伊豆高原「怪しい少年少女博物館」のブログ

レトロで可愛くて気持ち悪い。伊豆高原「怪しい少年少女博物館」の展示品などを紹介します。


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怪しい少年少女博物館1階の懐かしの玩具のコーナーに展示しているバンダイの東宝怪獣シリーズのミニラのソフビ人形





横から見た所 高さは約14cm 1991年頃の物です





後ろから見た所





斜め上方から見た所 子供のはずなのに、何だかオジサンの顔みたいです





バンザイも出来ますよ~





足裏には、この様な刻印が入っています





ミニラを展示している辺りの様子 1階右手の奥です





近くには、もう一つバンダイのブルマァク復刻版ミニラも展示しています。1992年頃の物で、60年代の金型をそのまま使って限定復刻した物です。高さは約22cm





復刻版ミニラを展示している辺りの様子





「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」 1967年12月公開時のポスター 出演者の左側にゴジラのスーツアクターの中島春雄氏の名前と共に小人のマーチャンの名前が入っています。深沢政雄氏の芸名で、彼がミニラのスーツアクターを務めたのですが、ミニラのスーツは動きにくくて結構大変だったようです

以下の画像はゴジラ大全集(データハウス刊 山田誠二 編 )より 








同映画の地方版のポスター ミニラと言えばゴジラの放射火炎の未完成形の、タバコの煙を輪っかにして出した様な光線が印象的ですが、このポスターでは全体の色合いの問題からなのか?お父さんの熱線と共に赤く彩色されています





同映画の地方版の車内吊り





同映画のスピードポスター  パパにならった放射能で大活躍って、現在では考えられない文言が入っています。次作の「怪獣総進撃」でも吐いてたけど、国土を汚さないでくれよ~





同映画のマルザンのタイアップポスター  マルサン商店は67年にマルザンと改名した後、翌年に一旦倒産してしまいます。ソフビ怪獣業務は元社員が設立したブルマァクに継承されたのでした

ゴジラが吹き出しで「カマキラスでもクモンガでもドンと来い!放射能でこなごなにしてやるわ」と言ってます。初代ゴジラの水爆実験に対する警鐘は何処へやら~ ノリで入れてしまったのかもしれませんが、もっと気を付けてセリフを入れて頂きたい物ですね~






73年8月の東宝チャンピオンまつりでのリバイバル公開時のポスター 気象コントロール装置を強調したデザインになっています





73年8月のチャンピオンまつりのポスター ゴジラは旧作ですが、なかなか楽しそうな取り合わせですね~




73年リバイバル公開時のスピードポスター 肩車がいいね!



こちらはドイツ版のポスター ミニラがドーンと前に出て強調されていますが、背景が怪獣総進撃になってしまっているので誤解を生みそう~ B級映画の定番のアマゾネスを想起させる写真をカラーで入れている所が抜かりない?「モンスター+裸女軍団って、俺の大好物じゃね?」等と勘違いして観に行っちゃったドイツ人もいるかもね




アメリカ版のワンシートポスター 息子を気遣うパパの図! アニメと実写が混ざった様なデザインですが、分かりやすくて、なかなかいい味出してます




1968年8月公開の「怪獣総進撃」のポスター ミニラも前回に続いて登場




「怪獣総進撃」のアメリカ版ポスター 何だか実物に似ていない怪獣もいますね~ 真ん中にいるのがミニラなのかな?





ミニラと思われる怪獣のアップ  怒ってるみたいだけど・・・結構怖いよね~ どっちかと言うとキングコングに見えるんですけど・・・





72年12月の東宝チャンピオンまつりで「怪獣総進撃」を改題して「ゴジラ電撃大作戦」としてリバイバル公開した時のポスター  総進撃の時にイラストだった物を写真を使って再構成したようなポスター





72年12月の東宝チャンピオンまつりのポスター 「ダイゴロウ対ゴリアス」も円谷プロの制作でした





1969年12月の東宝チャンピオンまつりの第一弾で公開された「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」のポスター





同映画の決戦イラストマップ 「 ロッテ タイガーマスク フーセン ガム 10円 かっこいいタイガーマントが当たる!」の広告もいいね~ エビラと闘っているゴジラのイラストが、何だか伊勢海老を頑張って捕っている漁師さんに見えるんですけど・・・エビラって食べたら美味しいのかな~?



ミニラ

前回のメカニコングに続いて、今回はミニラを取り上げました。ミニラは1967年の「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」でデビューをして人気怪獣の仲間入りを果たし、68年の「怪獣総進撃」、さらに翌年の69年の「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」に登場します。その後72年の「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」にライブフィルムで登場した後、2004年公開の「ゴジラFINAL WARS」ではゴジラと人間をつなぐ役として久々に登場しました。ミニラの名前は公募で選ばれたそうです


顔認識したミニラ

ミニラのソフビの写真を撮っている時に面白い事が起きました。何とカメラが顔認識をしたのです!ゴジラの子供のはずなのに、あまり似ておらず、人間のオジサンみたいな顔をしているからかな~と思いましたが、調べてみるとミニラは、実は「おそ松くん」に出てくるチビ太がモデルとなっているそうなのです。どうりで顔認識する訳です。チビ太のイメージは眉毛の辺りのデザインによく反映しています


母はいないの?

「ゴジラの息子」では、ミニラは卵から生まれ、ゴジラは父とされており、ミニラに他の怪獣に負けないようスパルタ教育を施します。お母さんはどうなっているの?と子供心に疑問に感じた物でした


いじめっ子問題

「ゴジラの息子」も「オール怪獣」もいじめっ子問題を踏まえており、カマキラスやクモンガやガバラはミニラをいじめる怪獣として登場します。ミニラはカマキラスが卵を割って誕生するのですが、生まれたばかりの柔らかいミニラの身体を、三匹のカマキラスが大きな鎌で寄ってたかってグサグサとやるシーンが観ていて心が痛くなり、とても印象に残っています


カマキラスとクモンガが見どころ

「ゴジラの息子」がゴジラシリーズの中でどうか?と言われると、個人的には上位に入れようとは思いませんが、操演で動かしているカマキラスとクモンガの出来が素晴しく、これだけでも観る価値があると思います。海外の人が考えるモンスターにはどうも昆虫の様なタイプが多く、2014年のギャレス・エドワーズ監督の「GODZILLA ゴジラ」に出てくるムートーもそうです。CGではない特撮でこれだけリアルな昆虫怪獣が作れたのは十分評価して良いと思います


怪獣総進撃は良かったけれど・・・

「怪獣総進撃」は沢山の怪獣が登場する怪獣好きには堪らない作品で、ミニラもキングギドラに止めを刺す役で登場します。問題はその後の「オール」の方でした

「怪獣総進撃」の後に「オール怪獣大進撃」と言うタイトルセンスもさることながら、円谷英二氏を神様扱いしている人からは「無かった事にしたい」とされているのが69年の「オール怪獣大進撃」です。実際には英二氏は大阪万博の映像制作で忙しかったようで、制作に関与せず、クレジットで監修とされているだけとも言え、映画公開の1か月後には亡くなってしまいます

新怪獣のガバラはカエルが怪獣化したと言う設定なのですが、カエル感がなく、むしろ緑色の鬼の様なデザインの怪獣です。確か怪獣図鑑で、触れたものを何でも腐らしてしまうと言う説明がされており、結構恐ろしい怪獣なのだなと当時思っておりました

ただ「オール怪獣」については、名画座の特撮映画特集でもテレビでも放映される事が稀なので観る機会がなく、ガバラも長い間、私の中では謎の怪獣のままなのでした。でもある時に観る機会に恵まれて、やはり再放映されないには、それなりの訳があると思いました

特撮シーンは使い回しが多く、低予算感が前面に出ており、子供の誘拐事件等の社会問題を踏まえているのかもしれませんが、別に出て来なくても良いギャングが絡んで来たりと、特撮ファンとしては、ちょっと残念な出来なのです。期待していたガバラが出てくるシーンも、着ぐるみプロレスのウルトラ・ファイト的で、ガバラは絶対観なければならないような存在でもないのでした。この映画では、怪獣は現実世界の存在ではなく、あくまでも子供の夢の中に現れる空想上の存在で、ミニラは等身大で、子供と直接会話する怪獣として描かれています


「オール怪獣大進撃」は怪獣映画として観ない方が良い?

怪獣映画として観ると残念な出来の「オール怪獣」なのですが、この映画は、いじっめ子問題と共に鍵っ子問題を踏まえております。学校でいじめられ、共働きで、母親もしょっ中仕事で遅くなりなかなか帰って来ない。厳しく寂しい現実世界から、逃避し、廃材を寄せ集めて作った怪獣島との空想の通信機を使って、怪獣のいる世界へ夢想でダイブする少年のお話しと捉えれば、また観かたが変わってくるかもしれません

ただ少年を取り巻く環境が孤立無援で、非常に深刻かと言うと、誘拐される事を除けば、そうでもありません。いじめっ子もジャイアン的で現代の様に陰湿と言う訳でもなく、少年を見守ってくれる天本英世(メカニコングの時は悪の天才科学者役でしたが)演じる近所のオジサンもおります。まだ昭和の人間関係の温かみの様な物が残っているのが救いです

東宝の怪獣映画ファンがビデオ屋で最後に手を出すのが、「ゴジラ対メガロ」や「オール怪獣」だったかもしれません。お金がかかる特撮シーンに使い回しが多いのも共通しています

「オール怪獣」も機会があったら御覧になって下さい。でも怪獣映画として期待して観ると、やはり眠くなってしまうかもしれません。メガロの方は一応怪獣映画ですが、オールの方は怪獣が出てくる映画位に思っておいた方が良いのかもしれません


カメラが顔認識したミニラですが、他にも顔認識する怪獣がいないか、今度怪獣図鑑で試してみようかな~
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