(第四章)76~79(オルクス) | ~トーラムメモ(オルクス・SAOIF兼)~

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【注意】
・主にシナリオの感想・考察・NPCまとめになるため、倒し方とかの攻略系は有りませぬm(_ _)m

※ネタバレ注意!

76.偽物の偽物
こいな浦3の精霊童子に話し掛けて開始。

精霊童子「持ち主のはずのお前が、偽物だと気付いていなかったのか?まぁ深い事情は聞くまい。本質の作り変えはエルフの技巧だ。
本物の形を模索して、作り直すことはできよう。どうする?」

クエスト受注。
精霊童子は宙を摘み上げて指輪を取り出すと、軽く握り締めた。

精霊童子「『彼女に寵愛されたお前』の表象である印。その偽物を、私の光の魔法で作り変え塗りつぶす。
私がしている事は、構って欲しい相手のおもちゃに落書きしたがる子供と大差ないのかもしれんな。」

精霊童子から本物に変わった印璽の指輪を受け取った。
黒鷲城下町の少女スヒメから白鷺城に行き、書面に押印した。

文官ハイバナ「ありがとうございます。あとは国際的な政治宣言や布告は、最低限ポリトウ=テロウスに連絡するのが通例です。
一応二国間からの宣言ということでそれぞれ使節を送り、この使節に書簡を持たせるというのが正式になるかと思います。」

そこで、イズモからの使いはハイバナが、レームからの使いは傭兵ケリーが行く事になった。
手続きは文官ハイバナが担当し、行き先までの移動方法は、ケリーがほうびとして貰う船を利用するようだ。

ツクノモリ「よし、まかせたぞ。これにて後始末はなんとかなりそうだな、うん。」

ツクノモリ王、結局ほぼ何もしてないぞ。
黒鷲城下町に遷移。

END
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77.砂漠からの手紙
傭兵ケリーに話し掛けて開始。

ケリーは文官ハイバナに、書簡の内容が正式に交付されるまでの期間を尋ねる。

ハイバナ「あそこも根っこはただの国で、国際事情はそうすぐに処理できるわけではありません。袖の下もあまり効かないと聞きます。
行って戻ってくるのも含めて、半年くらいは見ておいた方が良いですよ。」

袖の下=ワイロ。
半年後と言えば、ガレリア王国が魔王討伐の準備のために、ポリトウ=テロウスで何か大きな動きがあると、小隊長ティナの手紙に書いてあった。
ケリーは、連絡が取れなくなると困るので、半年後までは主人公にイズモで連絡が取れる状態でいて欲しいという。
ケリーはふと思い出したように、鬼人カハツベエが主人公に伝言があるので、彼誰郷3で落ち合いたいと言っていた、と話した。
彼誰郷3の開けた地で周囲を見渡した。
カハツベエは以前手渡したオロチベエの傘をさしていた。

カハツベエ「実はシオンから手紙を預かっていてな。ケリーに渡すつもりだったらしいが、急ぎの用らしくて俺に渡してきた。」

シオンからの手紙を受け取り、中を確認した。以下、手紙の内容。
『君と僕の間には不要な、面倒な挨拶は飛ばして本題に入るよ。
僕は急遽用立てが入って、イズモから離れてしまった。君がこの手紙を読む頃には多分、イドリスのシェトーにいると思う。元々イドリスで用をこなしていたのをあの少年を追ってイズモに急遽寄っていただけだったからね。
イドリスへはエリシア区との協調関係の使者として、エリスさん達に使い走りにされているんだ。イドリスの元老院の人達とエリシア区との関係について調整の手紙を運ばされている。
それで多分なんだけど、僕では手出しが出来ない案件を、イドリスの議員の人から頼まれる可能性があってね。もし手がすいているのなら、君がイドリスのシェトーの街へ来てくれるとありがたい。
今君は王族の人生を送った体を持っている。件の議員は、多分王族でなければ出来ない仕事を頼んでくると思うんだ。
無理ならエリスさんにお願いするつもりだけれど、そもそも彼女が暇なら、僕がイドリスへ行く事もなかったわけだからね。
手っ取り早く済ませるには君が適任だし、これはチャンスだと思う。エリシア区と和解する良い面目になる。レーム王がイドリスに敵対的な言動をしたっきり、現状は放置されている。
秘密裏になるとは思うけど、イドリスで君がどうにか元老院関係者との和解のきっかけを作る事が出来れば、君の立場は安定する。
急にエリスさん達上層部とだけでレーム王と和解されても、何も知らない市民もそれこそイドリスも納得しないだろう?
もし来てくれるなら、イドリスのシェトーの街で、ムーニャという人を訪ねてくれ。色々と手広く商売をしている人だ。彼女を仲介人として、お互いの居場所を定期的に連絡し合おう。
もちろん立場はちゃんと隠して、秘密裏に来てくれ。さもないと大騒ぎになるだろうからね。それじゃあ、君が来てくれる可能性に期待しながら僕は待っているよ。』よ。

END
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78.親切の力
鬼人カハツベエに話し掛けて開始。
カハツベエは今回の件で、個人的にお礼がしたいと言い、思いつく事があるのでついてくるように言う。

カハツベエが指し示す先には、地面を掘り返した跡と土にまみれた小箱がある。その横には小箱から取り出したであろう玩具がいくつも転がっている。

カハツベエ「あの場所からはじき出された時に少しだけ前の世界の記憶が兄者から流れ込んできた。あの世界でイズモに子供は兄者と俺の二人だったし、黒鷲は寂れきっていたが、色んな遊びをして楽しかった。」

カハツベエはおもちゃの中から木札を取り出して主人公に渡した。木板には「しんせつふだ」と書かれている。

カハツベエ「これを渡すと相手から親切してもらえるというごっこ遊びだ。ここが子供の頃の夢見た世界なら、案外通用するかもしれん。見つかったのは三枚だけだが持って行って、色んな人に渡して回ると良い。
…なぁ、今のイズモを作ったという力、恐ろしい力だと兄者は言っていた。だが魔族やエルフは人間には分からない物を見、人間とは根元が違う思考で世界を感じているのだと聞いた事がある。俺達はその世界の一端を垣間見たのだろうな。多分、空想と現実の境界なんてちっぽけなものなのだろう。
勿論、兄者が見た世界がどんなだったのかは俺には分からん。兄者は俺以上に鬼そのものになっていたからな。だが…多分俺はそんな世界を受け入れられると思う。」

主人公はしんせつふだが効くか確かめに、黒鷲城下町に戻る。
渡す順番は自由だったはず。

カツユマル「え…これ受け取ったら俺はあんたに何かやらにゃいかん。俺がやれるものなんて残ってないよ…あんた達に取られた。
なぁ、あいつ…どこいった?あんたの配下だよ。教えてくれたらこれ返すからよ…」

選択肢→教えるor黙る
私は教えるを選んだ。

しんせつふだを返された。これで手持ちの札は三枚。

札を渡された門番カスガイは何か黒い塊を持ち出してきた。

カスガイ「へび花火って名前だそうです。受け取ってください。貴方に何か親切にしたいと思ったので。」

カスガイはへび花火の使い方を教えるため、へび花火に火をつけた。黒いうねうねとした灰のような塊が、蠢きせり上がり、やがておさまった。
へび花火がなくなったので、カスガイは別のとてつもなく大きな黒い塊を主人公に渡した。

カスガイ「ここまで大きいへび花火多分使ったらすごいかなって。…殿にも見せてあげたかったです。子供の遊びがお好きな方だったから。」

ヒムカウジ王は、結構慕われていたんだなぁ。
手持ちは二枚。

宿屋クロキ「あ、そういえば前にコボルトの子供らしき影が落としていった物があるな。ヨイヤミがどうこう言ってたが…」

このコボルトとヨイヤミは、こいな浦3にいる。
クロキから「コボルトの匂い袋」をもらった。
残りの札は一枚。最後に主人公は少女スヒメに話しかける。

スヒメ「さっきからそなたの様子を見ておったが、こんな物を使っておったのか。
いやまぁ、しかし渡されるとなれば抗えぬな。その札妾に渡すのかえ?」

主人公はスヒメにしんせつふだを渡した。
スヒメは宙を掴むと、そこには赤い漆塗りの小箱が現れた。

スヒメ「この箱は宝を入れるための箱じゃ。一度しか使えぬゆえ、ここぞという時に使うと良い。」

旅立つ前にはよく渡される、大事な物。

END
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79.幻を追う者達
少女スヒメに話し掛けて開始。
主人公はシオンからの手紙を受け取った事を説明した。

スヒメ「そうか…それで、そなたイドリスのシェトーとやらへ行く事にするのかえ?
まぁ、ケリーとの約束は半年後じゃ。それまでに戻ってくればなんとかなるじゃろう。
御璽は今度こそなくさぬよう気をつけてゆくがいい。…考えてみれば妾達は最初から、幻に踊らされておったのじゃなぁ。
妾達は最初に、あの印璽に振り回されて出会った。ふふっ、偽物を追い求めて始まり、幻の街を追って終わる…か。
さて、短き人間の生、こぼし落とさぬよう気をつけてゆくが良い。イズモの外では魔族はまた敵ゆえな…」

主人公は大盆海峡道1に進み、そこで出会った人にシェトーへの行き方を尋ねる。

船を持った商人以外は滅多に行き来していないと言う。

ハガネ「向こうのカエル男が出す渡し守に頼めば、何とかなるだろうな。
カエル男のこと?イドリスには大量にいるらしいぞ。向こうじゃブッフォと呼ばれているらしいな。
ただ人間の金を受け取る奴は極一部の連中で大概は金じゃ動いてくれないけどもよ。」

出発して早々、ろくな事がないのが通例な主人公。

END
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(第五章)1~5

オルクス(シナリオまとめ)
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