オルセー美術館展2010 | 猫好き、シン・レオの鳥撮り&日記

オルセー美術館展2010

7月26日月曜日、

この日は平日と言うことで、

前から行きたいと思っていた


を観に行ってきました。


猫好きエンジニアの呟きブログ

六本木にある国立新美術館は初めて行きました。


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なかなか凝った造りになっています。

全面ガラス張りの明るい空間に広いカフェがありました。

展示の内容は

ゴッホ、モネ、セザンヌ、ゴーギャン、ルソーなど、

オルセー美術館の誇る名画115点、

そのうち半数以上が日本初公開という貴重なものです。

モネの「睡蓮の池」や

ゴッホの「自画像」など

有名どころの作品も多数含まれていました。

僕が印象に残ったというか、気に入ったのは、

たくさんあるんですが

モネの「ロンドン国会議事堂」と

ゴッホの「星降る夜」が特に良かったです。

ポスト印象派とは

1880年代半ばのフランスでは、印象派の圧倒的な影響を受けた多くの才能が、

さらに革新的な表現を探究し、多様な絵画芸術が花開きました。


1910年、イギリスの批評家ロジャー・フライは、印象派とは一線を画す傾向を察知し、

「マネとポスト印象派」と題した展覧会を組織します。


ここに出展されたのが、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、スーラといった画家たちでした。

以後、ポスト印象派は、確かな形態描写、堅固な構図、鮮やかな色彩、観念的なものへの志向など、

印象派の関心の外にあった傾向を復権し、

20世紀初頭の前衛美術の登場を促した動向と位置づけられてきました。


しかし、ポスト印象派は、画家によって画風が大きく異なることから分かるように、

何らかのグループでもなく、特定の手法や理論を掲げた運動でもありません。


ポスト印象派に含まれる画家たちは、印象派への対抗という一面的な理解では捉えきれない、

多様な個性を備えているのです。


本展覧会でご紹介するように、その革新的な成果は、

世紀末パリに花開いた芸術的、文化的諸相と複雑に絡み合っています。

ちなみに我が国では、「後期印象派」という呼称が長く使われてきました。

しかしこの用語は、印象派の後半期を示すかのような誤解を招く恐れがあり、

近年では「ポスト印象派」が定着しつつあります。