11月2日(金)
今日は仕事で、朝6時半出勤!!
ちょうどお昼前で「今日は朝早かったし、お腹すいたー」って思ってた時 でした。
から携帯に電話がかかってきました。
とるとK先生。
「今お時間いいですか?」
とのコトで、何も考えずに「大丈夫ですよ~」
「結果が出たんですけど。。。ん~、リンパ腫の疑いがあります」
え?って感じでした。
そんなの、なんの疑いもしてなかった。
リンパ腫は、早期に治療すれば治る病気だから
化学療法をして・・・・・
って先生が話をする間も、頭の中を先生の声だけが流れてるかんじで。
化学療法・・・・・?
「リンパ腫って、それは良性なんですか?悪性なんですか?」
と聞くと
もし時間があれば詳しい話をするので、4時くらいにに来て下さいと。
電話を切ったとたん、涙があふれて仕方なかった
あたしは悪性なのかな?
化学療法って、抗がん剤ってことやないの?
髪抜けるんじゃない?不妊になるとかも聞いたことあるけど・・・・。
仕事が仕事なだけに(保健衛生部門で健診とかも扱ってるので)
知識があるぶん、色々想像してしまってきつかった。
そのままお昼ゴハンを食べたけど、
あんなに冷たくて、石みたいなゴハン今まで食べたことなかったな
飲み込むだけでも精一杯。
でも、せっかくお母さんが作ってくれた弁当だし、食べなきゃ・・・・。
そのあと、別の課にいる友達のところにいって、話をしようと思ったら
顔をみるなり泣いてしまって・・・・。
今までの病院の経過を知っているだけに、その友達も一緒に泣いてしまった
結局午後は仕事をする状態でも無かったから
上司に事情を話し、早退することに。
お母さんに連絡したところ、最初は「じゃぁ仕事は3時に早退してくるわ」って言ってたけど
やっぱ仕事にならんかったらしく、午後は同じく休んだみたい。
それでもその時は、そんなに重症な病気だとは思ってなくて、
に向かう間も普通に話しながら行ってましたw
「たいしたことないよ~腫瘍がわかって半年もたってんだから、悪かったらとっくに死んでるって(笑)」
でも、そんな希望は、頭から打ち砕かれちゃったんだ。
あたしの病名は
「悪性リンパ腫」
あたし、悪性リンパ腫だった
全然そういう方向に進むとは思ってなくて、訳が分からなくなった。
話を聞きながら、だんだん先生の声が聞こえなくなって・・・・・。
自分のことなんだ、ちゃんと聞かなきゃって思うんだけど、
どんどん気分悪くなって、自分の体重が体で支えられなくなって 。
横にあった診察用のベッドに寝かせてもらい、その後の話を聞くことにしました。
これから、抗がん剤治療をしていくということ。
期間は早くて4ヶ月。
腹部CT,胸部CT、PET-CTと追加で検査して
他の部位に転移があるかどうかで治療の期間も延びるということ。
あと、骨髄の検査とか・・・色々話されたけど
あまり理解できなかった、というか、
一気に色んなことを聞きすぎて、頭が整理できなかったな
ショックだったのは、
抗がん剤治療と言われて想像がついたけど、脱毛。
抗がん剤は、癌細胞を攻撃するんだけど、元気な細胞も攻撃しちゃうから
これはどうしようもないことらしい・・・・。
せっかくここまで伸ばしたのに。
周りの友達もビックリするくらいのロング
腰くらいまであって、髪を巻くのが大好きなあたし。
「髪長いね~」って言われるのがちょっと自慢だったんだ・・・・・。
でも、それよりもショックだったのは、
不妊になってしまうかもしれないということ。
家に帰って、泣いたらダメって思ったけど 考えれば考えるほど涙がとまらんかった。
未だに信じられないっていう思いと、
なんであたしなん?って思いと
「早く治療を始めれば治る病気だから」
って先生は言ったけど 100%とはいえないって、8割くらい。
しかも「治る」ってのは無いらしく、
血液の病気だから、腫瘍が全てなくなっても、
一生検査をして、 再発しないか見ていかなきゃいけない
夜も、いつも行ってるジムには行かずに、家にこもってた。
パソコン開いて、調べようって思うんだけど、見たくないって思いもあって。
そんなとき、職場の友達からのが
「大丈夫?ちょっとお茶でも行こうか?それかもう他の人から誘いがあったかな?」
すっごい嬉しかった、思わず涙が出た
そんなあたしの様子を心配して、お母さんが「どうしたとね?」
「友達が心配してお茶行こうって」
お母さんも、優しいねって一緒に泣いてた。
友達の優しさが本当に嬉しいと思った日でした