(サブクエ)金剛境編(オルクス) | ~トーラムメモ(オルクス・SAOIF兼)~

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【注意】
・主にシナリオの感想・考察・NPCまとめになるため、倒し方とかの攻略系は有りませぬm(_ _)m

※ネタバレ&グロさ注意!
ここのサブクエは、魔族が何かしら企んでいる一端を物語っているような話だった。

光の魔法と闇の魔法1
少女スヒメから受けた依頼の後の話。
金剛境1の魔族リハビユから開始。
リハビユは、言いつけた通りに動かない「オニグモ」をお仕置きするために、倒してその脚を8本持ってくるように指示する。
主人公は、指示された物を集めてリハビユに渡す。

リハビユ「よしよし…メメさんに見てもらえば、操り魔法がかからなかった原因が分かるだろう。
うん?ただの仕置きじゃなかったのかって?キシシシシシ。あいつらは操り魔法の実験台にしてたんだ。
しかし上手く動かなくて逃げられた。とは言え魔法はある程度かかっていた。具体的に調べれば実験がひとつ進む。どういう作用があったのか確認するために、標本が必要だったんだよ。
何せ、生き物を操る魔法は光の魔法のみ。それも人間では使えないほど強力な物で、事実上エルフの専売特許と来ているからな。
闇の魔法は万能だが面倒だからな。なんとか闇の魔法以外で再現する手段が欲しいんだが…」

やはり、ほいほいと魔族の言う事は信じるべきじゃないな…

END
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光の魔法と闇の魔法2
金剛境1の妖族デフェロから開始。
デフェロは、先程の魔族リハビユが何かしらの魔法を魔物達にかけていたのを見ていたようで、その魔法を調べるために資料を取ってきて欲しいという。

クエスト受注の選択。
デフェロの指示通りに「コセンの耳」を集めて、デフェロに渡す。

デフェロ「…ふむ、水の精霊から力を引き出す簡単な魔法でしかなかったか。闇の魔法なら面白かったのだが…
何をしていたか…か?奴らが使った闇の魔法に関わる物は、少しでも集めて調査すべきだからだ。あれは、本当の意味でこの世界の唯一の謎だからな。
闇の魔法というのは、そうおいそれと使っていいものではない。魔族達もそれは自覚しているせいかあまり乱用はしていない。何が起こるか、どれくらい制御できるのか彼らにも分かっていないのだろうな。
闇の魔法が、魔族と人間の契約で生まれた魔法である以上、魔族にも人間にも分からないとあれば、誰にも分からんという事だろう。
闇の魔法とは、この世界でただ一つ精霊達が知らない、精霊達の作り上げた世界の法を外れる物…
本当の意味ではこの世界で唯一の『魔』なる『法』なのだから。」

END
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妖刀を握った者
金剛境2の武者ワタギリから開始。

第一声が既にホラー。

ワタギリ「俺、刀を取り上げられちまったんだ。魔族からもらった凄い刀を、信じていた友に横取りされてしまったんだ。
あいつその刀を使うでもなく、もともと持っていた自分の刀を使い続けてやがるのに。
おかげで俺は血が見れなくなってしまった。人の血が一番良い…なぁ、あんた、代わりに『からくり傀儡(くぐつ)』の血を見せてくれないか?14匹殺してきておくれ。その血潮を、ここから眺めさせてくれ。」

そうとうヤバい奴だが、それを引き受ける主人公もそうとうヤバいぞ?
主人公は指示通りに討伐し、ワタギリに報告する。

ワタギリ「あぁ…人に比べたら足りないが、それでもないよりずっと良い。
取り上げられたあの刀…あれで人を斬ってから、ずっと…血が見たいんだ。
あれをくれた魔族は、あの刀を失敗作だと言っていた…普通の魔法では意志ある生き物を上手く操りきれない…かといって、闇の魔法を使うには不確定すぎる…と。狙った獲物だけを殺す尖兵を生む刀にできなかった…と。
俺達は失敗作なのか?俺は…あの刀は…俺達は、血が見たいだけだ…」

ヤバい奴だが、後半のセリフは、魔族が渡したという刀の意思的なものか何かなのかな、とも感じられた。
魔族からそう軽々しく物は受けとるべきじゃない。

END
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血を追い求める者
金剛境2の武者ワタギリから開始。

ワタギリ「取られた俺の刀、取り戻して来て欲しいんだ。俺が何度言っても
『この刀を使い続けるのは危険だ』って言って返してくれないんだ。
ずるいだろう、あいつはレーム王さんところの出兵に呼ばれた。俺の刀を持ったまま戦場に出たはずなんだ…あいつに言って、刀を返してもらって来てくれないか?
俺の友…名はヤサブロウと言うんだ。
この頃は刀を二口刺していて、一つが朱塗りの鞘に唐草の紋が入っていて、そっちが俺の刀なんだ。戦場は金剛境3だって言ってた…」

ヤサブロウ、良い友じゃないか。だがその戦場では兵は全滅していたから、つまりヤサブロウは…
刀の様式に詳しくない主人公は、その場にイズモの人がいたら尋ねてみる事にした。
金剛境3に移動し、その場にいた僧侶オキイシに尋ねてみた。

危険そうだったので、処分したとの事。主人公は、ワタギリについてを話す。

オキイシ「そうですか…彼は戦に出ずに済んだというのに…死なずに済んだ事よりも、人を切り刻めることの方が喜ばしく、友が妬ましい…と。
恐らく彼は、あの刀に取り付かれてしまったのでしょう。可哀想に…しかし、正気に戻す術があるかどうか…
幸か不幸か、この足下にいる死体が、件の刀を差していたものです。
荒治療かもしれませんが、彼の友のはらわたを持って、彼のところへ行ってもらえますか?
これが戦の現実だ、と。彼も彼の友と同じように無残な肉片に成り果てていたかもしれない。それを見せ付けて下さい。
それで正気に返れば良いのですが…」

荒治療…?
主人公は金剛境2に戻り、僧侶の言葉と共に、武者ワタギリへヤサブロウの内臓を渡した。

ワタギリ「あぁ…これが…ヤサブロウの内腑か…なんて…美しいんだ…。
妬ましいな…我がともがらの内腑を抉り出したであろう敵どもが、心底妬ましい。
だがありがたい。最後にあいつのはらわたを握り締めるのは、俺だったのだ。坊さんってのは本当にありがたいんだな…ありがとう。ありがとうよ…」

ワタギリ、治らず。

END
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オルクス(シナリオまとめ)
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