2012-02-16 07:56:43

目標はアスレチックトレーナーとしてオリンピックに参加すること

テーマ:スポーツ留学体験談:トレーナー留学
かつてアスリートブランドの短期トレーナー留学に参加され、現在は、名門、スポーツ強豪校のウエストバージニア大アスレチックトレーニング学部でトレーナー留学中の津村さんに留学生活、アスレチックトレーニング学部での活動について、トレーナー志望者なら、知りたいことをいろいろお話を伺いました。

↓ ↓


Q.アスレチックトレーニングでどんな勉強をしているか、教えて下さい

アスレチックトレーニングに関するクラスではバイオメカニクスやリハビリエクササイズ、ドラッグのクラスを取っています。他には必修として物理のクラスを取っていますが、数字は苦手な分野なので苦労しています。



Q.現場ではどういうことするのですか

アスレチックトレーニングルームでは、NATA認定アスレチックトレーナーのもと、クラスで習ったことを実際に試したり、新しいことを見学したりします。具体的には、テーピングや怪我の評価、リハビリ、ストレッチ、マッサージ、歩行パターンの観察など、とにかく何でもです。練習や試合のためにドリンクを準備したり、怪我が発生した場合は対応の仕方を学んだりもできます。



Q.一日の流れはどのような感じですか?

クラスは朝早くから始まり、遅くても2時くらいには終わります。午後は主に現場での実習の時間です。現在は野球部に付いていますが、練習前にトリートメントがあり、夕方から練習スタートといった感じです。家に着く頃には9時を回っていることもあるので、早々に夜飯を食べ、宿題や課題をこなしてからベッドに入ります。


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Q.アメリカのアスレチックトレーニング学部に行き着くまでの経緯は?

初めは日本でスポーツトレーナーの勉強ができる大学に行きたいと考えていました。しかし、とある留学の広告を見たとき、アメリカの大学にアスレチックトレーニングが専攻できる学部があるということを知りました。ウエストバージニア大学を知ったのは、アスリートブランドのホームページで同大学の短期留学プログラムを見かけたのが最初でした。


Q.アメリカを選んだ理由は

きっかけは単純にアメリカスポーツに対する憧れです。日本でメジャーの試合やオリンピックなどを見ていてアスレチックトレーナーの世界基準とはどんなものなのだろう、という興味もありました。



Q.英語をどうやって身につけたか。お勧めの勉強方法はありますか?

私は英語の上達のために何か特別なことをしたことはありませんでしたが、常に英語を意識するようには心がけていました。読書はする時間がないので、代わりに教科書をたくさん読んだり、映画を見る代わりに友達の話を注意深く聞いたりしていました。口答試験があるときはとにかく一人でしゃべって発音の練習をしました。お勧めはまず発音を磨くことです。英語を話している時に、相手に伝えたい単語を理解してもらうことが一番大事なので、発音や英語のアクセントは重要だと思います。



Q.日本では体験できないアメリカでトレーナー留学ならではの点は(日本との違い)

それはやはり、多くのことを恵まれた環境で経験できるということだと思います。カレッジスポーツにしてもアメフトやバスケなど、特に人気のあるスポーツに付いていれば、経験豊かなアスレチックトレーナーのもとで活動ができます。インターンに関して言えば、プロスポーツや大学内でのスポーツキャンプ、クリニックでのインターンなど選択肢が多いので、自分の目的や希望に合わせてポジションを見つけることができると思います。それに、アスレチックトレーナーの絶対数が多いので、たくさんの方との出会いがあり、いろんな考え方、方法などを吸収できることも魅力的だと思います。




Q.招来の目標、トレーナー像は

目標はアスレチックトレーナーとしてオリンピックに参加することです。それから、日米どちらでも構わないので、プロ野球のチームでトレーナー活動ができたらいいですね。将来はコミュニケーションがきちんと取れるトレーナーをめざしたいです。選手やチームドクター、コーチなど、多くの人と連携する仕事ですので。後、ユーモアも忘れないようにしたいです。



Q遠征に帯同したアメフトの.オレンジボウルの雰囲気は※

試合前の雰囲気は本当にすごい熱気でした。ホームでの対LSU(ルイジアナ州立大)の試合もすごかったですが、(オレンジボウルは)何とも言葉にできない期待と歓声が観客席から伝わってきました。試合後はフィールドに出て、長かったシーズンを共に頑張ってきた仲間たちとカントリーロードを熱唱したりして、誇らしい気分になりました。こういう気分を味わえるのは、後にも先にもこのオレンジボウルだけかもしれないですね。


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Q.遠征には何人のトレーナーが帯同していたのですか?

NATA認定のトレーナーはヘッドトレーナーとフルタイムのアシスタントを含め、5人帯同しました。学生トレーナーは10人いたので、合計15人でのサポート体制でした。



Q.アメリカ人トレーナーの中でやっていく上で心がけていることは?

一番心がけていることは、自分はこの場所で学びたい、という姿勢を見せることです。性格や言語の壁があり、喋って目立つというのは私にとって困難です。そこで、わからないことは質問をし、やるべきことはきちんとこなすように心がけています。そういった地道な行動の積み重ねで自分をアピールできるよう心がけています。



Q.ウエストバージニアのように大きな大学に行くメリットとデメリットは?

メリットは大きな大学なので、ネットワークが幅広いですし、教授陣の人脈もあちらこちらにあります。進路を決める上では大きなメリットだと思います。他にはデビジョンに属する大学なので、高いレベルのアスリートを相手にトレーナー活動をしたい方にとってはメリットかもしれません。

デメリットは学費が高いことと、どのスポーツに付くのかは選べないので、特定のスポーツにこだわりがある方は、そのスポーツで活動できるかどうかは運任せということになります。(これはどこの大学も同じかもしれませんが)




Q.アメリカトレーナー留学を目指す人に向けて

最初は苦労することもありますが、それに見合うだけの環境と出会いが待っていますので、ぜひ挑戦してみてください。

<終>

※ウエストバージニア大学はBCSボウル(四大ボウルゲームの一つ)である2012年のオレンジボウルでクレムゾン大学を相手に70-33で圧勝しました。ボウルゲームというのは、年に一度のビッグイベントで、津村さんは、限られた人が行ける、そのボウルゲームのフロリダ遠征メンバー帯同に選ばれたそうです。上記にも述べてましたが、フィールドでチームをサポートするという貴重な経験は感動もひとしおのようです。いや~うらやましいです。


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