2009年08月04日 posted by sabory-in-tw

民族意識

テーマ:その他

たまたまラジオを聴いていると「日本人」について語る番組が始まった。


殆どが台湾語 なので、半分ぐらいしか理解できないが、戦前の日本精神 への礼賛が見え隠れする。


日本がそれほど好きでもなく、誇りでもない自分ですら聞いていてこそばゆい感じがする。


私は戦前に生きたわけではないので、日本の台湾統治 に対する見方はいたって淡白であるし、これといって特別な感情もない。しかしながら、戦前の日本の影響が今直、色濃く残っている台湾に生活していると、日本人であることに複雑な感情を持つことがある。


話は変わるが、

最近の中華人民共和国の勃興に伴い、中国大陸に親近感を覚える台湾の「中国人」の一部も、その来たる栄光に酔いしれているように思う。


これからの世の中は


「中国人的天下」

だと言われたことがある。その後、延々と如何に「中国人」が優れているのか聞かされたのを思い出す。


外国人であると分かっている私に対して、このようなことを言う人間の個人的なEQの問題もあるが、日本がそれほど好きでもなく、誇りでもない自分ですら、このようなことを聞かされると、流石に「日本人」としての魂が燃えてくる。


しかし、この「日本人」って何?と考えると、この「日本人」はとても不思議な存在に思えてくる。


例えば、多くの「日本人」は日本は単一民族国家だと思い込んでいるが、本当にそうなんだろうか?


親父方の過去帳が運良く残っているみたいで、お寺にいくとそれを見ることができるが、そこには、まちがいなく室町時代に朝鮮からきたことが書かれている。おかんの血統は顔立ちや身体的特徴から南方から来たに違いないであろうから、私は北方の朝鮮の血筋と南方のどこかの血筋との混血児ということになる。基本的に今の韓○や北朝○の方々に対しては、大いなる違和感を感じるが、自分のルーツは間違いなくあの方々と繋がっているのである。


台湾には、自分のことを「中国人」という人もいれば、「台湾人」という人もいる。

「中国人」=「中華民国」

の人もいれば

「中国人」=「中華人民共和国」

の人もいるかもしれない。


いずれにしても、頭の中に存在する「民族意識」ほど、面倒くさいものはない。

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