『源氏物語』の源氏の君の正室になった女三の宮が不義の子を産んで、夫と父が対面するシーンの再現でした。

奥が女三の宮、左が源氏の君。右の僧形が源氏の君の兄であり、宮の父である朱雀院。
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当時は医療も発達しておらず、お産はまさに命を懸けたことだったので、お産をするときは産婦始め、お世話をする人たちも皆白装束で臨んでいました。

神聖なものだから(祭祀の装束は白)というだけでなく、「喪服」という意味もあったんじゃないかなと思います。

古代の喪服は白で、「死」と「祭祀」(神として祀る)というのは表裏一体なのではないかと。

広い部屋を几帳で仕切って使うのが寝殿造。
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女性は男性に顔を見せてはいけないとはいいつつ、女房(侍女)としてお勤めにでる人たちは主家の主である人とは対面します。

宮中にお勤めすると、さらに多くの男性と顔を合わせたり言葉を交わしたりしなければなりません。

ある程度の邸にお勤めするには、女性本人も良い家柄出身じゃないといけなくて。

簡単にいうと、
主家          ←   仕える人の出身
宮中          ←   上流貴族
上流貴族   ←   中流貴族
中流貴族   ←   下級貴族
ですね。

あくまでも基本は。

家では「姫様」としてちやほやされていた人たちが、さらに身分の高い人の世話をしなければならないって大変だっただろうなと思います。

摂関家が全盛を誇るころには少し崩れます。
上流貴族の娘や落ちぶれた皇族の娘が女房=召使いとして摂関家に仕えるという異常事態が多発するわけです。

これは本人もその一族も屈辱だったでしょうね。

この写真の女性たちは「十二単」を着ています。
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「十二単は豪華だから身分の高い人が着ていたもの」と間違った認識をしている人が多いと思います。

まあ間違ってはいないんだけど、「十二単」は身分の高い人の前に出るときの「正装」なんですね。

なので、例えば中宮様に仕える女房たちは基本的には普段から十二単でお世話をしています。

なぜならこの世で最も高貴な女性に仕えるわけで、職場は宮中、帝のいらっしゃる場所なので常に正装でいなければならない。

逆に中宮はもっとくつろいだ袿袴姿で過ごしています。
帝が御渡りになるときや宮中の儀式のときは十二単をお召しになります。

この認識がないと絵とか見たときに、身分の高い人と低い人が逆転して覚えちゃうんですね。

几帳。
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最終日に行ってきました!

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twitterで流れてきて発見しました。
素晴らしいものが見れて感謝です。

等身大の牛車。
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牛車は乗る人の身分によっていくつか仕様があります。

これは通称(?)「女車」と呼ばれるものですね。
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その名の通り身分の高い女性が主に使っていたから。
あとは皇太子や皇子皇女とか。

御簾の下から着物が見えてます。
「出し衣(いだしぎぬ)」といって、華やかさを演出するためのもの。

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それに加えて、その「家」の力を外部に見せることができます。

「こんなに素晴らしい着物とセンスの良い襲の色使いをしているんですよ、うちの姫(や女房)は」っていう。

それから出し衣のセンスはその女性の評判にも一役買う。

当時は女性は人前に顔を出すことはなかったので、出し衣や和歌、裁縫や楽の音色で「こんなにセンスの良い人は美しいに決まっている」となって、男性がこぞって懸想するんですね。

ゆえに実際に想いを遂げるときになって、顔を見てびっくりという源氏物語の「末摘花」さんのようなことが起こるわけです。

ある意味現代でもオシャレな人、メイクの上手い人はモテるから、その辺は変わってない日本人の性質なのかもしれないですね。

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2018年。

テーマ:
あけまして
     おめでとうございます!

昨年は多くの方々に大変お世話になりましたm(__)m
感謝してもしきれません!
そのご恩返しができるよう、真摯に突き進んでいきたいと思います

さて戌年トイプードルですね。
年女です。がんばります(笑)。

今年の目標は…
「脱・子ブタちゃん」
  そろそろぷにぷに脱却したい!(切実)トレーニング開始しました。体力もつける!

「年齢不詳のイイ女」
かわいい女ではないのでイイ女、目指します! 年女って言ってるけど^^;

「自分に厳しく、他人に優しく」
優しく…します(笑)。

大きくはこの3つを目標にしたいと思います。

時代絵巻AsHも今年は邁進の年。
一つ一つ丁寧に、確実に進んでいきたいと思っています。

昨年以上に多くの皆様とお会いできる一年になりますように…!

どうぞよろしくお願いいたします!
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2017年。

テーマ:
2017年、ありがとうございました。

AsHを、メンバーを応援してくださった皆様に心からの感謝を。
皆様のご声援が、笑顔が、涙が原動力になっています。
AsHを好きだと言ってくださる方が増えました。
ですがここがスタートラインだと思っています。
決して驕ることなく、皆様が楽しんでいただけるよう、真摯に取り組んでいきたいと思います。


AsHに出演してくださった方々に心からの感謝を。
たくさんある団体、出演依頼からAsHを選んでくださり、お力を貸してくださり本当にありがとうございました。
細かく、厳しい奴でごめんなさい。
皆さんのお陰で、私が産み出した物語が命を持ちました。
またお力を貸していただけたら幸いです。

共に1年駆け抜けたメンバーに心からの感謝を。
本公演に加え、初めてのイベントがあり、私自身もバタバタとしてしまい、的確な指示、ケアができていなかったり、厳しく言ったこともたくさんあると思います。
その中で共に戦ってくれてありがとう。

プライベートでは特に何もなく(笑)。
感覚的には「灰衣堂」がお仕事Ver、「羽衣堂」(役者名)がプライベートVerなのかな。
本当の意味での「素」が年々わからなくなってきていますが^^;

今は年中AsHモードなので、「灰衣堂」でいる時間が長く、甘えること、頼ること、弱音を吐くことができない状況は少ししんどくはあります。

役者の「羽衣堂」は人に頼ってたし、男女構わず甘えていた人なので、その頃からの知り合いには「素」が見せられるのですが…。

が! そんなこと関係なくて。
「灰衣堂」でいる以上、甘えは許されず、頼るよりも頼られる人でいなければならない。
来年はもっとキャパを増やして、今年も以上に動けるように、段取り良くいかねば。

楽しいこと、嬉しいこと、嫌なこと、悲しいこと、いろいろあった1年でした。
新しい出会いもあり、別れもありました。

そのすべてを受け止め、糧として2018年の展望に向けたいと思います。

2017年、本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。