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2016年04月28日(木)

いろんな作業例のご紹介

テーマ:修理/改造
昨日に引き続き、今日はオーソドックスな定番の作業からちょっと変わった作業まで、いくつかをご紹介させていただきます。

●まずは定番のフレット交換です。フレットやナットは「消耗品」ですので、いつかは交換しなくてはいけない部品です。指板面再塗装等の作業が必要なければ、数日のお預かりで済みます。





下の写真はフレット交換と同時に、当工房の人気メニュー「ビンテージエッジ加工」を施した例です。上が施工前、下が施工後です。これでもかと角を丸めることによって、弾き込まれたビンテージギターのような握り心地を得ることができます。この後の摺り合わせ時に更にフレット形状を丸く仕上げます。





●お次はちょっとした改造編です。まずはピックガードの新規製作&取り付けです。写真はレスポールタイプのギターです。レスポールタイプの市販のピックガードって微妙に合わなくてエスカッションの間に隙間があいたりすることが多いのですが、専用で作ればそのような不具合は皆無、ピッタリ作れます。



次もピックガードの新規製作です。ジャガーベースですが、元々付いていたアクティブ回路を取り外したついでに、金属パネル部分を同化したシンプルなイメージのピックガードを作って交換しました。ちなみにこちらのベースはブリッジも交換しました。



お次はフィンガーレストの製作です。こちらのお客様は指板エンドあたりの環境や設定に強い拘りをお持ちで、かなり独特な形状のレストになっています。ちなみに元々は24フレットあったベースですが、お客様の要望で21フレット仕様に「減らす」改造も施してあります。材料は指板と同じ「エボニー材(黒檀)」を使用しています。



次はペグ交換。こちらもご依頼の多い作業です。部品さえあれば即日返却も可能です。もちろん部品のお持込も大歓迎です。ちなみにこちらは珍しい「スタインバーガー/ギアレスチューナー」です。



次にご紹介するのは「ジャックの移設」です。過去に「トップジャックをサイドジャックに変更&移設」した事がありましたが今回はその逆、サイドジャックをトップ(舟形)ジャックに変更した例です。サイドの穴はご要望により簡易処理で白いフタを製作して取り付けました。



●次は「ピックアップの増設」です。こちらのギターは以前ご紹介もさせていただいた、当工房で製作したオーダーメイド品なのですが、当初はリアPUのみという仕様だったのですが、お客様の嗜好が変わってフロントPUが欲しくなったとの事ですぐに増設加工をしました。当たり前ですが、より使い勝手の良いギターになりました(笑)





●次にご紹介しますのは、シェクターのギターに「アクティブブースター」を搭載した例です。当工房でブースター回路を製作して組み込んであります。ブーストレベルはボディバックのスプリングキャビティ横に、電池収納スペースと共に設置した半固定抵抗で調整できるようになっています。お客様のご要望で、ブーストON時に高輝度ブルーLEDが光るようになっています。コイルタップスイッチ等も追加したのでスイッチだらけで「スイッチ好き」にはたまらないルックスになりました(笑)



●次はこちらも定番、ヘッド折れ修理です。ヘッド折れ修理にはいくつか方法がございます。軽度でキレイに折れている場合は「接着補修」のみで済む場合もございます。丁寧な接着準備処理をして接着できれば、同じ所からまた折れるということはまずありません。よって、もしヘッドが折れた場合は何もせずそのまますぐにお持込いただく、というのがベストです。

きちんときれいに接着できた場合の接着剤の強度は、木の繊維の結びつきの強度よりも強いと言われています。現にこの修理を行って、再び同じ所から折れてしまった(剥がれてしまった)という事例は開業以来一度もございません。





ただし、上記の方法で修理できるのはあくまでも「欠損部分も無く、キレイに折れている」いわゆる「軽度」の状態の場合に限ります。それ以外の場合はやはり「補強」を含めた本格的な修理が必要になります。

下のギターは完全にヘッドが折れて分離してしまっています。これは流石にフルコースの修理が必要です。ヘッドをできるだけ元のように接着できるよう、様々な処理をしてまずは接着します。その後、補強のための「ボリュート」を付ける加工をします。接着面の精度がとても重要で、かなり神経を使う作業です。小さな欠損部分は今回はウッドパテを使用して埋めてあります。











ボリュートの成形が終わったら塗装を施します。今回は暗めのブラウンで塗装して、補修箇所がわかりにくいようにしています。ヘッド表面もキレイに塗装しなおしてあります。





●続きましてはアコギのブリッジ剥がれの修理です。こちらも御依頼の多い作業です。一度完全に剥がして、ブリッジと同じ形にピッタリきれいに塗装を剥がして接着面をきれいに整形しなおしてから再接着します。地味に時間のかかる作業ですが、このひと手間で接着強度がだいぶ変わります。御覧の通りピッタリきれいに再接着できました。





●最後はネックが根元から取れてしまった例です。本来セットネックの場合「取れる」ということは絶対にあってはならないのですが(笑)残念ながら時々このような事例が発生します。原因は色々ですが、主に「加工精度の粗さ」が原因の場合が多いです。よって、再接着する際は、セット角度(弦高設定に影響します)もよく確認しつつ、二度と取れないように各部を補修&修正してから再接着します。無事に適正な状態で接着でき、復活しました。








スミマセン、思いのほか長くなってしまいました(笑)次回はこちらもしばらく御無沙汰しておりました「オーダーメイド品のご紹介」をさせていただこうと思います!近日中にUPします!
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