ステロイド外用剤など抗炎症効果のある治療薬を使用しても手湿彦や手荒れの症状が良くならない場合、 ゴム手袋が悪化の原因の場合があります。



【原因1】ラテックス(天然ゴム)アレルギー

ゴム手袋が原因の場合、最も多いのがラテックスアレルギーによるものです。

原因物質が天然ゴム由来の水溶性タンパクのため、手袋内部の蒸れによりアレルギー物質が溶け出してしまうためゴム手袋の下に綿手袋を重ねても完全に防ぐことはできません。

また、ゴム手袋以外でも滑り止めとしてゴムが部分的に使われている軍手なども、同様に注意が必要です。
まずは ラテックス(天然ゴム)以外の素材を選びましょう。

【原因2】接触性皮膚炎

使い捨て手袋によくある手肌にピタっと張り付いたように密着するタイプの手袋や、内部に水が浸入したり、手荒れで蒸れたまま長時間使用していると、蒸れによる接触性皮膚炎の原因となってしまいます。

ラテックスアレルギーが判明した方が、アレルギー物質を避ける目的でビニール手袋(ポリエチレン製)に変えても手湿疹が悪化してしまうという例もあります。

手袋は、密着する使い捨てタイプは避けて頂くことをおすすめします。

使い捨てではない手袋で、少しゆとりのあるものを選びましょう。

【原因3】ゴム手袋の成型時に使用する添加剤

天然ゴムではないラテックスフリーの手袋をお使いの方でも、手袋の素材に関係なく添加剤として使われている「加硫促進剤」「可塑剤」「熱安定剤」が原因で悪化する場合があります。

これはアレルギー性ではなく、刺激物質との接触による皮膚炎とされています。

アトピディアでは、以下を参考に手袋を選ぶことをおすすめしています

1.手袋の素材はニトリル製を選ぶ。

使われている添加剤が少ないことと、人口的に合成されたゴムのためアレルギーの原因物質が比較的少ない手袋です。

2.ニトリル製でも使い捨て手袋はNG

肌に張り付くような密着性による接触性皮膚炎の原因となる可能性があります。

3.ニトリル製の手袋も合わない方。

ニトリル製の手袋の下に綿の手袋を装着してみてください。
ラテックスアレルギーの原因物質とは違い綿手袋で防御できる場合があります。

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