悠二のシャナとヴィルヘルミナの鍛錬は徐々に成果が見られ始めた。自らの存在を食べた

燐子を呼び出された試験でも、恐怖のあまり逃げ出したが、シャナの「出来るよ悠二!」という応援もあり、一撃で燐子を消滅させる事が出来た。「次は自在法の構築よ!」シャナは存在の力を操れる様になった悠二に、様々な現象を引き起こす自在法の構築の鍛錬へとステップしていった。しかし封絶の中悠二の鍛錬を見ていた啓作は、ショックと不甲斐無さを感じ何も言わずに去って行った。(啓作悠二にびっくりしてましたね。私もびっくりしました)

 翌日ヴィルヘルミナは「フィレス」という言葉を残し、荷物を持ってマンションを出て行った頃、

マージョリーは相変わらず酒を飲んで酔いつぶれていると「マージョリーさんお願いがあります。俺を鍛えて下さい!」啓作は強くなってマージョリーと共に付いて行きたいと考えていた。「何それくっだらない!」鼻で笑うマージョリー、突然の言葉に驚く栄太!だが啓作のマージョリーの力になりたい熱意は強かった。しかし「あんた死ぬわよ。何もわかってない。」冷たく言い放ち、

啓作の熱意は否定してから「いいわ教えてあげる私が生きて来た世界を!」マージョリーは今まで自分が生きて来た過去の出来事を話し始めた。(マージョリーさんいくつですか?)

 時代は世界恐慌(1929年)から数年経った頃のニューヨーク!マージョリーは既に紅世の徒

と戦うフレイムヘイズで、封絶を仕掛けた穿徹の洞”(せんてつのほら)アナベルグと対峙、激しい攻撃を浴びせ楽勝に倒したかと思われた。しかしアナベルグは紅世の王シュドナイと依頼契約をしマージョリーに決定的なダメージを負わせた。「あの女生かしておくと厄介だぞ。この

数百年の間多くの盟友が討ち果たされている。シュドナイはとどめを刺すかどうか確かめたが、アナベルクはとどめを刺そうとせずシュドナイと一緒に立ち去った。何とか九死に一生を得た

マージョリーは、ドレスがボロボロになり怪我もしていたので、マルコシアスの清めの炎を裸

になって浴びていた時、封絶の中でも動ける少年が心配して近づいて来た。(裸だったから

一発殴られました。でもとても美味しいシュチュエーションでした)

 少年の名は魑勢の牽き手”(ちせいのひきて)ユーリィ・フボイカ、マージョリーが行く先ずっと

付いて来て一方的に話し掛けていた。「いったいどこまで付いて来るのかしら?」ユーリィの行動にいらだつマージョリーは、イーストエッジという名のフレイムヘイズに、レボルシオンと呼ばれる紅世の徒と戦う為ヨーロッパに赴いている。その戦いの状況についての手紙を渡す事が目的であったが、実はユーリィはイーストエッジの知り合いだった。(アウトローって助手という事で

しょうか?マルコ笑いすぎ!)マージョリーは、ユーリィが普通のフレイムヘイズとは違う雰囲気(気迫や静寂さ)などを持ち合わせていない事に違和感を抱き「あんた変なフレイムヘイズね!」とマージョリーが言い放つほどでフレイムヘイズにはいないタイプの人間だった。

 そしてイーストエッジがマスターを勤めるジャズバーに赴き手紙を渡しワインを飲む。当時

ニューヨークにはフレイムヘイズの数が極端に少なく、イーストエッジも動く事が出来ない状況で

「あいつらは私が始末する。」と息巻くマージョリーはユーリィがフレイムヘイズには向いてないと

考えていた。イーストエッジもユーリィが今の状況では戦う事が出来ないと判断しマージョリーに

教育する様依頼し、紅世の徒を倒すまでの条件でそれを承諾した。

 早速マージョリーは、戦いから消えたアナベルグを討ち果たすべく探索を開始した。ただいきなり戦闘に持ち込むとシュドナイだけと戦う事になるので、十分アナベルグの目的と現在位置を把握する事を優先しニューヨークの街を歩いていた。その後ろをユーリィが付いて来て微笑みながらジュースを差し出すと、仔犬の様にかわいらしい笑顔に照れながらもそれを受け取り、夕日

に照らされた公園に向かった。マージョリーは半世紀振りにニューヨークを訪れてその街の変化を感じていた。「そんな街を襲う徒は絶対に許せませんよしかもあの徒は文明の加速とか

言ってたんですよね人を食らうのが徒なのに。」ユーリィは語気を荒めて、徒の行動を阻止し

ニューヨークを守る正義のヒーローの様に怒りをあらわにした。(フレイムへイズの目的は正義の

味方では無い。徒への憎悪を燃やして戦うのみなのです。だからマージョリーには違和感を感じたのだと思います。)「フレイムヘイズの使命は人間を守る事ではないわ!」契約した紅世の王ウァラクにも咎められたユーリィは、アメリカに移民する為乗っていた話をし始めた。

 その船は紅世の徒(巨大タコ)に襲われ両親や乗客が存在を食われた。1人必死に逃げた

ユーリィだけは、海に逃げてウァラクに見出されてフレイムへイズとして契約を交わした。ただその時誰も助けられなかった事を後悔し「今度くらいは誰かを助けたいんです。」と自分の意思を言った。「今すぐ帰りなさい!あんたじゃフレイムヘイズは勤まらない。」マージョリーはユーリィに失格の烙印を押し、戦いに参加しない様に命じた。「でも徒を探さないと。」尚も同行しようと

するが「だったら奴の目的を言ってみなさい。こそこそ隠れているくせに、どうしてご覧あれ

なんて言ったの?徒の性格と今歩き回った結果で私は推測出来た。あんたはどうなの?」

マージョリーは、フレイムへイズとして半人前のユーリィを突き放し1人戦いに向かった。(まあ

ねえフレイムヘイズとしてはユーリィ君は失格ですかね)

 夜になり姿を消していたアナベルグは、エンパイアステートビルに現れた。果たしてアナベ

ルグはそこで「文明の加速」と称した目的をどう果たすのか?そしてシュドナイの動向!それに

対するマージョリーとフレイムヘイズ失格の烙印を押されたユーリィ、封絶が掛けられ

ニューヨークでの戦いがいよいよ始まるのであった。果たしてアナベルグの目的は何なのか?

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