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2012-05-30 16:04:16

「雨は必ず止む時がくる」雨宮塔子『雨上がりのパリ』

テーマ:ブログ

“ 降りしきる雨の中でなら、涙を流せる人もいるし、堪えようにも漏れてしまう嗚咽すら、雨音に紛らわせてくれる。

 

 あれは何年前のことだろう。当時離婚するか否かで悩んでいた女友達が、考え事をする時はシャワーを浴びるのだと言っていたのが忘れられない。頬を伝う涙を隠してくれるという意味では、シャワーも雨と同じ効果だ。<中略>

 

 雨は必ず止む時がくる。まだ涙が乾かず、その跡がくっきりと頬に残っていても腰を上げ、現実という外の世界に一歩を踏み出さねばならないことが多い年代―。守るべき大切な存在のために。自分の心には蓋をして、愛する対象に笑顔を向けて。<中略>


 シャワーを浴びながら泣いていた友人は、その後、自分の心と向き合う時期は脱したものの、今は新たな、それこそ逃げ場のない切ない現実の中に身を置いている。その現実が切ないものであるかどうかも、もはや彼女は我関せず、ただ小さくて尊い生命を腕に抱きながら、日々朝を迎えている。


 そういう現実と向き合っている愛おしい同志たちに、どうか見守ってくれる人が、一緒に現実に対峙してくれる人が傍にいますように―。涙の雨の中で気持ちに添ってくれる人の優しさより、実際に踏み出した現実の世界でともに泥をかぶってくれる人の器の大きさのほうが尊いと気づけるのも、この年代こそだと思うから。<中略>


 もしまだ雨の中に佇んでいる人がいるとしても、雨には、どうせなら思いっきり降られておいたほうがいい。小雨にパラパラ降られて、じっとり濡れてしまうよりは、服がしぼれるほどびしょ濡れになるほうがいっそ気持ちがいいように。


 身体は冷えたもの勝ちのような気がします。芯まで冷えたものだけが、陽が差してきた時の外気の温もりや、部屋に入ったときの包み込まれるような暖かさに、より敏感になれると思うから。”


――「雨は必ず止む時が来る」雨宮塔子『雨上がりのパリ』小学館

 たまたま読んだ、雨宮塔子さん(元TBSアナウンサー)のエッセイの最終回。

 とても強いけれど、それでも、だからこそ安心してしまう優しさで、心をつかまれた気がしました。


 あせらず、あわてず、あきらめず。


 日々を精一杯生きている大切な大切な友へ。

 任せなさい、私、泥んこ遊びは、昔から得意よ。


2012-02-28 16:35:04

イタリアン『Rigatto』

テーマ:ブログ


私、食は命、料理は愛情と思っているので、美味しいお料理を頂くナイフとフォークのは本当に大好きなんです!


食べるために、遠出しちゃいます。うふふ



去年12月にオープンした、横浜の野毛;大岡川沿いにある、イタリアンレストラン『Rigatto(りガット)』


お値段がお手頃なのに、とにかく美味しくて美味しくて。



aya's collection!


ずっと、美味しいイタリアンが食べたくて、飯倉のキャンティに行こうかなって思ってたんだけど、

横浜の奥の方であった仕事の帰り、車を飛ばしてたら「お腹すいたね~。そうだ、美味しいイタリアンが野毛に出来たんだよ!」と言うことで、行ってきました。


aya's collection!


何を食べても美味しくて。



aya's collection!


雰囲気もとっても落ち着く。



aya's collection!


ひとつひとつのお皿が、濃すぎないのにしっかりとしたお味で。



aya's collection!


程良い温かさがずっと続くし、硬さも柔らかさも、そのままで、お喋りをしながら食べ続けられる。


aya's collection!



場所はちょっとわかりづらいんだけど、桜の季節桜は、ここ、最高だろうなぁ


aya's collection!



良く、目黒川沿いのカフェとかが、お花見の時期に特集されるけれど、

今年は、横浜だと大岡川のこのお店が出てくるようになるんだろうなぁ。


また行きたいな。



ごちそうさまでしたラブラブ!







2012-01-23 14:56:49

韓国ドラマ『スタイル』第12話「“スタイル”を守るために」

テーマ:韓国ドラマ『Style』

というわけで


韓国ドラマ『スタイル』第12話「スタイルを守るために」のレビューです。


aya's collection!



スタイルを辞めてリアンラクスに来いという会長に


会長の作った「スタイル」で私は生まれました

作った人は出られても生まれ育った私は出られません


これ、彼女の律義さもそうだけど、うん、やっぱり、

仕事って、生きる事。


確かに、どこで何を作り、何をしようと、パク・キジャという人間の真髄は変わらないし、

それが象形されるものが何であっても良いのかも知れない。


プライド…この場合は、そのまんまの“自尊心”でもなくて、私は、人生だと思うの。

これを掛けて作り上げて、生きた来た、それが形になっているのが『Style』なんだよね。



悲しいかな、現状は、次々と人員が『リアン・ラクス』へ引き抜かれ、

外注企業は不安感から支払いを早め始める。


広告が減る分、記事を余計に用意しなければいけないけれど、

これは、充実した雑誌を作るチャンス。


ファッション中心で記事を構成、中身で勝負できる

初心に戻ってエッジを効かせる


皮肉にも、ソ・ウジンの目指す「スポンサーに振り回されず中身で勝負できる雑誌」は、

こうして逼迫した、しかも、自分で目指さずとも、そうせざるを得ない中で、手探り…本人たちはその意味さえまだ気付いていないけれど…の状況で実現されていきます。



aya's collection!



パク・キジャも自分で広告を取りに奔走します。


私どもを信じて下さい

ブレンタを韓国最高のブランドにしてみせます

どうかお願いいたします


そうやって練習する姿、ちょっと、泣けたな。

彼女だって、いつだって完璧なわけでも自信があるわけでもない


でも、女性ではなく男性の発行人を、と言われ、嫌がるソ・ウジンを引っ張り出します。


僕はこういうのが嫌で韓国を出た



状況を考えて

私が男なら裸踊りだってするわ



キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!



そうなんです。


「じゃぁ、今の状況を解決できるの?」これに尽きます。

こんなの、パク・キジャが一番嫌がっているわよ。


登場したブレンタの社長は、パク・キジャの事は完全無視。


挙句、「酒を注いだら出てくれ 女と話すことはない」と言っちゃうもんだから、




aya's collection!


ソ・ウジン、ブレンタの社長に注いでもらった酒を掛ける!(よくやった!)


婦人服を売る会社の社長が、女性を見下しているなんて。

こんな人間がトップとはね

スポンサーになって貰わなくて結構だ


そう言い捨てて出て行ってしまう。

もちろん、パク・キジャは憤慨。


お酌で済んだだけましよ

雑誌を守るためよ

プライドを捨てても資金を集めるべきでしょ

何が発行人よ


パク・キジャは、涙を浮かべても、決して流さず、漢江のふもとへ車を走らせます。



aya's collection!


そして、ひとり泣きます



aya's collection!

会長と食事



aya's collection!

aya's collection!


どうか一度だけお助けを


女として花盛りの時期も「スタイル」のためだけに生きてきました


ようやく夢に近づいたところなんです


今日来たのはあなたを失いたくなかったから

最後のプロポーズよ 私の元に戻りなさい

店か雑誌のいずれかは奪うわ

私にとってもスタイルが大事



そんな折、発信者ドクターレストランという名のコラムが届く



aya's collection!


料理コラム 第1回アバウトサム


NYで活躍したシェフの韓国料理レストラン

店名の通り包む(サム)料理の種類が豊富だ


新鮮な野菜とごま油入りのご飯に

お手製のソースが基本

酢漬けの山にんにくの葉で酢飯をくるんだもの

牛カルビを特製ソースに漬け黒米に乗せた逸品

素材本来の味を生かし美しく盛り付けるセンスは

韓国料理の限界を破りそうである

しかし自分の腕を過信し

見た目重視の部分もあるようだ

メニューからも彼の限界を感じた



aya's collection!


aya's collection!


aya's collection!

aya's collection!


aya's collection!

aya's collection!

aya's collection!

aya's collection!
aya's collection!
aya's collection!
aya's collection!

aya's collection!


ようやく動き出したソ・ウジンは、店を担保に借金をし、イ・バンジャ会長に株を売りに行きます。

でも、やっぱり、雑誌の独立性を死守したいのね。


そして、愛する女が自分にひざまづく



aya's collection!

どんな人物かわからないのに助けを乞うきか

今までより悪くなったらどうする

完全に自由を奪われたらどうするんだ


デザイナー発掘企画を進めよう

記事の質も高める

それで読者を獲得するんだ


夢物語ね

財産を奪われるわ


財産で足りなければ体を売るよ

頑張れるところまで


手を引いて お願い どうか お願い


初めて見せる涙でしょうか



ようやく、発行人然として自覚が芽生えてきたソ・ウジンですが、

策を練って一生懸命戦い、立ち回るパク・キジャにはまだまだ及ばない。


そして、だんだん、パク・キジャの体調に異変が起きてきます。



aya's collection!



働くって、時に辛いこと。


でも、だからこそ、それを乗り越えて、初めて、見える景色がある。そう、信じたいですね。



メモ過去のレビューはこちらからメモ


口紅 スタイルから観る『クールコリア政策』

口紅 第1話「鬼編集者パク・キジャ」

口紅 第2話「済州島ロケ」

口紅 第3話「シンデレラの靴」

口紅 第4話「クーデター勃発?」
口紅 第5話「エッジを効かせて」
口紅 第6話「創刊200号記念パーティー」

口紅 第7話「成人式はバンジージャンプ」

口紅 第8話「白と黒」

口紅 第9話「発行人の資格」

口紅 第10話「トレンチコートのご褒美」

口紅 第11話「孤軍奮闘するキジャ」

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