こんにちは
なかなかブログが書けませんね~。
昨日、日本ワインセミナーの3回目に参加したのですが、2回目をまだレポートできてなかった
ので、まず2回目のレポートです。
ちなみに・・
ここで言う「日本ワイン」というのは、日本で造られた全てのワインを指すわけではありません。
国産のワインの中でも、日本で作ったぶどうを使って、日本で造られたワインの事を「日本ワイン」と呼んでいます。
海外のぶどうや海外のワインを輸入して、最終的に日本で瓶詰めされたワインも国産のワインと言えますので、それらとは区別をしているのです
それでは、山梨県勝沼の『ダイヤモンド酒造』
さんのお話です。
醸造・栽培責任者の雨宮吉男さんがお話して下さいました。
ダイヤモンド酒造は、ワインとワインビネガーを造っているワイナリーです。
なぜワインビネガー?と思いますよね。
びっくりしたのですが、ワインに含まれる「酒石酸」が、潜水艦の音波を出すソナーとして使われていたそうなんです。そのため、太平洋戦争の時に、ワインから酒石酸を取りだして軍に渡していたそう。
酸が少ないワインは傷みやすく商品にならないため、ワインビネガーにして、販売したことから始まったそうですよ。
雨宮さんは、1年ボルドーで、2年ブルゴーニュでぶどうの栽培、ワインの醸造について学んだ方です。
同じフランスでも地域によってぶどうやワインの造り方は全く異なるそうで、ボルドーとブルゴーニュ両方の造り方を活かしながら、今までにない新しい挑戦をしたりと、意欲的に取り組まれているというのが伝わってきました。
大手メーカーさんは、ボルドーで学ばれる事が多いそうなんです。
で、小さなワイナリーは大手ワイナリーから学ぶ事が多いから、勝沼全体がどちらかと言うとボルドースタイルのワイン造りになっている傾向にあるのだけど、その中で、ブルゴーニュスタイルを活かしたワイン造りをする事で、今まで当たり前と思われていた事を見直して、今までにない新しいワインが出来上がっています。
試飲したワインです。
シャンテY.A Ch(シャルドネ) 2009
この2009年ヴィンテージから徐葉をしないようにしたそう。
普通は、全ての葉にしっかり陽があたり、また風通しを良くして病気になりにくくするためにも徐葉するものなのですが、徐葉するとその分ぶどうにも陽が強く当たるようになります。
陽が当たる=紫外線の影響で香り成分が減ってしまう という考えより徐葉をやめた所、シャルドネの香りがしっかり残るワインになったそうですよ。
また、普通は樽での熟成中にワインと澱をかき混ぜるものなのですが、それをする事により酸化が進みやすくなるため、行っていないそうです。
このワイン、めっちゃ美味しくてびっくりでした。
シャルドネは樽香が強くてフルーティーさが少ないものもあるのですが、柑橘っぽい香りや甘みのある香りがしっかりして、もちろん樽由来のバニラやナッツのような香りも適度にしっかりしていて、酸がイキイキと感じられて、フレッシュで明るい、元気になるようなワイン。
2009年は気候に恵まれた年だそうで、特にいいぶどうが出来たため、ワインも特に美味しくなったそうです。
シャンテY.A ますかっと・べりーA Ycube 2009
マスカットベリーAのワインは軽くてフレッシュというイメージがあったのですが、これはとっても厚みがありボリューミーな飲みごたえのあるワインです。
と言うのも、醸造の時、実と一緒に実が付いている枝の部分も漬け込み、初期に10℃の低温にすることでタンニンをしっかり抽出しているからだそう。
低温で漬け込むと色はあまり出ずにタンニンが抽出され、段々と温度を上げる事で色も抽出しているそう。
マスカットベリーAのワインは、クリュ・ボージョレ、特にモルゴン村のマルセル・ラビエールと言う人のワインを目標にしているそうです。
確かにマスカットベリーAはガメイと共通するいちごっぽい甘くて可愛らしい香りがあるし、甘い感じも似てますね。クリュ・ボージョレのようにしっかり熟成させて美味しいマスカットベリーAを目指しているんですね。
比較品としてクリュ・ボージョレの「ジュリエナ」の試飲しましたが、目標どころか、私はマスカットベリーAの方が美味しく感じました。
ボージョレのワインはボージョレ・ヌーボーが有名で、フレッシュな新酒を楽しむイメージが強いですが、クリュ・ボージョレなど、いい畑で造られたぶどうからしっかり熟成させるように造られたワインはとっても美味しいしお得なので、もっと飲んで欲しいとも言われていましたよ~
第3回は、40歳を過ぎてから脱サラしてワイナリーを起こした「楠わいなりー」さんでした。
またレポートします。