Ha un po' di tempo?

さて、筆不精なミネコに続けられるのか?このブログ。
演劇ユニット*pnish*にハマり、観劇熱に火が点いちゃったミネコです。マイペースに続けてゆこうかと。
『お時間があれば』どうぞいらっしゃいませ~!


テーマ:

ミュージカル『ハムレット』 @シアタークリエ

実は開幕から2日目のソワレを観て来たのだけど……備忘録を直ぐに記さなかったのは、正直に云って今回のは個人的に好みじゃなかったので。
幕開け直後だし、私自身が楽曲に馴れてないだけで「再見したら感想が変わるかも?」と思ってたり。
なので、今回は“辛口”です(*′・ω・`)

5幕2場ある長編のハムレットをミュージカル仕立てで2時間弱に、というスピーディーさはよく解ったけど、カジュアルにしたせいで悲劇っぷりが伝わりにくいかな!?
いっそ韓国版のカテコみたいに、エンタメ性を前面に出しちゃう方が楽曲の雰囲気とかとマッチするはずなのに……照明と舞台セットが重厚で正統派だったり、至って真面目な演出で。
あんなに役を引き摺ったまま放心状態の芳雄くんは初めて観るくらい、ミュージカルのカテコにしては真面目な終わり方とか。
そんな、変えられない輸入版(歌詞含む楽曲)のライトさと、日本版(演出&舞台美術)のヘビーなアンバランスさが違和感があるなと。

小田島氏翻訳の決め台詞が歌詞にちゃんと入ってたのは嬉しいが、だからこそ「あの台詞が好きなのに、無いのかっ!」と解った時のストレスとかも。

映画も演劇でもアダプト版含め、過去色々観たつもりだったので、私自身の中での「ハムレットの解釈」がありつつ。
そして今回のキャスト陣からして「こう来るかな!?」という予想が外れまくってたのもモヤモヤの一因かもなぁ……
あの華奢で可愛らしい昆ちゃんのオフィーリア相手なのに既に恋人達は関係してたという設定とか。だから「尼寺へ行け!」は罵倒になるだろうし、そこに至るまで10分弱という早急さも酷い王子だよ(苦笑)。
彼方くんのレアティーズが最初っからハムレットを嫌ってる様も意外かな?でもシスコンっぷりがダイレクトで伝わってきて、熱かった。山路さんのポローニアスが唯一台詞で笑いを誘う愛嬌があり、ポローニアス&レアティーズ親子派な私には良かったり。

一番モヤモヤがあるのは、涼風さんのガートルードに解釈かな!?
いやいや、肩甲骨を魅せる深紅のドレス姿が美しくて惚れ惚れするんだけど……兄弟共に虜にする女王様な気品に満ち溢れてますけどね。
だが、寝室でハムレットに向かってはっきりと「先王を愛してなかった。結婚は偽りだった!」と言い切っちゃうのは淋しいし、劇中劇の反応も、先王暗殺にガートルードも咬んでるのか!?という印象で。
村井クローディアスという2人の夫婦の組み合わせから、癖のある夫婦像を期待してたのに……意外と純愛っぽくて拍子抜けしたというかΣ(・Δ・ノ)ノ!

後は、決闘シーンが速いのなんの!コメディな『ハゲレット』でもバッタバッタ死んでいく展開に笑ったのに、それ以上に“早送り”でさ……悲劇に浸れないわぁ!(泣)
ホレーショーが優しく見送る最期なのだが、あの場を締めるフォーティンブラスの存在って大事だったんだなぁ(′σД-。)

成河(ソンハ)さんが初ミュージカルだというのを感じさせないくらい歌えてたし、アンサンブルはお馴染みの方々揃い踏みだったのだがね。
……やはり、ハムレットはストプレの方がいいかな!?とか生意気にも思ってみたり。蜷川演出の叫びのような台詞運びも苦手なくせに、ちょい恋しくなりーの(笑)。
芳雄くん詣として期待が大きかっただけに、ちょっと残念さもあり、という辛口感想でした(#>з<)

Amebaおすすめキーワード