伊豆高原「怪しい少年少女博物館」のブログ

レトロで可愛くて気持ち悪い。伊豆高原「怪しい少年少女博物館」の展示品などを紹介します。


テーマ:




怪しい少年少女博物館に展示されているレコード 80年代アイドルの物も多い




自宅に放置していたプレーヤーを25年以上ぶりに通電してみました。パイオニア PL-340というプレーヤーですが、ボタン類に緑青がふいていました


ディープ・パープルのライブ・イン・ジャパン (72年)  72年の日本公演のライブです



怪しい少年少女博物館にあるレコード


怪しい少年少女博物館にはレコードも結構、沢山展示しております


年代的には60年代から80年代までの物が多いです


エレキを弾く若大将時代の加山雄三さんの物もありますが、パッと見は80年代アイドルの物が目立ちます


女性タレントでは松田聖子、河合奈保子、柏原芳恵、中森明菜、小泉今日子、荻野目洋子からおニャン子クラブ等、男性タレントでは田原俊彦や近藤真彦、シブがき隊といった所です


もちろん70年代の麻丘めぐみやアグネス・チャン、山口百恵、ピンクレディー、沢田研二や西城秀樹、野口五郎、郷ひろみ等のレコードもございます。60年代の物も結構あるのですが、あまり目立たないのは、マネキンの陰に隠れる等して、よく見えない位置にある物が比較的多いからです



私がレコードを聴きたくなった訳・・・それはディープ・パープルのライブ・イン・ジャパンをCDで聴いた時に感じた違和感から


本ブログをお読みの方で、レコードを見たことはあっても実際にプレーヤーにかけて聴いてみた事はないと言う人も多いかと思います


私もレコードを25年以上は聴いておらず、レコードプレーヤーも長年放置したままにしておりました


でもある時、急にレコードが聴きたくなったのです


それは図書館でディープ・パープルのライブ・イン・ジャパンのCDを見かけて借りてきた時の事でした


私はライブ・イン・ジャパンのレコードは中学生の時に買って持っており、青春時代の愛聴盤だったのですが、久々に聴いてみたくなって借りたのです


レコードは2枚組みですが、CDは1枚に収まっています。ディープ・パープルはスタジオ録音とライブではまるで演奏が違っており、ライブだと1曲あたりの演奏時間が倍位になります。スタジオ盤も良いのですが、ライブ盤の演奏はもっと素晴らしいのです


ライブ・イン・ジャパンの場合、レコードだとLPの片面に2曲位しか入っておらず、通しで聴こうとすると、2枚組みですから、3回レコードを裏返したり、取りかえたりする作業が発生し、かなり面倒です。一方CDは1枚かければ全曲流れてきますので、実にイージーです


でも借りてきたCDを聴いた時に、私はあれっ?と思いました。なんだか全然思っていたのと違うのです。昔レコードで聴いた時は手に汗を握るようなスリルを感じたのに、それを感じないのです。何だか中性洗剤で洗いでもしたかのように面白くないのです


平気で聞き流せるレベル、ずっと聴いていると眠くなってしまう位です


多感な青春時代に聴いたから、そう感じただけ・・・歳を食って感性が鈍っただけ・・・なのでしょうか?


違う !  絶対に違う !  ライブ・イン・ジャパンはこんなんじゃないはずだ !  と私は思ったのです


レコードで聴いた時は、アンプが目一杯ドライブしていてメチャクチャ熱くなっている、やばいもうすぐ火を噴きそうだ !  とか、リッチー・ブラックモアがアーミングするとスピーカーがフルボトム?してしまいジタバタと暴れる感じとかが伝わって、生々しさや緊張感でゾクゾクしたのですが、CDだとそれが感じられないのです


音量の問題なのかと思い、CDを車の中で大音量で聴いてみましたが同じです


私は以前、車で聴く為に色々なCDから曲をとって1枚のCDにした時の事を思い出しました。一旦パソコンにWMAの形式に保存してからCDを作ると、何だか平板で素っ気無い感じに、気合の入った熱い曲のはずなのに、何だか腑抜けた低体温のつまらない曲に変わってしまったように感じたのを思い出したのです


圧縮が問題なのでは? そう感じました。CDは記憶容量の問題で、人間が耳で聞こえる可聴音域の範囲外の音は大幅にカットして作られているのです



放置していたレコード・プレーヤーを動かしてみる


私はレコードがどうしても聴きたくなり、自宅で眠っていたレコード・プレーヤーに通電してみました。けれど回るには回ったのですが、回転が不安定なのです。アームも下りたかと思うと、すぐ上がってしまいます。ダイレクトドライブ方式のプレーヤーなので、ベルト駆動のプレーヤーのようにベルトが劣化して切れたり伸びたりしている訳ではないのですが、カビや錆、グリスの固着などがあるようです


諦めかけていた時に、何とか動き出しました


嬉しくなって、アンプにつなぎましたが、何故か音がすごく小さくて高音がきつくて、低音が出ません


あれっ接触不良かな?と思って、端子にコンタクトスプレー(接点復活剤)を少しかけて拭いてみましたが変わりません


そうですレコード・プレーヤーをつなぐには、フォノ端子という端子がアンプに必要なのです。それがついていないアンプにはフォノ・イコライザーという物が別途必要なのです


私がいつも使っているアンプにはフォノ端子が既にオミットされていたのです


そこで普段はあまり使っていない古いテクニクスのアンプを調べてみたら端子があったので、そちらに接続して音を聴いてみることにしました。低音があまり出ないアンプなのですけどね



レコードの音 アナログの凄さ


始めに感じたのは、レコードが思っていたよりずっと良い音だったということです。CDが出回りはじめた時は、そのメリハリがビシバシ効いた音にレコードの音が急に古臭く感じたものです


レコードは振動ですく゛音が飛んだり、静電気で埃がついたり、傷がつきやすかったりと、かなり気を使う代物でしたが、CDの方はそれ程、気を使わないで済みます。車で聴こうとすると、レコードはカセットテープにダビングしないと駄目でしたが、CDはそのまま聴けます


思えば、CDの方が音が良いように感じ、利便性も高かったこともあって、レコードを次第に聴かなくなってしまったのです


レコードを聴いて感じたのは、音の角が柔らかいと言う事です。そう言うとメタル好きの人は、なんだエッジが効いてないのか~などと思うかもしれませんが、ヘビーに感じるのはむしろレコードの方です。しなやかで中身の詰まった音なのです。CDが雑誌に載った写真なら、レコードは実物の焼いた写真と言った感じなのです


それから奥行きや立体感が違うのです。CDが二次元的だとすると、レコードは三次元的です。CDでは、音が全部前に出ている感じで、メンバーが横並びになって演奏しているように感じますが、レコードの場合はずっと奥行きがあります。メンバーがステージ上を奥に行ったり手前に来たりと移動する様子やドラムセットがどんな感じで並べられているのかが伝わってくるのです


一枚一枚のシンバル類の質感と響きが違いますし、生身の人間が演奏している様子がよく伝わってきます。空気感が違うのです


音が高くなっていき次第に音が小さくなってフェードアウトする時も違います。CDだとビルの上辺りの空に昇って消えた感じなのですが、レコードだともっとずっと天高く昇って行って消えた感じに聴こえます。縦・横・奥行き全てが広がったように感じるのです


CDだとBGMになるのに、レコードだと意識の中に入ってくるので身を正して聴いてしまい、何だかどっと疲れると共に満足感を得られます。音楽をじっくり鑑賞するなら、原音に近いレコードの方がやはり上なのです


私は別にオーテ゜ィオ・マニアという訳ではありませんし、耳が良いとも思っていません。昔も今も高い機材で聴いている訳ではないのですが、それでもそれ位違って感じるのです


何だかCDにずっと騙されていた感じがしました。便利さやパッと聴いた時の派手さに気を取られて、大切な物を失っていたような気がしました



ディープ・パープルのライブ・イン・ジャパンには生の気迫が一杯 !


ディープ・パープルのライブ・イン・ジャパンは、ほとんど生のままの収録で、観客の反応のリアル感と言い生々しさと言い、これを上回るライブ盤は私に関して言えば、まだお目にかかっていません。ライン録りした物に、後でスタジオでさんざん被せるとか、別の会場で録音したもっと上手く弾けたソロを切り貼りして加工して作ったようなつまらないライブ盤ではないのです


現在、ライブでもほとんどCDと同じような演奏をして終わってしまう事が多いのですが、即興のかけ合いが面白いのです。ドラムがドドドン・ドン !  次はお前の見せ場だぞ !  それ行け~という感じで、現在の基準で言うとかなりラフな演奏なのですが、空気感や「気」といった物がそのまま録音されているのが、このレコードの良い所だと思います


このレコードには耳で聴こえなくても身体で感じる音が沢山入っているのですが、CDにするとそれが大幅にカットされてしまう。それが大きな差となって感じられる理由だと私は思うのです


ライブ・イン・ジャパンはロックの名盤と言えますが、日本公演のライブ盤を出すとビッグになれるとの認識が、主にハード・ロック系のアーティストを中心に広がります。ドイツ出身のスコーピオンズが78年に「荒城の月」が入ったライブ盤を出しますが、ディープ・パープルと同じイギリス出身のジューダ゜ス・プリーストはボーカルのロブ・ハルフォードがホテルのエアコンでノドを痛めて日本公演の当日は得意のハイトーンが出せなかったのに、後でスタジオで被せて無理矢理「イン・ジ・イースト」(79年)というライブ盤を出します。ライブ盤ではありませんが、アイルランド出身のシン・リジィがベスト盤に「日本編集アルバム」なるサブ・タイトルをつけて80年に出したのも、その流れかと思われます。みんなビッグになりたかったのですね~


レコードを聴こう !


現在はCDよりもっと圧縮率が高いMP3が主流ですよね。小さなカードに何千曲も入ってしまうのは便利で凄い事ですけど、MP3ではアーティストが表現したい事を全部伝えきれていないかもしれないという事には気をつけた方が良いかもしれません。ちょっと聴いて、あぁこんなもんか等と思ったら勿体ない事もあるのです


レコードをCDにしたり、MP3に変換してカードに録音出来る物も売られていますが、結局圧縮してしまうからあまり意味はありません。レコードをそのまま聴くかテープに入れるかする必要があります


CDの容量を超えてレコードの原音に近付けたハイレゾ等も話題になり、レコードをハイレゾ録音出来るプレーヤーもソニーが売り出したようですが、まずはレコード・プレーヤーを何とか安く手に入れてレコードを体感してみるのが良いと思います


パナソニックが今年の4月12日にテクニクスブランドの35万6千400円もするレコード・プレーヤーの予約受け付けを始めたら、わすが30分で国内販売分の300台全てが売り切れたそうです。懐に余裕のある団塊の世代の人が多く購入されたのかと思いますが、私を含めた一般人にはちょっと無理な価格ですよね


ディープ・パープルのライブ・イン・ジャパンをCDや動画等で聴いて、聴いたつもりになっている人は沢山いらっしゃると思いますが、是非レコードで聴いて頂きたいのです。そして隣の人に殺されても良いから?出来るだけ大音量で、その凄さを体感して頂きたいのです


歳を食ったからゾクゾクしなくなった訳ではありませんでした。レコードには、やはりアーティストの生の息吹や気迫がこもっていたのです !


AD
いいね!した人  |  リブログ(1)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。