きよりんのブログ

主にボルテージに登録している乙女ゲームレポや日々のつぶやき、育児の事などのブログです


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レポ中の主人公の名前は「** ○○」としています


ひらめき電球プレイの感想もかいてあるので


 ネタバレしています!



番外編 メモリアルX’masナイト★ 


  ~ロベルト王子~(後編)



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



『温泉は、男女が別々になるからヤダ』


……というロベルト王子たっての希望で、私たちはカジノバーをおとずれることになった。


経験がなかったことと、「カジノ」 という言葉に若干の抵抗があったものの、中に入ってみれば、大きなクリスマスツリーやクラシカルなBGM、上品なお客さんたちの落ち着いた様子に、私もすんなりとなじむことができた。


背後に立つロベルト王子からレクチャーを受けつつ、私は手始めにカードのポーカーから始めてみる。


すると……。


ふたり「おおー!」


運が味方してくれたのか私のカードは、すごく順調に勝利を収めていった。


ロベ「○○すごい!初めてとは到底思えないなあ」



彼もうれしそうに耳元でささやいてくる。


主「ううん。ロベルトの教え方が上手だからだよ」


そんな会話をしつつ、楽しくゲームに興じていると…。


??「ビギナーズラックってヤツでしょ?こんなんで喜ぶなんて、みっともないですねえ…ククク」


対戦相手のひとりだった、極端に前髪の長い男性が、聞こえよがしに皮肉を言ってくる。


(う…そんな…)


なんだ、立ち絵もないくせに( ̄∩ ̄#



動揺する私の背中に、ロベルト王子が手を添えた。


ロベ「相手にしなくていいよ。このゲームが終わったら別のテーブルに移ろう」


主「うん…」


うん、そうしよう(`・ω・´)


そんな会話が聞こえていたのか、進めていたゲームが終わるやいなや、男性は私たちに近づいて再び声をかけてくる。


男性「お嬢さん、僕と1対1で勝負しましょう?……彼氏さんってば、僕の大事な対戦相手を勝手に逃がそうとしないでくださいよお」


(こんな砕けた言い方をするってことは…)


前髪で見えてないからか、男性はロベルト王子の存在に気づいてないようだった。



顔が見えないってどんな前髪

っていうか、どんな髪型??



男性「あ!それとも…後ろの彼氏がいないと勝負はできないとかですか?必ず勝てるよな、わるーいアドバイスをもらってたりして……?」


(そんな…まるで私たちが組んでイカサマをしてたみたいに…)



前髪の隙間から、ククッと意地悪い笑みを浮かべる男性。あらぬ疑いをかけられ悔しさを感じた私は、背後にいるロベルト王子に視線を送る。



感じ悪いなあ、

せっかくのクリスマスが台無しなるでしょヾ(▼ヘ▼;)


すると、彼も私と同じように表情をゆがめていた。


ロベ「無視した方がいいと思うけど…でも、○○の好きにしていいよ」


その言葉に私はためらいがちにうなずくと、男性に顔を向け、キュッと唇を結ぶ。


主「わかりました。やりましょう」


男性「クククッ……そう言うだろうと思ってましたよ」



こうして決まった男性との勝負。戦いに備えて席を移動する最中、男性はゲームの進行を務めるディーラーと、何やらコソッと話をしていた。その様子を見て、ロベルト王子は勝負が始まる直前に声をあげる。



ロベルト「すみません。ディーラーは別の人にしていただけませんか?」


(え…?)



彼がそう言い出す理由はよくわからなかったが…。男性はこの提案に不快感をあらわにして、チッと大きく舌打ちして見せた。


絶対イカサマしようとしてたでしょヽ(`Д´)ノ



ロベ「あれ?…何か不具合でも?」


男性「いえ、別に?あなたも即刻、お嬢さんから離れてください。後ろからどんなアドバイスをされているか、わかったもんじゃないですからねえ…」


ロベ「それはもちろん、おおせのままに…」


(なんだろう、この空気…)


ディーラーを変更した理由を聞けないまま、ロベルト王子は遠く離れた席へと移動してしまう。


(あ…)


目で追うと、漂う不安を払拭するかのような彼の明るい笑顔。私はそれに励まされるようにして、今から始まるゲームに気持ちを切り替えた。


(よし、ゲームなんだし……肩の力を抜いてがんばろう)



ディーラー「では、ゲームを始めます」


新しく代わったディーラーの合図で、勝負は始まる。



しかし、それは数十分経つと…。


主「ストレート・フラッシュ。これで上がりです」


男性「……くそっ!」


あっという間に勝敗が見えてくる。ゲームを三回ほど続けてみたものの、いずれも男性より、私のほうがカードの役は高かった。


男性「こんなはずはない…!俺はこのカジノに、何年も通い続けているんだぞ。…どうしてこんな、ぽっと出の小娘なんかに…」


よほど悔しかったのか、男性は歯ぎしりをして悔しがっている。4度目の勝負でも、負けが決定した瞬間。


男性「お前、何かインチキでもやってるんだろ!」


逆上した男性が、テーブルを乗り越え私の手首をつかんできた。


主「キャッ!」


叫んで目を閉じると同時に、手首にかかっていた力が突然ゆるめられていく。


(え…?)


恐る恐るまぶたを開くと、そこには…。男性の身体をテーブルに押さえつけている、ロベルト王子の姿があった。



ロベルト「○○に、手を出すな!」



男性「いててて…ごめんなさい、離してください!」


この騒ぎに、カジノにいたお客さんたちの視線が集まってくる。


主「ロベルト!私は大丈夫だから……」


あわてて声をかけると、彼は憤った表情のまま男性から手を離した。



ロベルト「ったく……自分が弱いのを棚に上げて女性に手をあげるなんて…。だいたい、インチキはそっちだろ!」


(え…?)



図星を刺されたのか、男性は視線をさまよわせている。


男性「はあ?な、何言ってんだよ?」


ロベ「ここじゃひと目があるから…別室に行って話そう」



立ち上がらせようとするロベルト王子の手を、男性はパッと振りほどいた。


男性「ここでいいよ!言いたいことがあるなら、さっさと話せばいいだろう?」


居直った彼を見て、ロベルト王子は仕方ないというふうに眉を寄せる。



ロベ「だったら…説明させてもらうけど…」



ロベルトの指示で、ディーラーが交代になる少し前、男性は雑談するように見せかけ、手元ではこっそりワイロを渡し、自分に都合よくカードを配るよう指示を出していたのだとか。



異変に気付いたロベルト王子が、私が勝負をしている間に交代前のディーラーを追いかけて問い詰めると、彼はあっさりと白状したらしい。


(そうだったんだ…)



ロベ「聞けば…今までにも、何度か同じことをしていたそうじゃないか…」


男性「それは…」


常習犯だったんだ、なんてヤツだヽ(`Д´)ノ



真っ青な顔で口を閉ざす男性を、カジノのお客さんたちはざわめきながら見つめた。


客A「私たちの神聖な社交の場に、こんな人が混じっていたなんて…残念だわ」


客B「ああ、まったくだ。ロベルト様が気付いてくださらなかったら、この場所がどうなっていたことか…」



この一言を聞いて、男性の表情が一変する。


男性「え?ロベルト……様…?」


長い前髪をかきわけ彼の存在に気付くと、男性はいきなりしゃがみ込み、床に頭をこすりつけるように土下座をした。



男性「大変、大変申し訳ございませんでした!」


(こんなあからさまに態度を変えるなんて…)



最低だな、コイツ( ̄Д ̄;;



彼は私と顔を見合わせ、あきれたようなため息をつく。そしてスッとしゃがみ込み、男性の肩に手を置いた。



ロベルト「キミはここの常連客だったんだろう?だったらまずは誰よりも、このカジノをともに愛してきた、お客さん方に謝るべきなんじゃないか?」


男性「あ…」


ロベルト「まずはきちんと罪をつぐなって、この方たちに許してもらう努力をしなさい。…そして二度と、こんなマネはしないようにね」


(ロベルト…)



もう、なんて素敵なロベたんо(ж>▽<)y ☆




誠意を込めて諭す彼の姿に、私は胸を熱くする。涙をあふれさせた男性は罪を認め、お客さん方に心から謝罪したのだった。


(すごい…なんだか見直しちゃったな…)




彼の機転によって騒動がひと段落し、カジノが当初の落ち着きを取り戻した頃。


ロベルト王子はふと、腕時計に視線を落とした。


ロベ「あ、もうこんな時間…」


彼はそう言うと、私の手をギュッと握る。


(え…?)


ロベルト「今から○○に…とっておきのもの、見せてあげるね?」



(とっておきのもの…?)


戸惑う私は、いたずらっ子のように微笑む彼の顔を見つめ返した。



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


~ホテルの中庭~



主「わあ……」


カジノの外に出た私の目に入ったのは…。誰もいないホテルの中庭に、美しくほどこされたイルミネーション。


手前にある噴水は、キラキラと輝く虹色の光を放っていた。


主「キレイ…すごいね、ロベルト!」


私は感激のあまり、彼に身体を寄せるとようにしてくっつく。すると、ロベルト王子はつながれたままの手を、ギュッと握り返してきた。




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ロベルト「メリークリスマス、○○」


(あ…)



彼がそう言った瞬間、ホテルの時計台から24時を告げる鐘が鳴る。



ロベ「良かった、ギリギリ間に合って…。さっきのゴタゴタで、もしかしたら間に合わないかと思ったよ」


主「え?ってことは、もしかして…このイルミネーションは私のために…?」


ロベ「まあねー。アルベルトに相談して、内緒で用意してもらったんだ」


(あ…それでさっき、部屋を出て行く直前にふたりで話をしてたんだ…)


ロベ「喜んでくれた?」


顔をのぞき込んでくる彼に、私は大きくうなずいて応えた。


主「もちろん。……すごくうれしいよ」


ロベ「良かった……。今日は思ってたクリスマスにしてあげられなくてごめんね。もっと普通のカップルらしい場所に連れていってあげたかったんだけど…」


切なげな声を出す彼に、私はあわてて首を振る。


もう、とんでもない(〃∇〃)




主「そんなことないよ。カジノでも私を助けてくれたことだって、すごくうれしかったし…それに…」


私は懸命に言葉を押し出していった。


主「久しぶりに真剣なロベルトが見られて、私、ますます…」


じっと見つめる彼の視線に、私はハッと気付いて言葉をとめる。そんな頬を熱くする私を前に、彼は楽しそうに笑みを深めた。


ロベ「ますます…何?」


(あ…)



ドキっとした瞬間、握り合った手に力がこもり、彼の瞳がじりじりと迫ってくる。


ロベ「言ってくれたら…イルミネーションより、もっといいものあげる」


(ロベルトってば…わかってるクセに…)



私は覚悟を決め、目を閉じて答えた。


主「ますます…大好きになったよ」


つぶやきとともに、一瞬で重なってくる口づけ。



主「んっ…」


それは、深いところまでしっかりと私への想いを伝えてくれる。




ロベルト「俺も…○○のこと、大好き…」






キスの最中に漏れる吐息は、私の耳元をくすぐっていく。


後頭部を押さえられたまま、奪うような口づけが続くと…私の頭は次第に、ボンヤリと熱に浮かされていった。甘い口づけに夢中になっていると…ふと首筋に、冷たい金属のようなものが当たる。


(え…?)


唇が離れたあとに確かめてみると、それはウサギのチャームがついたネックレスだった。


主「どうしたの?これ…」


目を丸くする私に、彼はうれしそうに笑う。


ロベ「いいでしょ?去年のクリスマスに一緒に作った雪ウサギが、ネックレスに変身したんだ。…だから、○○にと思って」


おどけるような彼の口調に、私の頬は自然とゆるんだ。


主「ふふっ…そうだったんだ。すごく可愛いね。どうもありがとう…」


ロベ「いいえ、どういたしまして。さすがに、雪を降らせてあげることはできなかったけど…」



再び唇を近づけてきた彼は、触れ合うギリギリのところで、こうささやきかけてくる。



ロベルト「○○のことを…世界中の誰よりも温かい愛情で包むことはできると思うよ?」


(もう、ロベルトったら…)






その言葉をまるで行動で示すように…私の身体は彼の熱い腕に抱きすくめられていく。




……呼吸が乱れていくほど、強い想いと力を込めて。



ホテルに移動したあとしばらくして、窓の外は初雪が降り始めた。



白く染まる景色を眺めながら、私たちはこれまで過ごしてきた日々と、今の幸せを噛みしめる。



求めあう二人の心は長い夜を越え、雪の結晶が融けるようなゆるやかさで、ひとつに結ばれていくのだった。




END



゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚



~ ロベルトからのアフターメール ~



題名:来年のウサギは


本文:


○○のおかげで今年も素敵なクリスマスが過ごせたよ。


どうもありがとう。


去年の雪ウサギを今年はネックレスに変身させたから、来年こそは、


○○自身をウサギに…


って、これ以上言ったら怒られそうだからやめとこっと。


でも、きっとふわっとした尻尾とかつけたらすっごい可愛いだろうなあ!


ま、こういった横しまな感情は置いておいて……。


また来年も、再来年も一緒に過ごせたらいいなって思う気持ちは本物です。


○○、愛してるよ!


この先も、ずーっと………いつまでも。



ロベルト


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚




やっぱり、ロベたんが好き(///∇//)


とにかく、かわいい!!


甘いイチャイチャが結構多くて良かったです(●´ω`●)ゞ







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