とにかく今まで通り治療を続ける事になったものの。

結果はいつも撃沈。採卵までは無事に進むけれど、顕微授精の回数が増えてきて、相変わらず分割の速度は遅い。

お金はどんどん湯水のように消えて行きます。

そこへ今回の辞令の全貌が明かされはじめ、前回とは桁違いに自己資金が必要だと言う事が判明しました。後から後から事実が明らかになるというのは、要するに未知の世界に飛び込むプロジェクトだったので、誰にもなんにもわかっていなかったから。前回も似たような状況でしたが、ダンナの会社は往々にしてそういう傾向があると思われる。昔で言うところの「気っぷがいい会社」ってヤツですかね、一応上場企業さんですけど先の事をあんまり考えてない行き当たりばったりな感じ。

初めて打診を受けたときに聞いたプロジェクトの内容から、それなりの自己資金が必要かもしれないということは想定できなかった訳ではないのですが、実際にそうだとわかって初めていろんなお金を試算した時、このまま治療を続けていいのかわからなくなりました。

なんせ、この時点ではホルモン補充周期の話がちらつき始めてましたから、治療費がどれだけ跳ね上がるかもわからない。初回のホルモン補充周期の試算は、ざっと4~50万。IVF費用とは別なので、ホルモン補充を始めたら1周期辺りのトータル金額が一気に100万越えの可能性もあるとか。詳細はまた別で書きますが、これは人によってかなり差があるそうで、あくまで私の場合の試算です。服用できる薬に制限があったり注射と経口薬のどちらを選ぶかとか、そのタイミングや回数で金額は全く変わってくるとの事でした。

さて。
ちょっとずつまともな食生活になってきたものの、一人一回当たりの分量が未だによくわからず、結果、日本にいたときの倍ぐらいのカロリーを一度に摂取しているんじゃないかという不安を抱えながら、ここ数日、ベーコンという名の油を食べています。クリームチーズをノンファットにしておきながら油を食らうと言う、全くもってナンセンスな。