おはようございます

テーマ:


「お、はよ」


あなたの優しく微笑んだ顔が目の前にあって


「ふふ・・・おはよ」


僕も笑うと

僕を引き寄せて、額に唇が少しひんやりと触れる



「んふふ・・・冷たい、から」

「冷たいって・・・

じゃ、これ、は?」


クスクス、と笑って
触れ合った鼻先

あなたの長い睫毛が揺れて閉じた瞼がすくそばにきて
僕も、目を閉じる



そうして、重なった唇は

すごくすごく、温かかった











おはようございます。


ここ数日、朝の記事はマトモに書いていなくてアメ限が続いたので、心配して下さった皆さんすみませんでした。

また少しずつルーチンワークとして戻していきたいと思いますので、よろしくお願いします(o^^o)




さてさて。

昨日から、気持ちを新たにと新しい?話を始めました。それぞれ手持ちが一日一話でなかなか話も先に進まないとは思いますが・・・(^_^;
たくさんのコメントをありがとうございました。嬉しかったです。



で、コラボは今日はお休みします。

そのコラボなのですが、前にもお伝えしましたが、このままリーマン櫻葉さんが良い感じになっても、アメ限になることは決してありません。そういった内容になったとしても(まだ仮定としておきます)アメ限では書きません。


アメンバーの事もお問い合わせ頂いていますが、しばらく募集は考えておりません。ごめんなさい。



ではでは、アラ木・・・夜を楽しみに




今日も1日、ボチボチ頑張りましょー。


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君と紡ぐ 1

テーマ:

朝の小話(コチラ①コチラ②コチラ③)を参照に・・・

このお話の始まり→君を知る1





「えっ・・・美味しい・・・」

「その意外そうな言い方やめろよ

俺だってカレーくらい作れるっつーの」



翔ちゃんの両親は、海外公演で留守にしているみたいで、自分から帰りたくないって我が儘を言ったクセに・・・

ちょっとこの状況に落ち着かなさを大いに感じながら



昨日の残り物、って出されたカレーに
僕は正直びっくりした。



「だって・・・
しょーちゃん、料理は全く出来ないって・・・」

「あー、うん、最近はなるべく出来る時は作るようにしてる・・・つっても、野菜はそれ用に切ってあるやつ買ってきて、水入れてルー入れただけ

誰にでも出来るやつ」


照れたように笑って、自分で作ったカレーを美味しそうに頬張ってる。


「ふぅーん・・・

じゃ、僕の方が何にも出来ないかもね
台所になんて立ったことないもん」

「雅紀はいいんだよ

おばさんも雅紀に食べてもらえるのが嬉しくて作ってるんだから
それに甘えることも、親孝行なんだし」

「そー、なのかなぁ」

「そー、なの」



最後の一口を頬張った翔ちゃんが、ふと、視線を違う方に向けた。



「しょー、ちゃん?」


その方に僕も向くと

棚の上に飾ってある写真を、ジッと眺めてる。





最近、翔ちゃんは、たまにこうやってふと黙って何か考え事でもしてるのかなって時があって

僕の視線に気付くと、いつもの翔ちゃんに戻る。




「・・・しょーちゃんのお母さんもさ」


僕の言葉に、また翔ちゃんが視線を僕に戻した。



「仕事で一緒にいられないけど

ずーっとしょーちゃんのこと、思ってるはずだよ?」

「・・・やめろって、俺もうハタチ過ぎてるんだけど」

「アハハ、僕だって今年ハタチだよ

しょーちゃんさっき僕に言ってくれたでしょ
甘えることも親孝行だって」


「・・・さ、食器洗お・・・

雅紀は座ってていいから」


誤魔化すように立ち上がって、食器を運ぼうとするから


「あ、それは僕がする
何でもして貰いっぱなしはヤダから」


僕も自分の分を持って後ろを追いかけた。



「・・・お前は甘えていいって言ってるのに」

「しょーちゃんこそ、甘えていいのに」


シンクの前に二人して並んで、言い合ってくっついて食器を片しながら


クスクス・・・とどちらともなく笑いが漏れた。




「しょーちゃん素直じゃないんだから」

「雅紀こそ、だろ」



キュ、と水を止めた翔ちゃんが、濡れた手のまんま、濡れた僕の手に重ねて

もう一度、クスリと顔を間近に笑い合って



そうして、ゆっくりと、唇に触れ合った。






つづく






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