伊豆高原「怪しい少年少女博物館」のブログ

レトロで可愛くて気持ち悪い。伊豆高原「怪しい少年少女博物館」の展示品などを紹介します。


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怪しい少年少女博物館1階の昭和の雑貨とファッションのコーナーに展示しているブラザー工業製のタイプライター バリアント (1960年代)





ポータブルタイプで、この様に付属のバックが付いており持ち運べるようになっていました





タイプライターを展示している辺りの様子 タイプは手前側のマネキンの足元に展示をしています



タイプでビートルズの歌詞を打ってみたけれど・・・

ワープロソフトの普及で、すっかり見かける事が稀になったタイプライター。以前は私の家でも使っておりました。父がドイツに留学していた事もあり、実家のタイプライターはドイツ語対応で、ウムラウトが付いた活字も打てるタイプでした。怪しい少年少女に展示している物は持ち運び出来るように作られていますが、家の物はデスクに置いて使うタイプで、ケースも金属性で大変重く、家の中で移動する事は出来ますが、屋外に持ち出して使うのには適していませんでした

私は中学の時によく、ビートルズの歌詞カードを見ながら、歌詞を打って友人にあげる事をしていました。慣れていないので、えらく時間がかかったのを憶えています。友人が好きな曲の歌詞を打ってプレゼントするのですが、一生懸命打ったのに、ある時、実際の曲と歌詞が違うね~と指摘をされた事がありました

間違って打った訳ではないので、原本の歌詞を見ながら聴いてみると、歌詞の並びが、なるほど違っている箇所があるのでした。1番と2番で歌詞が異なる部分等に、違う部分があるのです

私は、お小遣いをあまり持っていなかった為、ビートルズのレコードは国内盤よりも安価な輸入盤を買ったのでした。裕福で4chの凄いステレオセットが家にある友人から「輸入盤は安いけれど、質が悪い。静電気を帯びやすくてホコリがつくし、レコードのへりにバリがある。」等と言われ、確かにその傾向は否めないのでした。国内盤でも後発の廉価盤は通常盤よりレコードが薄く、ホコリが付き易いのもありました。(CDでも輸入盤で安いのを買ったら、薄くて軽くて、CDウォークマン等に入れると振動で音がとび易いのもありました。こんな所でケチるなよ~と思いましたが・・・)

輸入盤を買ったせいなのかな?とも考えましたが、ビートルズは英国のバンドですしね・・・国内盤には並び方をきちんと反映させた歌詞カードが入っていたのか、聴けば分かるだろうと国内・輸入を問わずそのような並びになっていたのかは、よく分かりませんでした


タイプライターの進化

タイプライターは文字盤を打鍵すると、テコの原理で活字の付いたハンマーが跳ね上がり、インクを染み込ませたインクリボンの上から活字を紙に打ち付けて印字をする機械で、主に筆記を速く行う為、原稿の清書の為に使われました。カーボン紙を使えば、同じ文書を複数枚印字する事も出来ました。タイプライターを打つタイピストと言う職業は、かつては女性の代表的な職業の一つでもありました

手動式から電動式、電子式へと進化した後、ワープロ、そしてワープロソフトにとって代わられました。怪しい少年少女にあるのも、私の家にあった物も手動式です。電動式は駆動部分を電動化したもので、古くからありました。電動式の中にはカメラのレンズを交換するように書体や文字間隔を変えられる物もあったようです。

電子式は本体にバッファメモリー等を備えたものでした。私は使った事がありませんが、大学の英語の先生が購入して感動して「今のタイプライターは凄いんだよ! 間違って打ってもサーッと消してくれるんだから!」と話していたのを憶えています。80年代前半の話ですが・・・

タイプライターは誤打すると大変でした。砂消しゴムで紙の表面を削り取るか、修正液や修正用の用紙を挟んでもう一度打って消して、その上から打ち直すか、正しい文字を打った物を上から貼ると言うような面倒な事をしていたのです

電子式の中には誤打した上から同じ字を白字で打ち込んだり、インクを吸い取ったりして自動で消してくれる物もあったのでした。ディスプレイが付いていて、文書を記憶して、カーボン紙を使わなくても、もう一度同じ文章を打ってくれる物もありました。ワープロ以降では当たり前の機能でも、当時は画期的な事だったのです。中にはスペルチェックをしてくれる物もあったようです

タイプライターと言うとアルファベットを打つイメージが強いのですが、和文の物もありました。平仮名やカタカナ、そしてよく使う漢字を含めて2~3千字が並んでいたのですが、慣れるのが大変で、使い勝手はひどく悪かったようです


タイプライターのまだまだ捨てがたい利点

現在ではワープロソフトとパソコンのプリンターにすっかり居場所を奪われた感のあるタイプライターですが、捨て難い良い所もあります。行間隔がマニュアルで自由に設定出来、狭く細かい場所に正確に印字が出来る事、お金のかかるソフトやそのアップデート、手動なら電気も不要な事、味のある印字がお洒落っ!というような事等です

色々なサイズの小さな紙に印字するのは、パソコンより手っ取り早いかもしれません。パソコンで余白設定をするのって結構面倒ですよね? 値札作り等にも使えそうです。印字の為のインクリボンもそれ程高くなくて乾燥にも強いです。放っておくとダメになりがちなプリンターインクよりむしろ長く使えると言えるかもしれません

あとは、デザインが良い物が多く、置いてインテリアになる物もあります。タイプライターはかつては日本でもよく使われていて、メジャーな存在であり、イタリアのオリベッティ社も日本でラジオ番組のスポンサーをする等していたのを憶えています


思想統制や音楽に使われたタイプライター

かつてソ連ではKGBがタイプライターを管理しており、反体制派や地下出版者をあぶり出すのに利用していたようです。印字等に微妙に差を付けて、誰が使っているのか判別出来るようにしたと思われますが怖い話です

タイプライターは、打つ音と共に改行を促すチーンと言う音が印象的です。タイプライターの音を音楽に取り入れた曲もありますが、一番有名なのはルロイ・アンダーソンが1950年に作った、その名も「タイプライター」と言う曲。軽快でレトロな感じもあり、聴くと楽しくなる、私も大好きな曲です
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