NO. 024/365
昨日にうってかわって
雨模様でしたね。
今日の紫外線の量は、
くもり 60% / 雨30%
太陽から降り注ぐ光線
の種類を見て下さい。
地上に届く太陽の光線は、
紫外線、可視光線、赤外線と
さまざまな種類があります。
そのうち、私たちの肌に大きな影響を
及ぼす紫外線は2種類。
ちなみに、
UVとは、英語で紫外線を表す、
Ultra Violet(ウルトラバイオレット)
を省略した言葉です。
紫外線には波長の違うものがあって
UVA(紫外線A波)、
UVB(紫外線B波)、
UVC(紫外線C波)、
このうちUVCはオゾン層に吸収され、
地上に届かないため、直接肌への
影響はありません。
厄介なのは、
UVA波 と UVB波です。
肌の奥深くまで届く 紫外線A波
肌の表面を突き進み、真皮の奥にまで
到達します。
じわじわと肌の奥深くまで浸透して、
真皮にあるコラーゲン破壊し、
シワ・たるみなど老化の原因を作ります。
なので、重要なことは
ココが大事です。↓↓
『UVAは雲もガラスも通過
するので、直接光を浴びなくても、
日焼け止めを怠ってはいけません』
肌を真っ赤にする 紫外線B波
UV-Bは、主に炎症(やけど)を引き起こします。
DNAや細胞膜を破壊し、
炎症や火傷といった皮膚の症状になります。
メラニン色素を増やして、
日焼けによるシミ・ソバカスを引き起こします。
肌が赤くなって水ぶくれをおこし、
沈静すると、このように皮むけします。
いわゆる「日焼け」がこのB波でおきますね。
こんな老化を進ませる紫外線を
しっかりカットする日焼け止めは
なんでも良いわけではないんです。
日焼け止めは、
紫外線吸収剤と、
紫外線散乱剤から構成されていて、
二つの成分は、こうなっている。
そして、
日焼け止めを選ぶとき、必ずチェックしてほしい
のは、
「SPF値」と「PA値」です。
SPFとは、Sun Protection Factor
(サン・ プロテクション・ ファクター)の略で
紫外線防御指数(しがいせんぼうぎょしすう)
といって、
紫外線を浴びた際に、
皮膚が赤くなるまでの時間を
何倍に長く出来るかを表したものです。
SPFの数値単位は、時間で15~20分
SPF数値が高ければいいってものでは
ありません。
高いけど、
SPF数値が高いと、確かに日焼け止め効果も
肌への負担もかなり高いんです
そして、次は
PA。 Protection grade of UV-A
(プロテクション グレード オブ UV-A)
の略語です。
A波はB波よりエネルギーは弱いけど
波長が長いので、肌の奥まで届いてしまい
シミ、くすみ、黒ずみの原因
になります。
そして、
お肌のターンオーバーが行われなくなります。
「PA+」
「PA++」
「PA+++」
「PA++++」
の4段階。
美容面からすると、PA値を
重視されてもよいかなと思います。
参考までの数値の選び方は、
スポーツや通勤、散歩などにより
屋外で1~2時間過ごす場合。
PA ++~+++/SPF 20~30
ごみ捨てやちょっとした買い物、
洗濯物を干す場合など。
PA ++/SPF 20
なが~い解説になりましたが、
まとめ。
肌トラブルの元にもなるので、
やみくもに高い値の
日焼け止めを使うの
ではなくシーンに合わせて
使用することをおススメします
そして、
こまめに塗りなおしたほうが
効果が保てますよ。
美は一日してならず
ITO