パリでも、パリ以外の街でも、そしてヨーロッパ中でも
日本のニュースは毎日放送されています。
日本では、まだまだ余震もあるみたいだし、
日本にいる人たちは、
四六時中テレビで地震の映像を見て
夜もなかなか寝付けないだろうし、精神的緊張感や、不安感で
ヘトヘトになってきてるんじゃなかろうか。
私も、みんなのツイッターや、youtubeの映像見てるだけで
心がわざわざして、何かあるたびに色々と考えてしまって無性に感極まってしまったり、
精神的によくないし、私があわてたところでどうなるわけではないので、
ひとまず、落ち着いて、冷静になることにしました。
そして、日本から離れたパリにいるからこそもてる視点で
日本での出来事を見守ることに。
すると、
こう思うわけです。
(以下、書いていることは、あくまでも、今私のいる立場から見た
私の個人的な視点です)
私が日本を離れて、パリに出発する時、
その時の日本の状況を、水が注がれたコップに例えると。。。
水面張力で、いつ溢れてもおかしくないくらいの
水でいっぱいになったコップ。
だから、
人の気持ち的にも、社会的な価値観とか、今までのやり方とか
いろんなことが極めて限界に来ていて
いつぶっ壊れてもおかしくない状態だと思っていたし、
周りにもそんな話をよくしていました。
経済的な状況が、精神的に追い討ちをかけて
どんどん下り坂。
(フランスは「景気悪いからこそ子供を作ろう!」「景気が悪くても、恋愛は恋愛!」って
思ってるところが興味深すぎて、今、フランスに住んでリサーチをしているワケ)
そういう状況で、自分から「新しいことをやろう」
とする人達ももちろんいるけど、
一方で、会社員として、会社で悶々ととりあえず
これまでと同じ生活をつづけようとするも、
周りの人達が解雇されていったり
ジワジワとやめた人の分の仕事が自分に圧し掛かってきて
仕事量が増えたり、という状況を目にする。
でも、それでも、仕事は続ける。
と、
色々な人がいました。
明日、どうなるか分からないという毎日で
そういう心境で、恋愛なんてしてる余裕なんてないし、
と考える、特に男性が多くなってきていたと個人的に感じていました。
一方で女性は、
仕事もしたいし、恋愛もしたいし、お金も欲しいし、彼氏も欲しいし
結婚もしたいし、子供も生みたいし。。。
と思うことが多い。
だから、
欲しい、と思うものに、ひとつでも欠けているものがあれば
やっぱり、
「自分は幸せじゃない」
って、
嫌でも思ってしまうんだなぁ。
結局、何が幸せかっていうことが分からなくなって、毎日の仕事に追われて
毎日が過ぎていって。。。
ああ、怖い。
私はそれが嫌になって、リセットしたくて、というのがフランスに来たひとつの理由です。
話がそれましたが、
そんな時に
今回の大地震。
東京でも、命の危険を感じる立て揺れと横揺れがあったと聞きました。
つまり、
「あ、死ぬかも」
と、思った人がすごく多かったと思います。
そういうことを人間が感じる時間が来たとき、
やっと立ち止まることができて、
「そもそも、自分は何したいんだっけ?」
「何のために生きてるんだっけ?」
と考えると思うんです。
そして、普段以上に
「一人じゃ不安。誰かと一緒にいたい」
とも。
今回の地震で、よっぽど直接的な打撃を受けてない人たち、
つまり東京にいる人たちは
普段以上に、他人と一緒にいることを強く大事だと思ったんじゃないでしょうか?
その上、停電に備えての節電。
「停電」、「節電」というキーワードがニュースになり始めたとき
あ、これはベビーブームが来るかもしれないという
淡い思いつきが。。。
地震という水滴が、
限界まで来てたコップの表面張力を遂に壊して、
日本の何かを変えるキッカケになるのかもと、
今日も路上でキスするカップルで溢れるパリ空の下で
そんなことを考えています。
東京で一人でいる人へ。
たぶん、東京で一人ぼっちで寂しいって思ってる人は
たくさん、たくさんいると思います。
そういう人は、どうすればいいんだろう?
私の場合、
家族に電話するだけも、いつもとちがうとっても近い距離で話ができて、
いつもは電話で話さない父とも
なんだかとってもフレンドリーに話せたりして、ちょっと安心できました。
だから、家族や、友達や、知り合いに電話するだけでも救われると思う。
いつもと違って、人と近くなれるチャンスかもしれません。
「頑張って」なんて言葉、普段でも大嫌いなので使いませんが、
ほんとに、こういうとき、なんて言葉を発することができるのやら。
よければ、苦情でもなんでもよいので、コメントいただければコミュニケーションできますので、
コメントください。



