というわけで
韓国ドラマ『スタイル』第12話「スタイルを守るために」のレビューです。
スタイルを辞めてリアンラクスに来いという会長に
会長の作った「スタイル」で私は生まれました
作った人は出られても生まれ育った私は出られません
これ、彼女の律義さもそうだけど、うん、やっぱり、
仕事って、生きる事。
確かに、どこで何を作り、何をしようと、パク・キジャという人間の真髄は変わらないし、
それが象形されるものが何であっても良いのかも知れない。
プライド…この場合は、そのまんまの“自尊心”でもなくて、私は、人生だと思うの。
これを掛けて作り上げて、生きた来た、それが形になっているのが『Style』なんだよね。
悲しいかな、現状は、次々と人員が『リアン・ラクス』へ引き抜かれ、
外注企業は不安感から支払いを早め始める。
広告が減る分、記事を余計に用意しなければいけないけれど、
これは、充実した雑誌を作るチャンス。
ファッション中心で記事を構成、中身で勝負できる、
初心に戻ってエッジを効かせる
皮肉にも、ソ・ウジンの目指す「スポンサーに振り回されず中身で勝負できる雑誌」は、
こうして逼迫した、しかも、自分で目指さずとも、そうせざるを得ない中で、手探り…本人たちはその意味さえまだ気付いていないけれど…の状況で実現されていきます。
パク・キジャも自分で広告を取りに奔走します。
私どもを信じて下さい
ブレンタを韓国最高のブランドにしてみせます
どうかお願いいたします
そうやって練習する姿、ちょっと、泣けたな。
彼女だって、いつだって完璧なわけでも自信があるわけでもない
でも、女性ではなく男性の発行人を、と言われ、嫌がるソ・ウジンを引っ張り出します。
僕はこういうのが嫌で韓国を出た
状況を考えて
私が男なら裸踊りだってするわ
キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
そうなんです。
「じゃぁ、今の状況を解決できるの?」これに尽きます。
こんなの、パク・キジャが一番嫌がっているわよ。
登場したブレンタの社長は、パク・キジャの事は完全無視。
挙句、「酒を注いだら出てくれ 女と話すことはない」と言っちゃうもんだから、
ソ・ウジン、ブレンタの社長に注いでもらった酒を掛ける!(よくやった!)
婦人服を売る会社の社長が、女性を見下しているなんて。
こんな人間がトップとはね
スポンサーになって貰わなくて結構だ
そう言い捨てて出て行ってしまう。
もちろん、パク・キジャは憤慨。
お酌で済んだだけましよ
雑誌を守るためよ
プライドを捨てても資金を集めるべきでしょ
何が発行人よ
パク・キジャは、涙を浮かべても、決して流さず、漢江のふもとへ車を走らせます。
そして、ひとり泣きます
会長と食事
どうか一度だけお助けを
女として花盛りの時期も「スタイル」のためだけに生きてきました
ようやく夢に近づいたところなんです
今日来たのはあなたを失いたくなかったから
最後のプロポーズよ 私の元に戻りなさい
店か雑誌のいずれかは奪うわ
私にとってもスタイルが大事
そんな折、発信者ドクターレストランという名のコラムが届く
料理コラム 第1回アバウトサム
NYで活躍したシェフの韓国料理レストラン
店名の通り包む(サム)料理の種類が豊富だ
新鮮な野菜とごま油入りのご飯に
お手製のソースが基本
酢漬けの山にんにくの葉で酢飯をくるんだもの
牛カルビを特製ソースに漬け黒米に乗せた逸品
素材本来の味を生かし美しく盛り付けるセンスは
韓国料理の限界を破りそうである
しかし自分の腕を過信し
見た目重視の部分もあるようだ
メニューからも彼の限界を感じた
ようやく動き出したソ・ウジンは、店を担保に借金をし、イ・バンジャ会長に株を売りに行きます。
でも、やっぱり、雑誌の独立性を死守したいのね。
そして、愛する女が自分にひざまづく
どんな人物かわからないのに助けを乞うきか
今までより悪くなったらどうする
完全に自由を奪われたらどうするんだ
デザイナー発掘企画を進めよう
記事の質も高める
それで読者を獲得するんだ
夢物語ね
財産を奪われるわ
財産で足りなければ体を売るよ
頑張れるところまで
手を引いて お願い どうか お願い
初めて見せる涙でしょうか
ようやく、発行人然として自覚が芽生えてきたソ・ウジンですが、
策を練って一生懸命戦い、立ち回るパク・キジャにはまだまだ及ばない。
そして、だんだん、パク・キジャの体調に異変が起きてきます。
働くって、時に辛いこと。
でも、だからこそ、それを乗り越えて、初めて、見える景色がある。そう、信じたいですね。
過去のレビューはこちらから
スタイルから観る『クールコリア政策』
第1話「鬼編集者パク・キジャ」
第2話「済州島ロケ」
第3話「シンデレラの靴」
第4話「クーデター勃発?」
第5話「エッジを効かせて」
第6話「創刊200号記念パーティー」
第7話「成人式はバンジージャンプ」
第8話「白と黒」
第9話「発行人の資格」
第10話「トレンチコートのご褒美」
第11話「孤軍奮闘するキジャ」