伊豆高原「怪しい少年少女博物館」のブログ

レトロで可愛くて気持ち悪い。伊豆高原「怪しい少年少女博物館」の展示品などを紹介します。


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怪しい少年少女博物館1階の懐かしの玩具のコーナーに展示しているオリエンタルカレーのマスコット・キャラクター「オリエンタル坊や」の首振り人形





斜め前方から見た所  高さは約22.5cm 日本製で2000年頃の物です。スプリングがかなり柔らか目なので、頭に触れると結構激しく首を振ります





側面から見た所 この人形は顔が茶色ですが、顔が黒い物もあるようです





後ろから見た所





オリエンタル坊やのマーク  赤いイヤリングも可愛いよね? ちょっと似たイメージのダッコちゃんは1960年の発売なので、こちらの方がずっと古いのです



オリエンタル坊や


エキゾチックさと可愛らしさを兼ね備えたオリエンタルカレーのマスコットキャラクターの「オリエンタル坊や」は皆さんご存知ですよね?採用は1948年頃まで遡ります。オリエンタルの創業は1945年11月で、名古屋市中村区に即席カレーを製造する会社として始まり、1953年11月に株式会社オリエンタルとなり、現在に至ります

オリエンタルは、1973年6月にはグァバの自販機展開も始めます。南国の女性の写真が缶にプリントされた、トロピカルな飲物「グァバ」の自販機を一時は結構街中で見かけた物でした

オリエンタル坊やのデザインは創業者の星野益一郎氏が息子さんで現社長の1歳の頃の顔とインド人のコックさんのイメージをミックスさせた物のようです


カレーの日本での普及

カレーは明治時代にインドを統治していたイギリスからイギリス料理として日本に伝わります。カレーに小麦粉を加えてとろみを付け、それをライスの上にかけて食べるカレーライスは、家庭そして学校の給食でも人気があり、今や国民食と言われる程普及しています

1905年に大阪の薬種問屋の今村弥兵衛が国産初の「蜂カレー」を発売します。その後1926年に大阪ハウス食品がカレー粉と小麦粉、油脂、旨味成分等を固形化したインスタント・カレールウを「ホームカレー粉」の商品名で発売します

オリエンタルは、炒めた小麦粉にカレー粉を混ぜる手間を省いて調理を簡単にすれば売れると考え、カレー粉に牛脂やバターで炒めた小麦粉を加え、調味料も入った粉末状のルウを考案し、1945年11月に「オリエンタル即席カレー」として売り出したのでした。アンパンが1個5円の当時、「即席カレー」は5皿分で35円と決して安くはなかったのですが、意外な程の人気を得ます


ユニークだったオリエンタルの宣伝方法

ハウス食品やヱスビー食品、江崎グリコ等カレーを製造販売する会社は昭和30年代からテレビのCM等を主とした販売合戦を繰り広げます

オリエンタルも宣伝に力を入れ、早くからラジオやTVにCMを流し、宣伝と一諸に流された「オリエンタルカレーの唄」は1954年にレコード化されます。作詞は「銀座の恋の物語」の大高ひさを氏、作曲は「岸壁の母」の平川浪竜氏と大御所で、女性カントリーシンガーのトミ藤山さんが歌いました

宣伝カーを使って、手品や腹話術等を見せながら仙台から沖縄まで回り、カレーを販売するキャンペーンも行いました。音楽を奏でながら、街を走り、人が集まってきた所でショーを見せ、最後に即席カレーを試食してもらうと言うやり方だったそうです。宣伝カーの数は10台で芸人も約40人しかも全員正社員だったそうです。娯楽の少なかった時代だったので沢山の人が集まり、一回に1000個位が売れたそうです。この宣伝活動は1953年から1970年頃まで続いたそうです

オリエンタル坊やのキャラが入った風船もキャンペーンで子供たちに配られました。またオリエンタル坊やのキャラが持ち手の先に付いたスプーンは80年代まで販促用に使われ、3000万本位が製造されたそうで、私の家にもございました

レトルトカレーは1968年に大塚食品が「ボンカレー」を世界で初めて販売します。オリエンタルのテレビのCMで私の記憶に残っているのは、1969年頃のオリエンタル・スナックカレーの宣伝です。南利明氏を起用したCMで、最後に「ハヤシもあるでよ~」と言う物。スナックカレーはレトルトのカレーで、スナックのように簡単に食べられると言う事で名付けられたそうです


添加物を少なくする為に粉のルウにこだわったオリエンタル

1954年にヱスビー食品が粉ではない固形の製品を初めて発売、1960年にハウス食品が「ハウス印度カレー」を発表以後、主流は固形となり、同年江崎グリコも板チョコの生産技術を生かし、固形のルウをブロック状にして割り易くした「ワンタッチカレー」を発売します

固形の物が多くなり、粉のルウのオリエンタルは苦戦したそうです。でも、固形のルウは、固める為に融点の高い油脂を使うのだそうで、これが健康上の問題になった時期もあり、オリエンタルは固形のルウは作らないと決め、粉のルウにこだわり続けたそうです。出来るだけ添加物を少なくした自然な食品を目指すと言うのがオリエンタルの基本的な考え方だったからだそうです

現在でも「即席カレー」や「マースカレー」のルウは勿論販売されていますが、主力となっているのはレトルトのカレー製品となっているようです


昭和の温かい思い出が沢山詰まったオリエンタルカレー 久しぶりに食べてみようかな~
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