Atsuko Murataのブログ

スイス・ローザンヌ在住の声楽家、村田淳子の生活日記。


テーマ:

たった今、書いたものが消えてしまった~。ああああ。


ここ数年のうちにコンピューター音痴になってしまった。


気をとりなおしてもう一度。


今日は、ローザンヌの住宅事情について書きたいと思います。


チューリッヒでの家探しも大変ですが、ローザンヌでの家探しは、まさに地獄であります。


家探しを始めてみて、その大変さを思い知ることになりました。


日本と違って、不動産屋さんに行って、物件選んで、はい、契約。なんてことにはなりません。


なんせ住宅難。人口に対しての住宅数がかなり足りない。


1物件に対して何十という人たちが申し込みをします。


だいたい、家を見にいくと、扉の前に見学者の長い列ができています。


そう、私たちは、「選ぶ」なんていう立場にはないのです。


ローザンヌでは、仕事を探すより、家を探すほうが大変だと言われています。


家探しですが、まず自分で新聞やインターネットの広告を探して、下見の予約をし、


気に入ったら不動産屋に申し込みをしにいきます。


おもしろいことにチューリッヒの住宅広告とローザンヌの住宅広告には、大きな差があります。


それは、写真。チューリッヒ物件は、だいたいの広告に家の中の様子を紹介する写真がついています。


しかし、ローザンヌ物件には、ほぼ、なし。ただ、言葉で説明してあるのみ。


ということは、絶対に見にいかないといけない。なんて効率の悪いシステム。


当時、チューリッヒに住んでいたので、毎日片道2時間以上かけてローザンヌに通いました。


でも、この距離がかなり不利。


なんせ、スピード勝負。下見をして次の朝一番で申し込み書をもっていかないと、他の人に物件がいってします。


よくあったのが、その日の朝に出た物件に電話をすると「もう、決まってしまいました」という返事。


だんだん、焦ってくる。このまま見つからなかったら、家無し、ホテル暮らし決定。


でも、冬は、コンサートが多いから、そういう環境は心身ともにきつい。


こ~んな状況になってくると、もう、手当たり次第に申し込むしかなくなります。


私の場合、30件以上は申し込みましたが、ひっかかったのは、今住んでいるこのアパートのみ。


では、不動産屋は、どうやって次の借り手を決定するのか。それは、「収入」であります。


チューリッヒでは、自己申告制で収入がいくらくらいかを書いて申し込む形式。


ローザンヌでは、実際にうけとった過去3ヶ月分の給料の明細を提出しないといけないのです。


もしくは、新しい仕事の契約書。


私の場合、かなり不利な立場。


家を探している時点では、新しい仕事の契約書は、まだできていなかった。


滞在許可証は、更新中で期限の切れているものしかなかった。


仕事が声楽家。まさに騒音の象徴。


フランス語がしゃべれない。


外人。


最悪ですね。


不動産屋さんから電話がきて「二日後に引越しできますか?」って言われたときには、


とびはねました!


とりあえず、寝る場所ゲット。


この現在の我が家ですが、かなり問題あり。壁は、とりあえず白く塗ってあるからきれいに見えるけど


とにかく古い。不思議な家です。


不思議1:
Atsuko Murataのブログ-internet






















電話の口が洋服だんすの中にある。我が家では、たんすの中で電話が鳴り、

たんすの中からインターネットをとばしています。



不思議2:


Atsuko Murataのブログ-bagno


トイレの中に不必要な管が何本もある。我が家では、インテリアとしてピンク豚を2頭置きました。



不思議3:


Atsuko Murataのブログ-muro





















寝室に、隣の部屋からのカーテンレールが飛び出ている。

明らかに、もともと一部屋だったものを新たに壁をつくって区切った名残。

我が家では、観葉植物をつらす予定。


不思議4:

前述のとおり、変に部屋を区切ってあるので、ベットもおけない、何ににも使えない微妙な部屋がある。

おそらく部屋数だけ増やして、家賃をより高くとりたかった。



不思議5:


Atsuko Murataのブログ-luce






















よく見えるかなあ。洗面所のタイル壁からむき出しで電球がとびでている。

実は、鏡もついてなかった。お金をかけるのが、もったいないので

○KEAの一番安い鏡を貼り付けた。電気も○KEAの一番安いのをつける予定。


まだまだ、あります。地下にあるお湯をわかす機械が止まって、暖房もきかなくなったり、

キッチンのオーブンをつかったら、ブレーカーがおちたり。

(実際は、古い家なのでブレーカーでは、なく、ヒューズがとびました)

呼び鈴もないし、インターホンもない。(お客さんがきてもわからない)


それでも窓からは、山が見える。


Atsuko Murataのブログ-alps

この、山がまた、危険。山が少しでも見えるだけで、家賃が上がる。

レマン湖の水面が見えちゃったりしたら、家賃がかなり上がる。


こんな、めちゃくちゃな我が家ですが、立地だけは、とてもいいのです。

きっとそれが理由で家賃も高いのかと。

まず、バスが4本通っていて、旧市街にも直で行けるし、駅にも直でいける。

大きな公園2つにはさまれている。

レマン湖まで徒歩3分。

COOPと郵便局も近い。


住めば都さっ。と言いたいところですが、正直、そう言えないので、ただ今、家、探し中。

でも、このエリア、やっぱり家賃高くて、物件みても月30万円くらいから。

このまま、この家に住み続けるのだろうか。。。。。。

Amebaおすすめキーワード