ロイヤルオークはどうなるのか? SIHHにて
テーマ:About AP Watches昨年の9月に、当ブログにて、
「ロイヤルオーク(15300)が生産を終了するという噂を耳にしたのですが本当でしょうか?」
というご質問を頂きました。
もちろんその段階で、2012年以降の商品戦略や生産予定も決まっていましたが、SIHHまでは極秘事項でしたので、回答出来ずに申し訳ありませんでした。
1972年に発表した八角形のケースをした【ロイヤルオーク】は、瞬く間にベストセラーとなり、ラグジュアリースポーツウォッチのカテゴリーを自ら作り出してその王者として君臨し続けて来ました。
今年40周年を迎える【ロイヤルオーク】コレクション。その節目に【ロイヤルオーク】は果たしてどう進化していくのか、その動向について、多方面から問い合わせがありました。
昨日からスタートしたSIHH2012。 ようやくその全貌を明らかにすることが出来ましたので、ご報告します。
まずは、主流の39mmケースの15300が生産終了となり、それに代わる次世代ロイヤルオークとして41mmケースの15400が発表されました。
APが誇るベースムーブメント3120を搭載した15300は2005年に発表されて、それまでの36mmケースの14790の後継機種として、時計業界の大型化を牽引して、奇しくもAPジャパンの設立した年でもあり、日本市場においても所謂アラフォー世代への訴求により【ロイヤルオーク】のブーム再来を作り上げることが出来ました。
そして、今年【ロイヤルオーク】は市場のニーズに応えるべく更なる大型化し、より視認性をアップ。
しかも、嬉しいことに、これまで特に日本をはじめとするアジア諸国からの要望により、37mmも同時に発表しました。 これによって、より幅広い年齢層への訴求も含め、ユニセックスという提案も可能になります。
左からメンズ41mm、ユニセックス37mm、レディス33mm。
さらに、1972年発表の【ロイヤルオーク】と同じ極薄ムーブメント2120を搭載した復刻版、通称「ジャンボ」(今では主流が復刻よりも大きくなったので、もうこの呼び名は使えなくなりますが)も同時にモデルチェンジを発表しました。 これにより、2012年では37mm、39mm、41mmの3サイズ展開となります。 これにレディスの33mmを加えた全4サイズのバリエーションとなります。
左39mmの復刻版、右41mmの新しい【ロイヤルオーク】。
ユニセックスの37mmは、ベゼルにダイヤセットしたモデルもあります。
日本人のメンズには丁度良い品のあるサイズ感です。
ベーシックの41mmのステンレスモデルはブラック、ホワイト、ブルーの3色の文字盤があります。
このほか、ピインクゴールゴケース及びベゼルのモデルはそれぞれホワイトとブラックの2色の文字盤、それぞれブレスタイプと革ベルト、計4モデルの展開になります。
なお、新しい15400の詳細スペックは下記の通り。
ロイヤル オーク オートマティック
41 mm
ムーブメント
-キャリバー:APマニュファクチュール製自動巻きキャリバー3120
- 外径:26.60mm (11¾リーニュ)
- 厚さ:4.26 mm
- 40石
- 部品数280個
- 最小パワーリザーブ:約60時間
- 振動数:毎時21'600振動
ケース
- ステンレススティール製ケース(41mm)、反射防止加工を施したサファイアガラスとサファイアクリスタルバック
- ねじ込み式リュウズ
- 50m防水
ダイヤル
-
「グランド タペストリー」モチーフのブラックダイヤル、ホワイトゴールドの植字インデックス
- ホワイトゴールドのロイヤル オーク 夜光針
ブレスレット
-ステンレススティール製ブレスレット、APフォールディングバックル付き
機能
- 時、分表示、センターセコンド、日付表示
リファレンス番号
15400ST.OO.1220ST.01
ミドルケース、ベゼル、リュウズ、ブレスレット、フォールディングバックルは、40年前に高級時計製造の世界にセンセーションを巻き起こしたモデルと同じステンレススティール製です。交互に施されたサテン仕上げとポリッシュ仕上げの微妙な効果も採用されており、また八角形のベゼルに付いた8個の六角形ビスは、初代ロイヤル オーク以来変わらないホワイトゴールド製です。50m防水でねじ込み式リュウズを備えたケースは、反射防止加工を施したサファイアガラスとサファイアクリスタルバックによって引き立てられています。ケースと一体型のブレスレットは、緩やかに細くなっていくリンクとアタッチメントの完璧な組立で、このコレクション独特の美しいデザインをいっそう引き立てています。二重安全止め金具付の新しいオーデマ ピゲ製トリプルブレード フォールディングバックルも登場します。
コレクションのもう一つの特徴として、このロイヤル オークのブラックダイヤルには、全てのロイヤル オーク オートマティック モデルに共通の「グランド タペストリー」装飾が施されています。この装飾は、オーデマ ピゲの工房で、ラモレイヤージュ(彫刻刀を使って浮彫り加工し、リフラーと呼ばれる小さなやすりでスムージングすること)と呼ばれる技巧に基づいて伝統的な機械を使って施されます。この技巧により、正方形の区切りと、そこに浮かぶ細い溝の網目模様を同時に施すことができます。この2種類の装飾の重ね合わせが生み出す比類なき輝きは、ロイヤル オークのダイヤルでしか見ることができません。APのイニシャルは、以前の直径39 mmのモデルよりも控えめに、ロゴの真上に施され、12時位置の空いたスペースに、1972年のロイヤル オークのオリジナルデザインを彷彿とさせるダブルインデックスが配されています。
この新しいロイヤル オーク オートマティック モデルには、機械式自動巻きムーブメント、キャリバー AP 3120が搭載されています。280個の部品で構成されるこのキャリバー 3120は、時、分、秒表示と日付表示窓を備え、60時間のパワーリザーブと毎時21,600振動(3 Hz)を保証します。モノブロック・ローターは22Kゴールド製です。
初のラグジュアリースポーツウォッチの後継モデルとして製作されたこの新しい直径41 mmのロイヤル オーク オートマティック モデルには、他に、ステンレススティール製ケースにブルーダイヤルまたはシルバーダイヤルの2つのバージョンがございます。さらにこのモデルは、ピンクゴールド製ケースにブラックダイヤルまたはシルバーダイヤル、ピンクゴールドブレスレットまたはレザーストラップ、(APフォールディングバックル付き)でもお求めいただけます。















