伊豆高原「怪しい少年少女博物館」のブログ

レトロで可愛くて気持ち悪い。伊豆高原「怪しい少年少女博物館」の展示品などを紹介します。


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怪しい少年少女博物館1階の懐かしの玩具のコーナーに展示しているビリケン商会製のソフビキットのメカニコング



正面からみた所 高さは約30cm 1987年頃の物で、原型製作は須合潔貴氏です。メカニコングを造形化した物の中でもなかなか優れた逸品で、コング感が良く出ています



後方から見た所 西洋の甲冑の様な造形です



顔の部分のアップ



足の裏もきちんと造形されています。 1987 BILLIKENと刻印されています。よく怪獣図鑑に足形と言って足跡が黒抜きで載っている物がありました。中には足形不明と書かれている物もあり、何だか国籍不明のレスラーの様な怪しげな迫力を感じた物でした



こちらは、同じく怪しい少年少女博物館1階の玩具のコーナーに展示しているバンダイの東宝怪獣シリーズのメカニコングのソフビ人形



正面から見た所 高さは約14.5cm 1991年頃の物で、ビリケン商会の物と比べると角が丸くて可愛らしい感じです



側面から見た所



後方から見た所


バンザイも出来ますよ! 足裏はビリケン商会の物と違って平らです。東宝 Ⓒ東宝映像と刻印されていました



二体の人形を展示している辺りの様子 何だかゴジラとミニラみたいです。水着姿のアン・ルイスの下敷きの上に立っている理由は・・・特にありません



メカニコングが登場する1967年公開の「キングコングの逆襲」の映画のポスター  以下 「ゴジラ大全集」 山田詠二編 (データハウス刊)より



色合いやキャッチコピーが異なる地方版のポスター



マルサンとのタイアップ・ポスター 「キングコングの逆襲」の同時上映は「長編怪獣映画ウルトラマン」だったので玩具の組み合わせがこのようになっているのでしょう。北極でキングコングとゴロザウルスそしてメカニコングが戦っているスチール写真が使われていますが、ゴロザウルスと戦うのは実際は南の島のモンド島です





メカニコングの秘密解剖図 ( 正面 )のアップ  怪獣図鑑にはよくこの様な解剖図が載っていました。大伴昌司氏の物が有名ですが、何でも溶かしてしまう胃袋とか・・・世にも恐ろしい事が書かれているのでした。今までのどの怪獣よりも数倍強い性能とあらゆる秘密兵器を内蔵とあります。このメカニコングの説明もそうなのですが、文字通りのはずならどう見ても無敵のはずなのですが・・・



解剖図の側面のアップ あな恐ろしや!10キロ四方まで届くラウド・スピーカーと言う街宣車も真っ青のとても迷惑な装備が付いています。メカニコングの声はウルトラセブンのカプセル怪獣ウインダムに流用されたようです




タイアップポスターなのにジャイアントゴリラ??版権が取れなかったのかな? メカニコングも作って欲しかったけど・・・リモコンのプラモデルの広告です



反対側には同じくリモコンのプラモデルのウルトラマンの広告が出ています。ウルトラマンの方がずっと安いんだね~ジャイアントさんの方には叫び声を上げるギミックが付いているからなのかな?単に大きさのせいなのかな?ライセンス品はむしろこちらのような気がするけど・・・



73年公開時のリバイバル版 立て看板ポスター



1967年公開時のスピードポスター



73年公開時のリバイバル版スピードポスター



73年12月20日の東宝チャンピオンまつりのリバイバル公開時のポスター この時にメカニコングを初めて観た子供も多かったようです。ラストにはゴジラ対メカゴジラ(74年3月21日公開)の宣伝がされていたようで、メカゴジラ登場への伏線とされていたとも言えます



メカニコングは、カッコイイのにあまり造形化されないのは何故?

東宝の怪獣の中でもそれなりにファンが多く、メカゴジラのアイデアの元にもなっているのに、他の作品には登場せず、あまり造形化もされないのが1967年公開の映画「キングコングの逆襲」に登場したメカニコングです。その理由は版権が複雑だった事があるようです。「キングコングの逆襲」は「キングコング対ゴジラ」で東宝が得たキングコングの版権が切れる前に、もう一本キングコング物を撮ろううと言う事で企画されたようです


アニメ板「キングコング」の設定を引き継いでいた「キングコングの逆襲」

この映画は1967年の7月に公開されたのですが、同時期の1967年の4月~10月に日米合作(ビデオクラフト社と東映動画)のアニメ「キングコング」がテレビで放映されておりました。「ウッファーウファ ウファ ウッファッファー ・・・・こわくなんかないんだよ~ キングコングはともだちさ~・・・・火山も津波も恐竜もキングコングにゃかなわない 戦えキ~ングコ~ングぼくらの王者」と言う小林亜星作詞・作曲の主題歌が耳に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実はこの映画は、このアニメとストーリーを通わせた物なのです。映画に登場するコングが惚れているスーザンとか、後に仮面ライダーで死神博士を演じる天本英世氏が演じたドクター・フーも、コングを生け捕りにしようとする敵キャラとしてアニメに出てくるのです。そしてメカニコングもこのアニメに登場するロボット・コングが基になっており、デザインやキャラクターはアメリカ側が作った物のようなのです

キングコングの版権も色々と複雑なようですが、メカニコングも東宝が単独で作り上げた怪獣ではなくキングコング物の中の一つなので、版権を取るのが難しいようなのです


映画に登場する怪獣たち

キングコングは「キングコング対ゴジラ」の時の約半分の大きさの身長20mとされた為に、特撮用のミニチュアも大型の物が贅沢に使われています。まぶたや口がラジコンで開閉するように工夫され、前作よりも表情が豊かになっています。怪獣の大きさを示す為に使われる事の多い東京タワーですが、この映画ではキングコングとメカニコングがジャングルジムの様によじ登って戦う設定となっており、鉄骨を組んだセットが使われる等で特撮ファンの評価が高い作品です

メカニコングは電子怪獣とされており、某国が核兵器製造の為に欲しがっているエレメントを採掘する為にドクター・フーによって造られた物です。本来なら作業用のロボットなのですが、キングコングと戦う事になり、高い戦闘能力も持ち合わせている事を実証します

この映画にはメカニコングの他にも大ウミヘビやアロサウルスが怪獣化したと言うゴロザウルスが登場します。1933年の元祖キングコングの映画に登場する蛇の様なモンスターやティラノサウルスへのオマージュとなっているようです

ゴロザウルスの造形は恐竜型の怪獣としては、リアルな肌の質感等とても出来が良いのですが、前半に出て来るだけなのが惜しかったです。出来ればメカニコングと一諸に東京で大暴れして欲しかったですね~

大ウミヘビに関しては、実は私には登場シーンの記憶がないのです。73年のリバイバル公開時に登場シーンがカットされ、カット版が長らく放映されていたからと思われます。今では全長版も観る事が出来るので、機会があれば大ウミヘビさんを是非拝みたいです


「キングコングの逆襲」は海外でも通用する怪獣エンタメ映画です

「キングコングの逆襲」はゴジラが出て来ないので、特撮ファン以外には少しマイナーな感もある作品と言えます。核兵器を開発しようとする某国の陰謀こそありますが、初代ゴジラの様な放射能の恐怖を背負った重苦しい雰囲気はなく、007シリーズの様な味わいのある映画です。某国のエージェント(マダム・ピラニア)役として出演している浜美枝さんは、同じ1967年公開の日本を舞台とした「007は二度死ぬ」にもボンドガールとして出演しております

全体として、海外でも通用する大人も楽しめるカッコイイ特撮怪獣エンタメ作品となっており、私の大好きな怪獣映画の一つです。メカニコングより古いロボット怪獣のモゲラもリメイクされている事ですし、版権の問題を何とかクリアーして「ゴジラ対メカニコング」をいつか作って欲しいな~と私は思います
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