ゼロの使い魔双月の騎士第9話「炎の贖罪」
シェフィールドの特命を受けたメンヌヴィル率いる特殊部隊は、一夜にしてトリスティン魔法
学院を占拠した。そしてオスマン学院長や生徒達と人質に取り立てこもる。救出しようと
した銃士隊は倒された。1人残ったアニエスは、メンヌヴィルが自分の故郷ダングル・テール
を焼き払った部隊の一員である事を知った。だが「私は副官に過ぎない。指揮官は炎蛇(えん
じゃ)と呼ばれた男だ!」炎蛇こそメンヌヴィルが長年追い求めていた積年の恨みを持つ人物であり、その告白にアニエスは衝撃を受けるのだった。
一方姉のエレオノールに幽閉されていたルイズと才斗、キュルケとタバサはコルベールと共に
学院の外に隠れ奇襲のチャンスを窺っていた。「あいつらは私達の存在を知らない。奇襲のチャンスはそこよ。」意気込むキュルケだったが、相手が戦闘のプロである事と知るコルベールは
自重する様に促す。だが言う事を聞かず奇襲作戦を練ろうとするキュルケ達を制し「私ならこの
事態を収拾出来る。ここは私に任せなさい。才斗君手伝ってくれ!」コルベールは才斗と共に
自分の研究室に戻った。
学院内ではメンヌヴィルがダングル・テールを焼き討ちした時の隊長だった炎蛇について
アニエスに話をしていた。炎蛇は何の躊躇も無く瞬く間にダングル・テールを滅ぼした。その
炎の威力と炎蛇の魔法の強さに興味を引かれたメンヌヴィルは、後ろから攻撃を試みた。
だが炎の魔法は簡単に弾き飛ばされ、圧倒的な炎の攻撃により顔に傷を負い、視力を失って
しまったのだ。魔法で銃士隊を倒したメンヌヴィルを凌ぐ力を炎蛇は持っていた。
コルベールと才斗は、救出作戦に必要な道具を作っている間も生徒達の安否を心配する
キュルケは苛立ち自分が助けに行こうとする。「今は待つ時!」タバサが制止した。そして
ようやく完成しルイズ達が待っている所に急行する。その時学院内では、メンヌヴィルが
「アンリエッタに使いを出せ。アルビオンから兵を引く誓約書を書かせるのだ!」と学院長に
要求して来た。「わしには女王陛下に対してそんな権限はない。」断る学院長に対して、生徒
達を立てに脅しを掛けるメンヌヴィルは「アルビオンは一斉攻撃を受けるぞ。そんな事を知らない
なんて馬鹿な奴らだ!」と口答えするジュリオを殺そうとした。
するとコルベールと才斗が作った白い物体がキュルケが空中に浮かばせ、階段の下に潜り
込んでいたルイズ・才斗・コルベールは救出を最優先に特殊部隊を攻撃しない様に作戦を
立てる。そして物体が破裂すると、一斉に光を放ちそれを見た部隊員達はまぶしさで目の自由を失った。隙を付いてコルベールに制止を聞かずに攻撃するキュルケとタバサは特殊部隊を
蹴散らしていくのだが、1人目くらましが通用しなかった男がいた、視力を失ったメンヌヴィル
彼は、炎の温度によって人を見分ける事が出来るのでキュルケを攻撃出来たのだった。
頭を掴まれ「お前の炎に焼かれた匂いを嗅ぎたい!」キュルケを殺そうとしたその時、コルベールが救出の攻撃を敢行した。その炎の温度は、かつて共にランゲル・デール制圧部隊に属し
ていた隊長=炎蛇の物であり、コルベールこそがメンヌヴィルが恨みを持ちながら捜し求めて
いた人物かつアニエスの故郷を滅ぼした張本人で、女子供構わず燃やし尽くしていた。
「ミスツェルプストーミスタバサを抱えて逃げなさい。ミスヴァリエール・才斗君皆を助けて
早く逃げなさい。」コルベールは指示を出してから、メンヌヴィルと対峙した。ルイズと才斗は
指示通り囚われていた生徒を救出した。(ルイズは縄解きの魔法が出来て褒められてました)
ただ1人アニエスは、両親や故郷全てを奪った積年の敵であるコルベールが目の前にいる事に
冷静さを失い、2人の闘いに割って入り「お前は私が殺す!」と言いながらコルベールに切り
かかる。そこに邪魔なアニエスに攻撃をするメンヌヴィルの炎が容赦なく襲い掛かる。だが
自分に切りかかるアニエスをコルベールは、タックルをして弾き飛ばし自ら炎の攻撃をまともに
受けてしまい、致命的なダメージを負ってしまった。
ダメージを受けながらも立ち上がろうとするコルベールの背中を見たアニエスは、火傷の跡に
気付きランゲル・テールが焼かれた時おんぶをして自分を救ってくれた男の背中と同じである
事を認識した。一方メンヌヴィルは、コルベールに致命的なダメージを負わせて「この時をどれ
程待ち望んだか俺はお前への復讐心でこんなにも強くなった。」と自信満々に高笑いをした。
それでも力を振り絞り必死に攻撃するコルベールだったが、メンヌヴィルの強大な力の前
には及ばず逆に怒りを増徴させる事になり、止めを刺そうと巨大な炎を作ろうとしていた。すると
様子を見ていたアニエスが「我が故郷の敵!」と叫びながらメンヌヴィルを一突き、敵を討ち
果たす事が出来た。アニエスの無事を確認したコルベールは力尽き倒れ込んだ。「なぜあの日
ランゲル・テールを焼き払ったのに私を助けたんだ。」矛盾するコルベールの過去の行動に対して疑問をぶつけるアニエス。「間違えに気付いたんだ!」一言理由を述べるコルベール
その間無事安全な場所に生徒達を避難させたルイズ達が戻り、倒れているコルベールの側に駆け寄る。しかし「私はこの日の為に生きて来た。20年・20年だぞ!」庇うキュルケを振り切り
止めを刺そうとする。その行為を見たコルベールは「どいてくれ彼女には私を殺す権利がある。」
とアニエスに殺される覚悟をした。
20年前ランゲル・テールを焼いたコルベールは、1人炎の中泣いていたアニエスを助けた。背中におんぶして走ろうとした時瓦礫が落ち、火傷を負ってしまった。今まで戦争で人を殺す行為は正しいと思っていたが、人を殺すという行為は罪であり間違いであるとランゲル・テールの
襲撃の際初めて気付いた。「アニエス君私を殺せ、だがこれを最後にもう人を殺すのは止めて
くれ。」自分を殺す様に要求したコルベールは、静かに息を引き取っていた。剣を振りかざして
いたアニエスは、コルベールの死をルイズから聞かされ剣を床に突き刺した。(敵が自分を守る
為に死んだのだからやりきれなかったのだと思いました)
後日ゼロ戦の手入れをしていた才斗の所にアニエスがやって来て、コルベールが書き残した
手紙を渡し、字が読めない才斗に代わりルイズが代読した。内容は、才斗が戦争に行かなければならない事態になった時コルベールが書き残したもので、過去自分が罪を犯しそれを贖う
為に研究に没頭して来た。しかし一度犯した罪は贖う事は出来ない事を思い始めた。だから
才斗には戦争に行っても戦いに慣れて、人を殺さない様に願い書き残したのだった。自分の
犯した行為を才斗にも犯して欲しく無いのだ。そして最後に才斗が、自分に話してくれた
現代日本に憧れて見て見たいという希望を書き残したのだった。
アニエスはコルベールの手紙の内容を認める事は出来なかったが、才斗は涙を流し慰める
ルイズ抱き合い共に死を悲しんだ。(普段ならルイズと才斗が抱き合うって良い展開なのに、もの凄く悲しくなりました。死亡フラグが立っていたけど先生には死んで欲しくなかった!思わず泣きましたよ。それにしてもEDが合わない合わない。)




