新が変わってしまった理由。そしてまた変わろうとする新。
1話で今後のカルタ部はもちろん、新がどうなるのかも期待できる構成でした。
今回はちはやの表情の変化がすごくよかったですね。
基本的には泣いていることが多かったのですが、微妙な表情の変化が
早い展開の中の状況をうまく表現していました。
他にもこの作品はカルタの演出、周囲に花や紅葉が散る演出など
とても美しいものが多いですよね。ストーリーがしっかりしている上に
この演出の美しさですから、1話1話の見ごたえがすごいです。
カルタのシーンがない話でも視覚的にも退屈しないですよね。
新がカルタをしなくなってしまった理由はやはりおじいさんにあったのですね。
たしかに、自分がカルタをしていなかったらおじいさんはまだ生きていたかもしれない…
と思うとカルタが嫌いになってしまうのも仕方ないかもしれません。
特に新の場合は、カルタを共に頑張る仲間と離れてしまった上に
打ち込めるものがカルタしかありません。もしおじいさんが亡くなった時に
千早や太一が近くにいてくれたら今のようにはならなかったかもしれませんが、
彼の中で 離れる=友達じゃないという認識が出来上がってしまっていたら
その時点でカルタをする理由を失ってしまうことになるのですよね。
目標であるおじいさんも亡くなってしまったわけですし。
だからこそ、今回二人が会いに来たことは新の今後を大きく変えることに繋がるでしょうね。
新は二人が再び目の前に現れることで「二人はいつまでも友達だ」と
いうことを再認識させられたのではないでしょうか。
こうして千早は新を再び変えたわけなのですが、
今回は千早による太一の変化も面白かったですね。
元々太一はずっと千早が好きなわけで、今付き合っている彼女が
本命なんてことはまずないでしょう。今回電車のシーンで完全に
彼が千早に好意を持っているということはわかりましたし、
今後二人がどうなるのかも楽しみですね。
間違いなく今の彼女は千早に敵わないでしょうけどw
というわけで次回からはカルタ部結成の話になるのでしょうか?
人間関係はうまく描いたわけですし、普通に熱いカルタバトルにも期待したいですね♪
あと、千早の袴姿にも期待…ですねw