演劇部復活が認められた。最初自信が持てなかった渚に「がむしゃらに掴み取れ!」
発破を掛ける朋也に、担任教師が岡崎家に家庭訪問した。そこで父親の直幸は息子の進路について「決めるのは私ではない。朋也君は朋也君!」などとまるで他人事の発言をした。「俺は
同じ屋根の下別々に生きて来た。俺と親父は家族じゃないんだよ。」直幸の言葉にショックを
受けた朋也は、渚から古河家に来ないかと勧められた。
「時間を置けば家族の絆を取り戻し、再びゆっくり話す時間が出来るかもしれない。」渚の
言葉を受け入れ古河家にやって来た朋也。全く異なる環境と、古河家の優しく温かい心の
ふれあいに戸惑いながら、新しい生活を開始した。しかし渚には思い出せないが、両親に謝ら
なければならない事がある。心の中でずっと抱いていた思いがあった。
本格的に演劇部の練習が始まった。渚は1人自宅前の公園で発声練習をしていると、心配
した朋也がやって来た。「ちょっとは気をつけろよ!こんな所じゃ危ないだろ。お前トロそうだから
心配なんだよ。」朋也は渚がトロそうだと思っていたので、気が気ではなかった。(渚ちゃんは
自分がトロいと思っていなかった。本人だけが自覚が無い事って結構つらいですね。でも朋也の
口の悪さにも慣れて、対応も以前とは全然違います。精神的に成長してると思いました。)
「やりたい劇は思い出したか?」朋也は学校で渚が言っていた、演劇について質問した。
「小さい頃聞かされたお話です。世界にたった一人残された女の子のお話。それは悲しい
冬の日の幻想物語なんです。」タイトルは思い出せないが、内容を説明した渚。それは「僕」と
「少女」が登場する、悲しい冬の日の幻想物語だった。(ようやく繋がりました。今まで話から
浮いて、全く関係なかったですけど!)
「終わった世界の女の子!どこかで見た気がする。それがどこでいつだったか判らない。」渚
から話を聞いた朋也にも心当たりがあったが、それがいつどこで見たかは判らなかった。早速
朋也は秋生に尋ねた。しかし「心当たりはねえなあ。やっぱり記憶にねえな。早苗に聞いて
みてくれ。」秋生は渚の小さい頃読んであげた童話や絵本の記憶も無く、早苗に聞いてみろ
と言った。ただ別れ際「お前が何を詮索しようとしているか知らねえ。もしわかっても渚には
言うな!まず俺に言え!」秋生は朋也が調べている事が判っても、渚に言わないように釘を
刺した。その後早苗にも同様の話をしてみたが、帰って来た答えは同じだった。しかも内容
すら印象に残っておらず、手がかりすら無かった。(レインボーパンは、確かにキモイ。古河
パンのお荷物扱いされても仕方無いですよ。早苗さんのパンって今まで売れそうなパン無い
と記憶しているのですけど。)
「大事な気がする!」手がかりが掴めなくても、とても大切な事だと考えた朋也。早速資料室
にいる有紀寧を訪ねた。しかし高校には演劇の資料やビデオはあるが、児童書や絵本は無く
結局手がかりは無かった。(陽平君はおまじないで、自分の好きな女の子と出会う為、ガチで
頑張りました。しかし結果は無残でした。でも有紀寧ちゃんのおまじないって、杏とトラブルに
なった時も当ったし、信じられると思いました。ただおまじないがダサいのが難点ですが!)
「女の子って男の方から告白された方が嬉しいだよな?」恋愛の話になり思わず質問した
朋也。「古河さんの事ですね。タイミングが大事ですね。急に迫られたり、強引にされたら気持ちが引いちゃいますから!」有紀寧は朋也が渚の事が好きだと判っていて、的確なアドバイスを
した。(まあバレバレですよね。渚は気付いていないかもしれませんが。その後陽平君と同じ
おまじないをした朋也君。一番最初に出会ったのが風子だったから、ヤバイと思って、熊が
いるから死んだ振りをしろって嘘付いて、真に受けた風子が信じてゾンビの真似をしたのが
最高でした。何だかネタとして笑えるし。でも結局一番最初に声を掛けたのは渚でした。
さすがの不良も照れくさそうで、純粋だなって思いました。)
その後部室に集まり自分が演じたいお話の概要を、朋也達に説明したし始めた。物語は
世界にたった1人残された少女が主人公。寂しさとつらさから友人を作ろうと、ガラクタを
集めて人形を組み立てた。そして人形は少女の想いに応えて、動き始めた。喋れる人形
「僕」と少女は友達になり、寂しさから解放されたのだ。「やっぱり覚えがある!」改めて話を
聞いた朋也!物語に心当たりがあると再認識した。
古河家に帰り朋也と渚は、物置きで物語の本を探していた。そこに秋生が現れ「そんなもん
はねえ。」と言い張り、無理矢理2人を物置きの外に連れ出した。(ちちくりあってろって。本当に誤爆しちゃいましたね。恋愛関係を推奨してどうするんですか?)その後朋也だけを店に
呼んだ秋生は、自分がこれから話をする事を渚や早苗に言わない様に念を押して、話を
しようとした。(秋生さんわざと早苗さんを隣においてませんか?1人乗りツッコミして。)結局
夜になって屋根に上がって話を始めた。
「お前は何を探そうが構わねえ。いいかあの物置にしまってあるのは、俺と早苗の過去だ!
そこにいるのは、夢を追っていた若い頃の俺達だ。渚は一度死に掛けた事がある。命を落と
そうとしているんだよ。」珍しく真顔になった秋生。物置には自分と早苗の知られたくない過去が
あり、それを知られたくない事。そして渚が子供の頃命を失い掛けた経験がある事を朋也に
話し始めた。(誰も絵本のコードネームおまるとか、エロ本100冊あるとかって言いません!)
10年前早苗は中学教師、秋生は自分がやりたかった職業(何でしょうか?)に付く事が出来
夢中で働いていた。しかし1人娘の渚と一緒に居る時間が取れず、ほったらかしにしていた。そんな生活の中、雪が降る寒い冬の日渚は熱を出してしまった。保育所は休みで、渚を世話して
くれそうな人もいない中、2人は仕事を休む訳にはいかず、熱が下がり秋生も直ぐに帰れると
思い、渚を置いて出かけてしまった。しかし渚は2人がいない2時間ほどの時間、外で帰りを
待ち続け、倒れていたのだ。仕事と夢を追いかけ、育児を両立する事が出来なかった!幸い
一命を取り留めた渚を見て「ずっとこいつの傍に居よう!」と秋生は誓い、仕事を辞め今の
古河パンを開店した。全ては渚を顧みなかった、悲しい過去から得た教訓だった。
「それを渚に言わないのか?」話を聞いた朋也が質問した。「きっと渚はこう思うだろう。自分のせいで、俺と早苗は夢を諦めたって。」渚が記憶が無いが、自分達に謝らなければならない
事があると勘付いていると思った秋生は、思い出を全て物置に隠した。過去を封印する為に!
(真実はいつも過酷!つらい話になればなるほど、この言葉は当てはまります。渚ちゃんは
優しいから、きっともの凄いショックを受けると思います。)
土曜日の夜ピクニックに行こうと提案する秋生。(ピクリン産ってニトロ化合物なんですか?
全く知りませんでした。)お弁当に詰める食べ物の話で盛り上がる古河家。「普通の親子って
ああいう物なのだろうか?俺を遠慮すべきだろうな?親父何してるんだろう。」家族団らんを
壊したくない朋也は、置き手紙を残し陽平の寮に向かった。(家族団らんを知らないから、気を
使いました。でも秋生さんウサギのりんごをリクエストするのはいかがなものかと。)
「渚ちゃん心配するだろうなあ。私の家は居心地が悪いとかさ。」朋也が姿を消した事で、渚が
必要以上に心配すると推測した陽平は、更に渚が自分に自信が持てないと考えていた。たとえ
自信が持てるようになったと渚が言ったとしても、それは朋也が傍に居るからだと言及。「いろんな事で叱ってくれたり、背中を押したりしてくれて自信も付く。自信が付いたのはお前のおかげ。お前にそっぽを向かれたら、今まで築いて来た自信はどうなる訳?どう思われているか判ら
ない。お前のはっきりしない態度が、渚ちゃんを苦しめてるんだよ。」朋也のおかげで自信が
持てた渚の前から姿を消し、自宅に転がり込んできた朋也の態度を陽平は非難した。
(真面目な話をする陽平は、もの凄く格好良い!とても好きなキャラです。)
話を聞いた後しっかり渚と向き合う事を決めた朋也。再び探していた渚達と合流した。ただ
ピクニックは中止になり、近くの公園で子供達と草野球をするのだった。「美味い!」渚が作った
弁当を食べて、素直に感想を言う朋也は、肩を気にしながらナイスバッティングを披露した。
お互いに意識する2人と見守る秋生と早苗。野球を楽しみそれぞれが笑顔で、充実していた。
家族の絆を感じ始め、2人の愛情も感じる朋也。今まで見せなかった表情が垣間見えました。
そんな朋也に励まされ自信を持つ事が出来る渚。果たして演劇は上手く行くのか。あと2回
本当に家族の素晴らしさを改めて、再認識させられるアニメだと思いました。


