはルル機関の非を明らかにしなければなりません。手の中で遊ばれているJUDAにそれが出来るかどうかそしてサトルは、玲二に対しどうぶつかっていくのか?ただ玲二の裏切りの理由が、分からないから悩んでいると感じました。)



 同じ頃自分を追い詰めるように、トレーニングマシンを使ってがむしゃらに走った美海。その裏には、自分を見下し存在を否定する言葉があり、今のままでは足手まといになるだけだと考える焦りと危機感があった。しかし理沙子が作ったケーキを、浩一達が集まり食べている時「あたしは自分に出来る事をしているだけだよ。」褒められた理沙子が、自分に出来る事をしているだけと答えた言葉が、美海の心を動かした。そんな美海の悩みは誰も知らないまま、プロジェクトジュダの中枢解析が行われていた。中枢部分は向こうの世界の技術が使われ、解析を担当するのは、向こうの世界の知識を持つ絵美。これでJUDAの防御にメドが立ち、時空の穴をこじ開けるディメンションヒーラー発動阻止に向け、スフィアの破壊計画を説明し始めたレイチェル。「これだけのシステムだから、それを制御為のユニットが在るはず。各スフィアのエネルギーの移送から逆算して、ユニットの所在地を割り出す事にしたの。」現状やるべき事は、制御ユニットの破壊。それを実行する為に調査中なのだ。「ナイスな展開だよ。早く敵の本拠地を叩こうぜ。」状況を知り、出撃してやっつけようと意気込んだ浩一。しかし状況を飲み込まない浩一の発言に対し、英明を筆頭にやれやれ感一杯の異論・反論が飛び出した。(それってルルはきっと想像通りでしょう。ここは一番大事な場所だから、私なら玲二を配置しますね。そうなればクライマックスも近い。本当に面白くなるのは、ここからではないでしょうか?)



 「大丈夫、誰が何と言おうと浩一君は格好いいもの。どうして皆浩一君を駄目人間みたいに言うかな?だって浩一君は、ちゃんと皆を守る正義の味方だよ。」集中砲火される浩一の姿に黙ってられず、浩一のよさをアピールした美海。しかしあ然とする一同を見て、顔を真っ赤にしてその場を立ち去った。「俺ってそんなに格好いいかな?」女の子に褒められデレデレした浩一。当然浩一が好きな理沙子は、面白くなく強烈なビンタを食らわした。叩かれて愚痴をこぼしながら部屋を出た浩一。するとトレーニングのし過ぎで疲れ果てた美海を発見した。「やっぱり私、迷惑掛ける足手まといだけだよね。」助けられ弱気になる美海。「美海は大切な仲間だ。足手まといなんて思ってない。」大切な仲間を足手まといだと思っていないと告げた浩一。「やっぱり浩一君は格好いいや。私も浩一君の力になりたい。何も出来ないで、ただ泣くなんてもう2度・・・・・私も浩一君と一緒に皆を守る正義の味方になりたかったな。」仲間と思い恋する浩一の力になりたい。両親を事故で失い、無力で何も出来なかった経験はしたくない。しかし今の自分には、それを実行出来る力が無いと自覚していた。美海は過去形で正義の味方への憧れを告げた。「何で過去形なの?美海もなれるよ正義の味方に。でも俺はほっとしたな。いつも美海は、悩み事を全部抱え込んでいたけど、ちゃんと弱音も吐けるじゃんって。落ち込んだり愚痴ったり、そんな美海でもいいじゃないか。」これから正義の味方になれると励ました浩一。いつも1人で悩みを抱え込む女の子が弱音を吐いた。それは逆に親近感を持つようになったと告げた。浩一の優しい言葉に恋愛感情が爆発。ついに自分からキスをした美海。「あんなことしてどうするの?それじゃ浩一君が悩むだけじゃない。」相手の事を気遣いながら、自分の気持ちは抑えられなかった。(ちゃんと自分の事を見てくれる浩一に対し、ついに行動に出た美海。浩一の言葉は正論だし、自分にとって重荷をとってくれる優しい言葉。それが我慢していた好きという気持ちに火をつけたと思いました。まあロボットアニメなのに、これほどのハーレムアニメになるとは。)



 ハワイ諸島でディスイーヴが、加藤機関に襲撃に遭った事実が伝えられた。「待ち伏せとは卑怯な?ぎったぎったにしてやるわ。」待ち伏せされたイズナとシズナ。攻撃する敵が加藤機関だと思い逆襲すると意気込んだ。「そんな事しても良いのかしら?」「周りをよく御覧なさい。」意味深な発言をする中島とユリアンヌ。「姉さんあれ加藤機関じゃない。」アルマや戦艦には、UNの文字が。つまり加藤機関と国連軍が手を結び、JUDAに対する攻撃を行っているのだ。勿論ただ手を拱いて居る訳にはいかず、結衣から場所の詳細を聞いたラインバレルと浩一が、ハワイ諸島に向けて救援に向かおうとした。「浩一君私も出撃する。サトル君達には、ここを守ってもらわないと行けないし。」修復機能が無いペインキラーで出撃を決意した美海。早速現地に到着し状況を聞き戦闘を開始した。(気にするなと言っても、男が女の子からキスされたら大変じゃないですか。ただ浩一も舞い上がらずに冷静に対応出来るようになったのは成長の証です。国連には手は出せない戦いをどう切り抜けていくのか?)



 「こんにちはラインバレル。そしてペインキラーのファクターさん。」目の前に現れた中島のタリスマン。地面には、裏切り者ジャックへの制裁を加えた姿があった。「お前らなあ!」冷静さを失い突進するラインバレル。「見境無く攻撃すると大変な事になるわよ。」テロリスト排除の名目で攻撃する国連軍を盾にするユリアンヌのツバキヒメ。狡猾的な作戦を使われ、ラインバレルは一方的に攻撃された。「不便ですねえ正義の味方は。美しく歌いなさい!」手負いのペインキラーに容赦の無い攻撃を浴びせたタリスマン。しかしこのままでは、周囲を囲んだ国連軍に被害が出てしまう。するとラインバレルが、身を挺して攻撃から国連軍を守った。「ラインバレルが我々を庇っている。隊長我々はどうすれば?」テロリストが自分達を守っている。考えもしなかった状況に陥り動揺する国連軍兵士。「我々の受けた命令は加藤機関の護衛!攻撃しろ。」あくまでも命令を守るよう命じる隊長。二重の攻撃を受け防戦一方のラインバレル。「じゃあそろそろ止めを刺させてもらいましょうか。」美海に最後通告をした中島。それでも最後の力を振り絞り抵抗を試みたが通用しなかった。「嫌ですねえ。私は傷付けられるより、傷つける方が好きなんでよ。」美海の抵抗は逆に中島を怒らせ、容赦の無い攻撃に拍車を掛けた。ラインバレルは、ツバキヒメに抑えれれ助けに行くのは容易ではない。心肺機能とDソイルの数値が落ちる中、美海は絶体絶命の危機に陥った。(完全に足手まといになってます。それでも浩一を助けたい思いは、認めたいですけど。戦闘になったら相手は容赦ないですから。中島さん中の人祐作なのに意外とやる事がドSなんですよね。言葉遣いが奇麗なSの人って怖いです。)



 「お前らどうして?加藤久嵩は、侵略者を呼びこみこの世界を滅ぼそうとする。お前らはこの世界が滅びても良いって言うのか?」美海を守る為攻撃を受け続けた浩一。久嵩のやろうとしている事を認めるのはなぜか疑問をぶつけた。「構いませんね。逆にこっちが聞きたいですよ早瀬浩一君。君は、ここの住人を守る価値があると本当に思っているのですか。あの連中を御覧なさい。圧倒的な戦力を前に、己の正義や理想も簡単に捨ててしまう。」浩一の真剣な訴えを鼻で笑った中島。逆に守る価値の無い人間を守る事が、本当に意味があるのか尋ねた。かつて中島も愛する人を守ろうと正義と理想に燃えていた。しかし愛する女性を失い絶望した。「正義は未来の中にあるのです。加藤総司令が導く未来のみ!」久嵩が作る未来を信じ今を否定すると、今を守ろうとした浩一を攻撃した。「させない浩一君は私が守る!」愛する人が目の前で傷つけられている。傷付いた美海は、ペインキラーのDソイルを活性化させ能力を飛躍的にアップさせた。(中島さんは朋也みたいですね。今に絶望して未来を創ると想ったルルに従おうとした。それは中島さんの中の正義なんだと思いました。ユリアンヌは人を見下すような女ですから、強い人間に付いたって感じですけど。)



 「私の代わりに世界を守って。大好きだよ浩一君。」浩一を守ろうと玉砕戦法に出た美海。ペインキラーは、タリスマンの槍に突き刺されながら、道連れに自爆を試みた。「美海止めろ!」必死で止めようと近づくラインバレル。大爆発が起きこれまでかと想った瞬間、ラインバレルモードBにチェンジし自爆を食い止めた。更にペインキラーの傷を修復した。「美海このバカ!何勝手にしようとしてるんだ。仲間を死なせて助かるなんて、格好悪い事出来るか。俺は正義の味方なんだぞ。」仲間をみすみす死なせる訳にはいかない。浩一は美海の勝手な行為を一喝した。そして迫り来るツバキヒメを退け、圧倒的な能力の違いを見せタリスマンを真っ二つにした。「総員撤退!」タリスマンが中島もろとも海に落ち、撤退を命じたユリアンヌ。無事危機を脱し浩一は、美海の所に駆け寄った。「大丈夫だよ!Dソイル元に戻ったから。浩一君私ももう一度正義の味方目指してみようかな。」大好きな人に助けられ元気とやる気を取り戻した美海。プロジェクトジュダの真の姿であるフラッグも稼動した。「あっぱれあっぱれよくやった。実はこのフラッグも加藤機関からこっそり持って来たんだ。加藤の大型潜水艦シャングリラの1パーツだったりするんだよね。」久嵩の作戦に必要なフラッグを持ち出し、この光景が現実になると思いホログラムに残していた石神。「こっそりってレベルじゃないだろう。」あきれ返る誠だが、これで加藤機関とも戦っていける状況になった。ただ1人玲二からの手紙を握り締め、もう1度向き会おうとするサトルだけは、1人異なる道を歩もうとした。(ラインバレルモードBはチートすぎる。圧倒的じゃないですか。絵美の認証無しで動くとは思いませんでした。いよいよラストに向けて進み始めた物語。サトルは、フラッグに敏感に反応する人とどう向き合うのか?フラッグファイターはどうするのか?)

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