課題をしてみた。その答え:
「台所に残ってあるものみんな出して、きれいに並べるの。ハム、卵、パセリ、キャベツ、ほうれんそう……お皿ひとつひとつに、色の組み合わせとか考えて。そして、さっと並べるだけ。手間もいらないし、簡単だし、ちっともおいしくないけど。でも、テーブルの上はとても賑やかできれい。なんだか、とても御馳走で、ぜいたくって感じ。」
米光一成氏の「ブログ文書術」
http://blog.excite.co.jp/blog-jutsu/1582135/
課題:センテンスを分けて、読みやすくしてみよう。
「お皿ひとつひとつに、それぞれ、ハムや卵や、パセリや、キャベツ、ほうれんそう、お台所に残って在るもの一切合切、いろとりどりに、美しく配合させて、手際よく並べて出すのであって、手数は要らず、経済だし、ちっとも、おいしくはないけれども、でも食卓は、ずいぶん賑やかに華麗になって、何だか、たいへん贅沢な御馳走のように見えるのだ。」
お皿はひとつじゃなくて、一枚だろうが。さらにいえば、賑やか、華麗、贅沢な御馳走と馬から落馬みたいに同じような言葉を重ねている。あと、経済だし、という言い方は古い。節約できるし、とかだろうね。これが女生徒ならば、手際よく並べて「出すのであって」とはもういわないだろうな。ふつうなら「出して」だろう。ちょっとエロいな。そうすると、一切合切も古い表現だ。こんなこともういわないだろうから。
ちなみに主語がない。わたしでしょうか。一文を単純に短くするのは、マルを打てばいいだけだからそんなに難しくない。
「皿一枚一枚に、それぞれ美しく配合させる。ハム。卵。パセリ。キャベツ。ほうれんそう。台所に残ってあるものみんな。いろとりどりに手際よく並べて出す。手間もかからない。簡単。ちっともおいしくないよ。でも食卓はずいぶん賑やかになる。何だか、とても贅沢に見える。」
わかりやすいかどうかは微妙だな。
もっと女生徒というか女子高生みたいな言い方にしてみる.ブログというのは口語体だから。
「きれいに並べるの。ハム、卵、パセリ、キャベツ、ほうれんそう、台所に残ってあるものみんな出して、色の組み合わせとか考えて、いろんなお皿にのせて、さっと並べる。手間もかからないし、簡単。ちっともおいしくないけど、食卓は賑やかになるよ。とても贅沢な御馳走って感じ。」
課題の文章がわかりにくいのは、長いからというのもあるけど、きっと、古い表現があるからじゃないかなあ。あと、羅列は短くできないから、課題としては反則と思う。まあ、ながくたっていいじゃないか、ということを言いたいのはよくわかるんだけど。
もうちょっとできるだけ原文に捕われずに書いてみる。わかりやすくを目標に。そして、この文章のもつちょっと狂った感じとか、寂しげな感じとかも織り込んでみたい。
というわけで、こうなりました。(以下冒頭と同じ)
「台所に残ってあるものみんな出して、きれいに並べるの。ハム、卵、パセリ、キャベツ、ほうれんそう……お皿ひとつひとつに、色の組み合わせとか考えて。そして、さっと並べるだけ。手間もいらないし、簡単だし、ちっともおいしくないけど。でも、テーブルの上はとても賑やかできれい。なんだか、とても御馳走で、ぜいたくって感じ。」
いかが?
テーマ:その他


