「もっと本部がCMを打て」
「本部が自動でチラシを撒け」

チェーンには色んな加盟店さんがいらっしゃいますので、本部にこういうお声を頂戴することがあります。随分減りましたけどね。

減ったのは、そういうやり方が受け入れられなくなって来たことを、売り手である加盟店さん達にも浸透してきたからだと考えています。
そうでなくても大手企業が打つCMや新聞折込みチラシの反応はどんどん下がっています。

SNSの登場以前はご新規のお客様と関係を築く手段が口コミによる紹介くらいしか無かったので、チラシを打ったり、CMを流したり、
新商品や目玉品を揃えた合展などで、まだつながりの無いお客様に「仕掛ける」しか無かった。

ネットでの交流が浸透してきた昨今は、直接会ったことが無い人と互いの人柄や考えていることを伝え合うことが出来ます。
身の回りにこういう手段が出て来た時に考えなきゃいけないことがあります。

■「仕掛けられたい」お客様はいない
・「安さ」で引き寄せてお客様になってもらう
・圧倒的な品揃えを見せつけてお客様になってもらう
・魅力的な景品を付けて買いに来てもらう

不特定多数のお客様に向けたこうした「仕掛け」は、以前はよく当たりましたが、今はそんなでもありません。

仕掛けの裏にある販売側の意図が見え易くなったこともありますし、こういう仕掛けに乗らなくてもネット等で誠実な関係を築ける手段が出来たからです。

そもそも「仕掛けられたい」というお客様はいないってこと。

何か仕掛けを考える前に、自分達の取組みを伝えたり、人柄を知ってもらう中で「(まだお客様じゃないけど)共感し合える」人と沢山つながりを持った方が良いということ。

商品やサービスの自動販売機のような存在では無く、そうしたコミュニティの中で「電気のことならあの人に頼もう」という信頼関係を築けてた方が良いということ。

ご新規客さんと関係を築く手段が少なかった時代の「仕掛けの集客」から、「共感の集客」の時代へ。

時代の変化を敏感に受け止めて動いて行きたいものです。

atom

それでは今日も良い1日を☆

この記事を書いた人:メオマサユキ

meomasa地域電器店専門の販促・経営アドバイザー。
1972年大阪生まれ。大学卒業後、会計事務所に約12年勤務。2009年より町の電器屋さん「アトム電器」を展開する㈱アトムチェーン本部に勤務。
2012年より始めたご加盟の電器店さんとの個別経営面談会もおかげさまで200件を越えました♪(プロフィール