YOKO NARAHASHI×SHOW-GO produce
『Dream of Passion』 @新宿THEATER/TOPS
観てきました、出演者総勢43名のトップス(多っ!!)。
先立って見に行かれた方の感想に「映画っぽい」とありましたが、確かに幾つかのシーンの演出方法とかが、そう感じたり。最初の船出のシーンと最後をシンクロさせ“回想”で舞台を作った所とかも。
話の主軸は「土佐勤王党の結成から弾圧の歴史」で、そこに蔓延る士族間の差別に運命を揺り動かされる7人の土佐郷士の話。その7人を演じる俳優さん達の演技が、凄く魅力的だった。
幕藩体制に疑問を感じながらも“侍の掟”を守り通した白札・勇作(鈴木信二さん)、心優しく何よりも友人の事を思い立ち上がった俊之進(羽田昌義さん)、封建制度の矛盾を洞察する目を持ち、平和を愛した琢磨(前川正行さん)、仲間達の想いを肩に1人大海原へと旅立つ万吉(菟田高城さん)。
そして家族を想うあまり脱藩への道を余儀なくされる弥太(結城貴史さん)と親友の彼に付き添い天誅組にて命を落とした亀太郎(山田浩さん)、その2人の友情がいい。亀太郎を看取った後に弥太がかも子を寝かしつけるような仕種が印象的だった。
そして弥太や亀太郎と共に脱藩した後、危険を承知で義弟・万吉の脱藩を見届ける為に土佐へ戻ってきた猪助(堀之内真平さん)、この人の“魂の籠った殺陣”に圧倒された!(ここでやっと殺陣衆の熊倉さんを見つける。汗)。想いを寄せる女性との別れのシーンも、猪助のやつが一番印象的だったなぁ。
省吾さんは300年前でいう“歌舞伎者”の格好で飄々とした絵画の先生。なんかフリーダムでした(笑)。修ちゃん は土佐勤王党志士と花街で岡田以蔵に斬られる侍の2シーンしか分からなかったなぁ……。
うーん、やっぱ人数が多過ぎる印象です。それかもっと大きなハコで上演すればいいのに、とか。
幕末好きなオイラとしては「あぁ、この時京都では……。」とか「この後龍馬がああやって……。」「同じ頃、長州と薩摩も……。」という妄想が出来て楽しかったけど、歴史背景知らない人は楽しめたのかしら!?(お隣の人は途中から居眠りしてたし……)。
演出の奈良橋陽子さんはハリウッドでも活躍されるキャスティングディレクターということで、人脈が凄いっ!トップスに飾られたスタンドフラワーの送り主が凄っ!!そしてリーフレット見て又驚愕!ナレーションで流れた声が役所広司っ!!すげ~~!

