陽平にしっかりした恋人がいれば、妹の芽衣も安心すると思った朋也。中々恋人役が決まらない中、陽平を気に掛けていた早苗が名乗り出て1日デートが始まった。自分中心行動し早苗を振り回すデートプランに頭を抱えた芽衣。それでも栄養のバランスを取れた料理を食べるように勧めたり、常に陽平に合わせるようと努力した早苗。時間は既に夕方になり日も暮れた頃、幼い女の子がいじめられいる光景を目撃した。



 直ぐに止めようとした芽衣や早苗。しかし陽平は子供の喧嘩として放置しようとした。幸い兄が

救出に入り事なきを得た結果になったが、2人がお使いの帰り道が分からなくなった事を知った早苗。名札に名前と住所が書かれてあったので、自宅まで送ってあげた。これでデートの時間が無くなりふて腐れる陽平。その態度を見て自分の知っている兄とは違うと感じた芽衣。何とか

元の兄に戻ってもらおうと、自分は彼氏が居るから会いに来たと嘘を付いた。心配して追いかけてもらえるはずだと思ったが、陽平は部屋から出て来なかった。結局朋也は、陽平の彼女は

偽者であり、立ち直るきっかけにしようと考えた事を明かした。



 翌日早苗達が2度目のデートをする中、朋也と芽衣は2人の行き先が分からなくなり、一緒に

遊びに行く事になった。嘘を付いた時兄ではなく、心配して追いかけた朋也に昔の陽平を重ね

合わせながら、朋也を自分の理想の兄だと思い始めた芽衣。一緒にプリクラを撮ったりして楽しい時間を過ごしていた。しかしそこにデートを終えた陽平と出くわしてしまった。プリクラを取り上げ詳細を尋ねた陽平。すると芽衣の言っていた彼氏は、自分であり渚とは別れると宣言した朋也。そのまま2人で立ち去った。独り言で待つように言ったが、それでも陽平ははっきりと態度で

示さなかった。挑発しても妹を心配しない態度にがっかりした朋也。最後の手段として芽衣は、輝いていた頃にしていたサッカーをすれば、また自分の知っている兄に戻ると思った。



 翌日陽平は登校しなかった。「あの後皆で話したんです。何がどうなっているだろうって?」朋也と芽衣が仲良くしている光景を目撃して、どんな事情があるのか話し合った事を昼食中に友也と渚に告げた椋。「芽衣ちゃん春原さんを心配しているんです。」芽衣が滞在している理由は、陽平を心配しているからだと答えた渚。もう一度サッカーをやって欲しいという願いについて説明をしたのだが「無理無理出来る訳無いでしょう!あんただって知っているでしょう?ウチのサッカー部が、どんな連中なのか。関わるのは止めておきなさい。」詳細を聞いて直ぐに無理だと即答して、サッカー部に関わるなと忠告した杏。非常に評判が悪く「いじめっ子」という表現がピッタリの

集団だった。(監督がちゃんとしてないから、そんな部活になるんだ。強いチームなら絶対にそんなトラブルなんて起こらない。陽平が辞めた原因は、よっぽどの事だったのですね。)



 放課後陽平の居場所を探した朋也達。しかし肝心の本人は、寮にもおらず居場所が分からずじまいだった。「なあ芽衣ちゃん考え直さないか?上手く行く見込みは、低いと思うぞ!」復帰は

困難だと考えていた朋也。サッカー部復帰を頼むのを止めた方が良いと進言した。「私先に行って頼んでみます。」今の芽衣には、サッカー以外陽平を立ち直らせる方法は考え付かず、1人で

サッカー部の部室に向おうとした。流石に1人で行かせる事は出来ず、朋也と渚も同行した。「何春原陽平を復帰させろ?バカを言うなあいつの名前なんて聞きたくも無い!出て行け。」陽平の名前を出した途端、サッカー部員が一斉に反応。対応した部員も陽平と関わりたくないので

3人を門前払いしようとした。(サッカーはチームワークが大事です。アントラーズだってグランパスだってレアルだってチェルシーだってマンUだってそれは基本。しかし光坂高校サッカー部は

そういう連中が居ない。こんな所に戻っても駄目でしょう。)



 「待って下さい!兄がご迷惑を掛けたのは知ってます。でもどうかお願いします。このままでは

兄は駄目になちゃうって思うんです。」必死に頭を下げて復帰を哀願した芽衣。「あいつは元々駄目な奴なんだよ。最初から何をやっても駄目なんだよ。岡崎お前も同類だからその辺は分かっているだろ。それにそっちのあんたもダブリのはみ出し者だしな。」陽平は最初から駄目な奴で

しかも朋也と渚も同類だと決めつけ嘲笑したサッカー部員達。結局まともに取り合ってもらえず

3人は有紀寧がいる資料室に向かった。「悪いな急に押しかけちゃって。お前ならこういう事でも

相談に乗ってくれると思ってさ。」いろいろな悩みを抱える生徒と接する有紀寧なら、解決のアドバイスをしてくれると思った朋也。(腐ってるサッカー部だ。こいつら試合でも多分ろくなプレーしないですよ。何の為にサッカーしているのだか。人をバカにする為にサッカーしてるのか?)



 「構いませんよ、ここには沢山の悩みを抱えた人がいらっしゃいますから。岡崎さん春原さんとサッカー部の間に聞かせて頂けませんか?」2つ返事でOKすると、サッカー部と陽平の間に起こった過去の経緯について説明を求めた有紀寧。一応芽衣の了承を得て、朋也は退部に至った経緯を話し始めた。光坂高校サッカー部は、先輩後輩が絶対服従。なので先輩の言う事を後輩は守らなければならなかった。嫌がらせを受け理不尽な要求をされ、陽平は我慢出来ずについに先輩を殴った。結果新人戦の出場を辞退せざるをえなくなり、陽平は退部した。「私の兄の事をお話した事ありましたっけ?私の兄は、殆ど学校にも行かず盛り場で喧嘩ばかり。警察のお世話にもなったような人です。昔は兄の事が怖いと思ってましたが、今では兄の事がよく分かるんです。良い所も沢山あるのに、上手に引き出せない。ただ不器用なだけだったと。」兄は真面目な妹とは正反対の性格の持ち主。しかしそれは自分の良い所を上手く引き出せず、自分を表現するのが下手なだけだと気付き、理解する事が出来るようになった事を告げた有紀寧。「確か早苗さんも同じ事言っていたっけ。」早苗も陽平は不器用だと感じていた事を思い出した朋也。2人の意見は、サッカーでなくてもきっかけがあれば、芽衣の大好きな兄に戻ってくれると事では全く同じだった。(陽平はサッカーという目標を失った。自分で何か目標が定まれば、きっと元に戻ってくれると思うのですけど。但し大きな目標が無くなると取り返すのは大変ですしかしまあ朋也と陽平が、同じように喧嘩して職員室に呼ばれてからの付き合いだとは2人らしい出会い方ではないでしょうか。)



 翌日朋也は、前日学校を休んだ陽平を問い詰めた。「芽衣はお前と居るんだろ。僕は早苗さんとの事で忙しいんだ。構っている暇なんて無いね。芽衣の事は任せるよ。上手くやってくれ。」早苗の事で頭が一杯で、付き合っていると聞かされた朋也に芽衣を任せ切りの陽平。「いい加減にしろよお前!芽衣ちゃんが今何やっているのか知ってるのか?サッカー部の奴らに聞いてみろよ。お前の事を考えているか分かるはずだ。」妹を省みない態度に朋也の怒りが爆発。胸倉を掴み喧嘩寸前の状態になった。「止めなさい!原因は何?」「朋也君春原君喧嘩は行けないと思うの。」その場藤林姉妹とことみが仲裁し事なきを得たが、未だに芽衣の意図を陽平は理解せず、ただ朋也との遺恨が残っただけだった。



 結局午後から陽平は、授業をエスケープしてしまった。当人が居ない中、再びサッカー部に

復帰を頼みに行こうとした芽衣。「渚お前は先に帰ってろ。サッカー部がどんな奴らか分かっただろう?話がどうこじれるか分からない。行くのは俺と芽衣ちゃんだけでいい。」自分も行こうとした渚をトラブルに巻き込むまいと、先に帰らせようとした朋也。「そんなの駄目です。そんな話を聞いたら尚更です。」話を聞いて尚更自分も行くと主張した渚。例えトラブルになっても、芽衣を連れて逃げると答えた。結局強情な渚も連れて3人で、練習中のサッカー部のキャプテンの元に

向かった。「何かお手伝い出来る事があったらさせて下さい。」邪魔者と決め付け無視しようとするキャプテンに必死で頭を下げる芽衣。そして朋也も陽平の為に頭を下げた。「へえ岡崎が人に頭を下げるとはね。最近変わったって聞いたけど本当だったんだな。ボール拾いでもしろ。」不良だった朋也が、相手に頭を下げる様子を見て、とりあえずボール拾いを命じたキャプテン。「

ボール拾い頑張ろうぜ!」一致団結して頑張ろうと気を引き締めた。



 3人はゴール裏でシュート練習のボールが、ゴールから外れた時に拾ってくる役を任された。しかしサッカー部員達は、わざとシュートを外し罵声を浴びせて、ボールを取って来させた。へとへとになりながら、陽平の為一生懸命に何度も飛ぶボールを取って来た3人。朋也は、身体の弱い渚を気遣い率先してボールを取りに行った。そして芽衣は、まともにボールを受けて倒れてしまった。「平気です大丈夫ですから。」何とか兄の為に気丈に振る舞い立ち上がった。結局いじめに近いボール拾いとグランド整備までこなし、部室に戻り報告した。(最低だなこいつら。人間としてクズだから、こんな奴らにサッカーやって欲しくない。まあ卒業しても何処のチームも引き取り手は無いだろうけど。やっぱり人間性は、スポーツでも大切なんです。)



 「駄目だわ!お前の兄貴のような嫌われ者、誰が仲間に入れてやるか。あいつヘタレだし、根性無しの癖に吠えまくる負け犬!サッカーも辞めて、勉強も出来ない落ちこぼれ。あんなクズの為に力貸してやる意味なんてあるの?」最初から復帰させるつもりなどなかった部員達。それに代わって陽平を辛らつな言葉で馬鹿にして嘲笑するだけだった。怒りがこみ上げる朋也達に更にショッキングな事が告げられた。「春原の奴お前達が何してるか知ってるんだぜ。でもどうだお前の兄貴全然こねえじゃねえか。見捨てられたんだよ、妹がこんな真似してるのに。」陽平は

自分の為に動いている事を後輩部員から聞いて知っていた。にも拘らず部室には姿を見せず

芽衣は見捨てられたと聞かされ、悲しみのあまり泣き出してしまった。「ほーらもっと叫ばないと

お兄ちゃんに聞こえないよ。」涙を流す芽衣の手を引っ張り、大声で泣かせようとしたキャプテン。止めようとする朋也だが、前には他の部員達が立ちはだかった。



 芽衣を泣かせるんじゃねえ!」ついに陽平が姿を現し、キャプテンに強烈な蹴りを食らわし妹を救出した。その後朋也も含めた大乱闘になり、雨が降り出すまで続き、音を上げたサッカー部員達が退散して乱闘は終わった。「このバカ芽衣ちゃんに謝れよ。お前さえちゃんとしていれば、こんな事にならなかった。本当に駄目な兄貴だよ。」芽衣を悲しませたのは、全部陽平のせいだと言い切り、謝るように求めた朋也。「喧嘩売ってるのか?」決して謝らず、朋也と対峙した陽平。2人の仲裁を聞かずついに殴り合いの喧嘩が始まってしまった。


朋「このバカ野郎!お前のせいで、芽衣ちゃんがどんな思いをしたと思ってるんだ。お前がしっか

  りしないでどうするんだ。」

陽「てめえ!」

朋「お前は芽衣ちゃんの兄貴だろ。もっと芽衣ちゃんの事を考えてやれよ。」

陽「考えたさ!」

朋「嘘付け!芽衣ちゃんが、俺みたいな男に引っ掛けられているのに、お前何もしなかっただろ

  うが?心配しなかっただろう。」

陽「したよ!心配したよ。」

朋「じゃあ何で放っておくんだよ?言い訳があるなら言ってみろ!」

陽「お前ならいいって思ったんだよ。本当は最後まで隠れていようと思ったけど、おまえがだらし

  ないから出て来ちまったんだよ。ちゃんと芽衣を守ってやれよ!それが彼氏の役目だろ!」

朋「てめえ春原!」

陽「渚ちゃんと別れるぐらいなんだろ。だったらもっとしっかりしろよ。」



 兄として守ってやらない陽平を責めた朋也。渚と別れる覚悟をしてまで付き合い、心配しならが妹を任せた陽平。互いに止められるまで殴り合った。翌朝顔が腫れたまま登校した朋也と

陽平。わだかまりは無く、お互いの顔を見て笑い合った。それは最初に会ったと同じ喧嘩した後の顔であり、親友として付き合い始めたきっかけの顔だった。「こんな馬鹿なことやってられるのも一生の内で、今だけだもんな。」立ち直りのきっかけを掴んだ陽平。早苗が秋生の妻だと知り

ショックを受け失恋したが、素敵な友人に囲まれいい方向に向かっていくだろう。(兄妹の絆を感じた物語でした。そして男同士の友情も感じました。互いに芽衣の事を考えて行動した結果でしたが、ちょっとしたボタンの掛け違いで喧嘩になりました。それでも部室に殴りこんだ時の陽平は

芽衣の知っている兄そのもので、立ち直るきっかけになったと思いました。)


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