甲斐 善光寺 | 猫好き、シン・レオの鳥撮り&日記

甲斐 善光寺


7月18日、三連休の真ん中の日、

山梨県の甲府にある、

「甲斐善光寺」 に行ってきました。




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こちらが山門。

本家の信濃の善光寺にも引けを取らないくらい大きいです。


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こちらが本堂になります。


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高さも高いですが、

回りに施された彫刻も素晴らしいです。

本堂の中では、信州の善光寺のように

お戒壇めぐりもできます。

また、信州の善光寺には無い、「鳴き龍」があります。

本堂の大きな龍の天井画の、

龍の顔の下で手を叩くと、反響が共鳴して、

龍の鳴くような(本物を聞いたことがありませんが…)

音が鳴ります。

拝観料は、本堂のお戒壇巡りと宝物館を合わせて500円でした。

宝物館には、

阿弥陀三尊像や、

日本最古の木造の源頼朝・実朝像、

熊谷直実像・玄和居士像、

また、徳川家光奉納の聖観音像、

賽の河原地蔵尊・善光寺如来絵伝・木喰上人絶筆梵字阿弥陀如来像

武田信玄朱印状、徳川家康の書状などを展示していました。



甲斐善光寺は、開基武田信玄公が、川中島の合戦の折、

信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年(1558)、

御本尊善光寺如来をはじめ、諸仏寺宝類を奉遷したことに始まります。

ここ板垣の郷は、善光寺建立の大檀那本田善光公を葬送した地と伝えられ、

信濃より大本願上人以下、一山ことごとくお迎えいたしました。

その後、武田氏滅亡により、御本尊は織田・徳川・豊臣氏を転々といたしましたが、

慶長三年(1598)信濃に帰座なさいました。

甲府では新たに、前立仏を御本尊と定め、本坊三院十五庵を有する大寺院として

浄土宗甲州触頭を勤め、徳川家の位牌所にもなっておりました。