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2012-05-23 テーマ:ブログ

「失われた20年」

先日の記事で、コルネリアの資産強奪を狙った、詐欺男ビッターについて書いた。1990年代以降の日本の「失われた20年」は、まさに、この“詐欺男”に狙われた、彼女の後半生のような時代だった。主役(悪役)を演じた「売国者」は小泉・竹中コンビで、今日の野田もその系譜に連なるのだろう。

これら「売国者」に共通するのは、国民目線ではなく、「宗主国」目線で、「植民地総督」として振舞っている点だ。国民を犠牲にして、「宗主国」に貢ぐ「上納金」の額しか考えない(裏では、巨額の配当があるはず)。だが、検察やマスコミ(デマゴミ)は、それを暴こうとしない。

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http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/713.html

「宗主国」の日本資産強奪は、1989年の「米日構造協議」に始まり、クリントン政権の「年次改革要望書」(内政干渉)に引き継がれ、「郵政民営化」がその“目玉”になった。そして、シナリオどおりに、小泉・竹中が主役(悪役)を演じた。善良な国民を騙すために…。

“天王山”は、2005年8月の「郵政解散」だった。国民の“虎の子”の郵貯資産を「宗主国」に貢ぐために、小泉は一世一代の“大博打”を打った。日本のマスコミは拍手喝采し、英国の『フィナンシャルタイムズ』も、「宗主国」(国際金融資本)側の喜びを、「もうすぐ日本郵貯の350兆円が手に入る」と報じて、小躍りした(上掲↑)。



また、同年に成立させた「会社法」は、全米で最も規制の緩い米国デラウェア州の法律をモデルにしたもので、株主(資本家)が代表取締役(経営陣)を自由に解任できるものとした。郵貯の350兆円を強奪すべく、用意周到な制度上の準備をしたのである。

“首謀者”とも言うべき、金融・経済財政政策担当大臣(当時)は、言うまでもなく竹中平蔵であり、第3次小泉内閣(2005年9月~)でも、総務大臣兼郵政民営化担当大臣に就任した。そして、「売国」の功績を認められてか、2009年の「世界経済フォーラム」(通称:ダボス会議)への出席を許された。

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2012-05-11 テーマ:ブログ

コルネリアと現代

412日に、「郵政民営化改正法案」が衆院を通過した。郵貯・簡保の金融子会社全株売却方針が撤回され、政府関与の余地が残された。小泉政権が目論んだ「日本資産売却(強奪)計画」が辛うじて一歩後退した。2005年の「郵政解散」以来の攻防戦を振り返ると、17世紀のある日系人女性の生涯が思い浮かぶ。彼女の名は、コルネリア・F・ネイエンローデ(日本名不明)。


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 コルネリアとピーテル〔クノル家の肖像画の部分〕 (Yuri様ブログより)


彼女は、1629年に、オランダ東インド商会(略称:VOC)の商館長コルネリスと日本人女性の娘として、長崎の平戸で生まれた。だが、父の死と幕府の鎖国政策で、混血児コルネリア(8歳)は、バタヴィア(ジャカルタの旧名)に追放される。彼女はバタヴィアの孤児院で育ち、後にVOC社員のピーテル・クノルと結婚する。そして、20年間に10人の子を産み、豪壮な邸宅で裕福に暮らす。だが、夫の死によって、コルネリアの人生は暗転する。


オランダで弁護士業に失敗したヨハン・ビッターが、バタヴィア裁判所の判事に赴任し、クノル家の財産に目をつけた。ビッターは未亡人コルネリアとの結婚に成功するや、彼女の財産を奪おうとして、家庭内暴力を繰り返した。当時のオランダの法律では、妻の財産の支配権は夫にあったからである。彼女は、ビッターの暴力と金銭横領をVOC本部に告発し、彼は有罪となり、帰国を命ぜられる。


だが、執念深いビッターは、あの手この手を使い、再び、判事としてバタヴィアに戻ってくる。今度は、狡猾なソフト路線でVOC関係者らを懐柔し、ついに、前回の判決を覆し、彼女と復縁してしまう。ビッターは再び家庭内暴力を続け、何度も裁判沙汰になる。

カワセミの囁きブログ       バタヴィア総督府 (Yuri様ブログより)


騒動に手を焼いたバタヴィア総督府は、公共秩序を乱すとして、二人に本国帰還を命じる。彼女の闘争の舞台はオランダに移り、裁判は3年に及んだ。だが、コルネリアは敗北し、詐欺師ビッターは財産管理権を手にする。1691年、傷心のコルネリアは父の母国で62年の生涯を終えた

彼女の死後、ビッターは膨大な財産を手に入れた、かに思われた。だが、コルネリアが体を張って守ったクノル家の財産は、どういうわけか、彼女の孫に相続された(10人の子は全員死亡)。財産強奪に失敗したビッターは、その後、地方都市の裁判官を4期、市長を2期務め、自らの借金を残したまま、77歳で死亡する。


勝者は、ビッターではなく、コルネリアのほうだった。


小泉政権が企んだ「日本資産売却(強奪)計画」を考えるにつけ、結婚詐欺師ビッターの「クノル家財産強奪計画」の手口が思い起こされる。「裁判官」や「市長」の職は、この男には、「虎の威」に過ぎなかったであろう。


  コルネリアの生涯については、Yuri様の「おてんば起源説」を参考にさせていただきました。

                 ↓

    http://ameblo.jp/wayang/entry-10465475876.html


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2012-05-01 テーマ:この国

たたかいの中に

太平洋戦争(大東亜戦争)に敗れ、ポツダム宣言(1945)を受諾した日本は、以後、約7年間、占領軍(GHQ)の統治下に置かれた。そして、サンフランシスコ講和条約(1951)によって、名目上の「独立国」に復帰した。1952年4月28日午後10時30分が、条約発効の日時である。

この年の5月1日(条約発効の4日後)、東京・日比谷の皇居外苑で、6,000人のデモ隊と、600人の警官隊が衝突する「血のメーデー事件」が起きた。そして、東京都職員の高橋正夫さんが、警官のピストルに撃たれて死亡した。高橋さんの服のポケットには〝平和がほしい、独立がほしい、新しい人間像がほしい〟と書かれたメモが入っていたという。
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「昭和毎日・血のメーデー事件」より http://showa.mainichi.jp/news/1952/05/post-355b.html 

このデモを組織したのは、左翼系の「総評」(日本労働組合総評議会)だったが、「平和」と「独立」を希求した高橋さんの思いは、今日の日本国市民(右も左もなく)にとっても、共通の思いではないだろうか。時おりしも、「小沢氏無罪」の判決を得た今、「宗主国支配」からの、真の「独立」を目指すべき時を迎えている。

高橋さんが部屋に残したノートには、一行の詩が書かれていた。その詩に林光さんが曲をつけ、美しいメロディーの歌ができた。(↓)



たたかいの中に  
(作詞:高橋正夫/作曲:林光)

たたかいの中に 嵐のなかに 若者の魂は鍛えられる
たたかいの中に 嵐のなかに 若者の心は美しくなってゆく
吹けよ北風吹雪 そのなかをぼくらはかけてゆこう
くちびるにほほえみをもって ぼくらはかけてゆこう
明日はかならず ぼくら若者に 勝利の歌がうたえるように ゆこうみんなゆこう


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2012-04-29 テーマ:この国

「大岡裁判」?

4月26日に小沢一郎氏が「無罪」判決を言い渡された。巷間では、これを江戸時代中期の「大岡裁判」になぞらえ、大善裁判官の「良心の発露」と解釈して安堵する向きもある。  だが、そうだろうか。大岡越前にせよ、水戸光圀にせよ、お上が創作した「虚像」は、しよせん、「民の統治」のための便法に他ならない。ボクらは、それに飼い慣らされ続けて、今に至っている。

大善裁判官が下した判決は、時勢を見渡した上での、「関が原」における小早川秀秋の「寝返り」の如きものだったろう。この3年間、検察とマスコミは、「宗主国」の走狗として、血眼になって「小沢抹殺」に狂奔した。しかし、強制捜査を繰り返しても、起訴できなかった(潔白だった)。そこで、最後に、奥の手の「検察審査会」を使った(これなら、無実でも有罪にできる)。だが、複数の「審査会」の「審査員」の平均年齢が同じだったことから、その実体が疑われてしまった。 



以後、「検察審査会」など、実は、存在しないのではないか、との疑惑がつきまとった。そして、「阿修羅」などのネットメディアで形成された一般市民の義憤が、多数の国民に浸透した。極めつけが、横路参議院議長に提出された森ゆうこ議員の「検察審査会の実態調査を目的とする法務委員会秘密会の開催」の要請である。         http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/193.html 



また、八木啓代さんら市民団体による最高検察庁への「捜査報告書虚偽記載事件」の告発状(田代検事ら特捜幹部の告発)も、大いに功を奏したろう。
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-633.html http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/352.html

サッカーの中田選手も、「東京地検特捜部を組織犯罪処罰法で刑事告発すべき」と発言し、世川氏や藤島氏らの市民デモ、そして、熊木氏など、多数のネット発信も継続的に続いていた。
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/314.html

こうした一般市民の世論の盛り上がりと宗主国支配層の凋落に、さすがの「傀儡司法」も、「無罪」とせざるを得なくなったのだろう。



もともと、「火のないところに煙を立てた」のだ。3年間も、30億円もの捜査経費を使って、「司法」はいったい、何をしてきたのか?告発されるべきは、ムダ金を浪費した検察と「司法」であり、国民騙しの売国マスコミ(デマゴミ)に他ならない。


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2012-04-18 テーマ:ブログ

酒と泪と

『酒と泪と男と女』は川島英五の唄である。だが、ボクには、尾崎豊と川島英五がダブって見えてしまう。尾崎は20代半ばに亡くなり、川島は50近くまで生きた(13歳年上)のだから、共にシンガーソングライターだったこと以外に共通点は無い。きっと、酒場で、誰かが川島の唄を歌い、誰かが尾崎の唄を歌ったために、二人のイメージが重なってしまったのだろう。「酒と泪」は似ているが…。



さて、かつて、身近に大の尾崎ファンがいて、彼の唄にのめり込んでいた。当時のボクは、どうして尾崎がそこまで愛されるのか、不思議だった。確かに、彼の唄に、心揺さぶられる何かを感じていたが、川島英五との区別もできない、感性の鈍いボクだった。

尾崎の死から20年、もうじき、彼の命日(4月25日)がくる。そんな最近、彼の死の奇妙な動画を見つけた。動画を作ったのが誰かは知らない(鸚鵡が作ったとの説もある)が、「春髷丼」と関わりがあったらしく、また、背後に、複数のカルト宗教が絡んでいたらしい(尾崎とカルトの関わりではない)。



「尾崎を殺したのはアメリカだ!」と結論づけたこの動画には、強いインパクトがあり、自前の解釈をすれば、「人は人を知る」と同様、「カルトはカルトを知る」ということだろう。しかり、今日の米帝国は、「カルト」に支配されている、としか思えない。そして、植民地住民は、「カルト支配の宗主国」の下で、もがき苦しんでいる。あの、尾崎の最後の場面のように。


  興味のある方は、こちらをどうぞ。
          ↓
http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-category-9.html


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