怒涛のような一週間が過ぎ、体力的にもつかなぁと不安に思ったものの、石打丸山の1泊2日のキャンプに行ってきました。例によって、2時就寝、4時半起き、6時過ぎの新幹線で出発という、歳を考えろと言われそうな強行日程でした(笑)
参加したのはナショナルデモの飯酒盃(いさはい)大祐さんのキャンプ。大祐さんのレッスンを受けるのは初めてだったのですが、いろいろな意味で非常に衝撃を受けた2日間でした。
はっきり言って、今まで覚えてきたスキー技術の抜本的な見直しの必要性を痛感させられました。
①ターン中、外足の股関節は伸ばして腰を前に出す
②スキーブーツのタング部分に圧を感じてはだめで、逆にふくらはぎ部分をブーツの後ろ側に密着させる意識のポジションで滑る
③体軸は基本的に長いままをキープし、自分から膝や股関節を曲げてはいけない
④ひねりを使った滑りでは、膝を絞り込むのではなく骨盤をひねる。その場合、ひねられる感覚があるのは、みぞおちくらいの高い場所であり、股関節がひねられるという感覚ではない
⑤エッジで切り込む意識は捨て、ターンの外側に足を大きく回しこんで雪を掃いて行き、その結果できた雪の壁を滑走面で滑る意識で滑る。こうすることで、高い滑走性を保ったままで深回りをしていくことが可能になる(特に最近のスキー技術の最先端の場では、いかに滑走スピードを高めたまま深回りをするかということが大きなテーマになっているようです)
等々。
一番衝撃的だったのは②です。これはマテリアルの進化ゆえだそうで、今のカービングスキーで昔の滑りのように前圧を強めトップに加重をかける滑りをすると、膝関節に相当負担がかかり、かつ板が走らないとのことでした。このような滑ってみたところ、自分の感覚では「後傾だなぁ」と思ったのですが、後でビデオをチェックしてみたら、膝と股関節が伸びていれば、極端な話、ブーツの後ろに寄りかかる様な感覚でも後傾にはなっていないんです。これは目から鱗でした。
その他の項目も、自分がこれまでやってきたこととは全て逆。改めて自分の滑りは古く、それゆえに、今のスキー板の性能を十分に発揮させられてはいないんだなぁと思い知らされた次第です。
大祐さん曰く「これが自分の中で、点から線につながってくるにはそれなりの時間がかかる。でも、上手くつながれば、その先には美しく力強いフォームの滑りが待っている」とのこと。そう言われると、ぜひともマスターしたくなるじゃないですか(笑) もっとも、今までの滑りを根本から壊しに入ったうえで再構築することになるので、当面滑りがガタガタになってしまいそうですが(まぁ、今までの滑りも全然大したものではないのではありますが)。。。
もう一点、大祐さんに言われたのは、「とにかく深雪に入れ」ということ。こういうところでは、板がもぐり、テールを振って方向付けをすることができないので、板を縦に扱う感覚を磨く良い練習になるとのこと。事実、そうした感覚に乏しい私は、新潟特有の重く湿った深雪を滑らされた時は相当苦戦しました(さんざん雪と戯れました)。まだまだ修行が足りませんね。自己流でいくら練習しても、スキーは上手くならんです、いやホント。
午前様仕事続きの影響はさすがに隠し通せず、2日目の昼過ぎには蓄積した疲労等で朦朧とし出すという最悪のコンディションの中ではありましたが、無事に集中力を切らさず終了することができました。
まぁ、そんなことや、あんなこと(次回ブログで記載します)があったものの、ここには書ききれないほど、レベルアップのための色々なヒントをもらった、非常に中身の濃い2日間でありました。大祐さんありがとうございました。そしてご一緒させていただいた参加者の皆様、お疲れ様でした。