陽だまりの樹
迷走して疲れた休日は家族で町の図書館に行く。
町の図書館には手塚治虫漫画全集が置いてあるからだ。
沢山ありすぎて、どれを読んで良いかわからないし、どれを読んだかもわからないくらいである。
今日は「陽だまりの樹」という幕末の時代劇を借りてきた。
無骨な世渡り下手な武士の生涯を描いたものだった。
潔い世直しの理念を持つが、自分ではわけがわからぬまま出生したり失脚したりする。
世渡り下手で奸計にハマりやすいのだが、必ずまともな人が居て、救われたりする。
無骨なのだが、人から好かれたりもする。
一方で知らないところで疎まれたりもする。
しょちゅう困るのだけど、理解者や支援者が現われて、自分の計画などそっちのけで話が進んでしまう。
もう少し迷走しようと思ってしまった。






