伊豆高原「怪しい少年少女博物館」のブログ

レトロで可愛くて気持ち悪い。伊豆高原「怪しい少年少女博物館」の展示品などを紹介します。


テーマ:




怪しい少年少女博物館1階の昭和のファッションと雑貨のコーナーに展示をしている黒電話 卓上型と壁掛け型の2種





卓上型の方 4号C共電式 共電式とは電話機の受話器を外す事で、交換機のランプを点灯させ交換手を呼び出し、下ろす事で通話が終わった事を自動的に交換手に告げるものです




受話器をとった所





背中側





日立製作所製です





裏側





昭和38年5月製造です





壁掛け型の方 600-A型で、来館されたお客様からご寄贈頂いた物です





受話器をとった所 写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、卓上型とは受話器を載せる位置が違います





裏側 壁に取り付ける為の金具がついています。メーカー名や製造日を示すステッカーはありませんでしたが、600-Aの文字が印字されています。レンタルではなく電電公社が利用者に直接販売した物のようです





2台の電話機を展示している辺りの様子





怪しい少年少女博物館1階の入口付近の食玩コーナーに展示しているミニチュアの黒電話。2002年11月発売のタカラの「昭和おもひで温泉」と言う入浴剤に入っていた物です





展示をしている辺りの様子





姉妹館のまぼろし博覧会に展示をしている手回し式の電話機 41号M電話機

1958年から使われていた機種ですが、裏を見てみましたが、ステッカーが退色しており、製造日等は確認出来ませんでした。磁石式と言われるタイプで、手でハンドルを回して発電して相手のベルを鳴らして呼び出すものです




展示をしている辺りの様子 ベストセラーの本や雑貨、レコード等と一諸に展示しています




黒電話

最近見かける事が少なくなった所謂「黒電話」。現在では、ダイヤルパルス方式や回転ダイヤル式の電話の通称となっております。色は当初、黒のみだったのですが、1971年からグリーン,ウォームグレー、アイボリー等のバリエーションが加わりましたので、黒くない黒電話? もあった訳です。

私が以前働いていた職場では、プッシュホン回線よりもダイヤル回線の方が回線使用料が安いと言う事で、プッシュホンのように電話番号を押すと、ダイヤルをした時と同じようにパルスを発生する電話機を使っていました。しかし、これがボタンを早く押してもダイヤルするスピードが変わらないので、心理的なタイムラグが大きく、イライラした記憶があります。かえって手でダイヤルを回すタイプの方が、物理的かつアナログな感触を感じるので、ストレスを感じないで済んだように思います

博物館にある卓上型の電話機をダイヤルしてみましたが、とてもカチッとした感触が伝わってきました。中にあるベル等も澄んだ良い音をたて、とても真面目に作ってあるのが伝わってきました。現在、弊館では日本のメーカーのプッシュホン式の電話機を使っていますが、ボタンを押しても特に何の感慨も得ません。日本製品が持っていたアナログな作りの良さを感じる機会が減っている気がして、寂しい気もします


手回し式の電話機ってどう使うの?

姉妹館のまぼろし博覧会には、手回し式の電話機を展示しています。手回し式は主にダイヤル式以前に使われていた電話機です。映画のシーン等で御覧になった事があるかもしれませんが、ハンドルを5~10回程回して、交換手を呼び出して使うものです。ハンドルを回して発電して交換台のベルを鳴らす仕組みです。交換手が出たら、希望する相手を告げ、接続してもらいます。接続するのに時間がかかる時は、一旦受話器を置いて、待つ必要もありました。通話が終了したら、一旦受話器を置いて、もう一度交換手を呼び出す作業をし、接続を解除してもらわなければなりませんでした

手でダイナモを回して発電して相手のベルを鳴らすと言う、とてもシンプルで壊れにくい仕組みもあって、現在でも大きな工場の事務所とボイラー室等の現場をつなぐ内線電話や、地方にあるタクシーの待合所の配車係呼び出し専用直通電話等に使われて残っている場合があるようです

また交換機につながずに内線電話のように使う場合は、ハンドルを短く回せば「リン」、長く回せばそれだけ「リ~ン」と鳴るので、ハンドルの回し方で、部署間の区別をつける事も出来たようです

戦争映画に出てくる事もあります。塹壕同士とか、仲間内の通信等に使われているのをご覧になった事はないでしょうか?


黒電話の見直し

黒電話のアナログなベルの音が好きで、携帯の着信音を「リ~ン・リ~ン」と鳴るように設定している方もいらっしゃいますよね。また災害で停電が起きた時に、電源なしでもダイヤル出来る黒電話が見直された事もありました

世界と競争して、ファンド、株主の為に延々と売り上げを増やし続け、会社を大きくしようとする今の日本のメーカー。そしてより多くの利益を刹那的に得ようと、コストダウンに重きを置きがちな日本のメーカー。以前自分達が作っていた物を振り返り、もう一度手を触れて見直してみる事も必要なのでは? と、私は黒電話のダイヤルを回しながら考えました
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