“毎回思うけど…”

…売れるよね、この完成度なら?

うふふ、実は憚りながら…
自分でもそう思っていたりする。

“デート・コースにお悩みの男子に!”
“家族旅行でお悩みのおとーさんに!”

かやおり謹製…
各種 “京の旅プラン” は、いかがかな?

これさえあれば…
夫婦円満、家内安全。

目もお腹も、満腹満足。

彼女、奥さまだって不機嫌知らず…
みんな笑顔で、寝床に就ける!

かやおり謹製、旅プラン。

そう、例えて言うなら…
旅の “商法・会社法”。

会社が、オギャーと設立され…
もうダメじゃわい、と倒産に至るまで。

あらゆる状況が想定され…
あらゆる分岐が規定され、
あらゆる結末が用意されている。

会社の、揺りかごから墓場まで。

ふふ、そして旅の…
揺りかごから墓場まで、が。

そう、かやおり謹製の旅プラン。

起床時刻から帰宅時刻まで。

旅の開幕から終焉まで。

実に、分刻みで記してある。

電車・バスなら…
発着時刻、所要時間はもちろん、
番線・バス停まで予定済み。

“どっから乗るんだっけ?”…
などと、路頭に迷うことはない。

万が一乗り遅れても…
代替時刻便、代替手段も想定内ゆえ、
走ることも急ぐこともない。

徒歩移動は最大15分以内…
もちろん歩速・寄り道などを考慮して、
いくぶん幅をもたせてある。

観光シーズンの渋滞、P確保に…
四苦八苦するクルマ移動は、
人員不協和の元凶と解し。

わが旅プランでは…
可能な限り避けているが。

僻地、郊外、シーズンオフなら…
話は別だ。

立ち寄り施設のP台数、料金…
もちろん満車の場合に備えて、
近隣Pも想定内。

かやおり謹製、旅プラン。

かつて添乗員だった血が…
そうさせるのか?

行き当たりばったりが苦手な…
わが小心さがそうさせるのか?

理由はどうあれ…
自分流の、これが相手へのおもてなし。

しかして彼女であれ、家族であれ…
リードするのは彼氏であり、
おとーさんなのであり。

デート、旅途中の不協和音は…
細かな予定が見えぬ、
男子側の伝達不足が原因とも。

どこに、どうやって行くのか…
分からぬままついて行くのは、
思いの外、気疲れするもの。

道が分からぬままついて行く…
バイクのツーリングと同じこと。

彼女、奥さまの不機嫌は…
恐らくその辺りから始まろう?

湧き水の如き不機嫌の流れは…
体の疲れと気疲れに揉まれながら、
モルダウの如き大河と化し。

暗雲立ち込めた旅の終焉、となる。

そこで!

ホストたる彼氏、おとーさんの…
熟々たる旅プラン1枚さえ、
手渡しておけば。

彼女、奥さまもきっと…
それを考慮して動いてくださる。

彼氏、おとーさんは…
その嬉々とした姿を見守ればいい。

すると、あーら不思議…
旅は、笑顔で幕が引ける。

“でもプラン作り、めんどくさい”

…ならば、出番じゃ。

かやおり謹製、旅プラン。

1プラン、3万円。

“売れるよね、これ?”。

その言葉に後押しされ…
ちょいと吹っ掛けてみた言い値だが。

彼女、奥さまの笑顔が見れるなら…
決して高くはあるまい?


§(C)2016@S.Kayaori§


�映画はサプリ、ココロのサプリ�
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テーブル・マジックが好きである。

祇園・南座、はす向かいにある…
マジック・バーは、たまに行く。

たまに、というのは…
好んでお酒を飲まないヤツだから。

呑み助が来た時のおもてなしバー…
という位置付け、なので “たまに″。

時折、舞妓はんを連れた…
赤ら顔か紳士も、止まり木に。

“どすぇ” のイメージを剥ぎ取った…
素の舞妓はんを垣間見るのもまた、
京の夜的一興か。

しかし、まぁ。

カウンターを挟んだ極至近距離でも…
関西弁マスターの繰り出す魔法は、
見破れない。

グラスに消えた…
“ちっこいオッサン人形”は、
今、いずこ?

テーブル・マジック、大好きだ。

アブラゼミ大合唱の、今月初め。

関東の親友が、別件で入洛…
ついでに会おうよ?とメールがあった。

何だよ、“ついで” かぁ~と思いつつ。

半年ぶりに会う…
きゃつの笑顔が脳裡をよぎり。

“ついで” とはしながらも…
会ってくれるきゃつへの感謝を込めて。

去年、クルマの不調で行きそびれた…
鴨川河畔のイタリアン・レストランに、
リベンジ・ディナーの予約電話。

ところが…
呼び出し音だけ、空しくエンドレス。

“ありゃ、今回も縁がないや”

時は金なり、ダメなら次だ。

…で。

きゃつとは初めての中華に、白羽の矢。

やっぱり鴨川河畔の、“東華菜館”。

ヴォーリズ建築…
スパニッシュ・バロックの洋館、
日本最古のエレベータも楽しからずや。

ところが!…と、再び雄叫び。

その夜のディナーは、なんと満席。

“ありゃ、北京にも蹴られたぁ”

時は金なり、七転び八起き。

ならば、このヴォーリズ洋館はす向かい…
創業100余年のフレンチ・レストラン、
“菊水” で勝負。

“はい、お誂えディナーで2名樣…”

ふふ、ようやくの勝ち。

“エスカルゴ、初体験しようかな?”

“えー、カタツムリ…だよ?”

…と、しかめ面されたオードブルから
デザートまでのお誂え。

窓から見える、夕暮れの南座。

メインの肉、最後の1片を頬張った頃。

目前に、移動式テーブルがセットされ…
口上付きのクレープ実演、開幕。

“ほら、好きでしょ、こんなの?”

きゃつセレクトのデザート…
クレープ・シュゼットの調理実演。

熱した鉄板に、生地をクルクルと…
手際よいウェイトレスさん。

“…では、最後にラム酒を…”

ボォォ!

立ち上る、紅蓮の焔[ほのお]。

すると、どうでしょう!

焔の中から…
あの “ちっこいオッサン人形” が、
現れたではありませんか!

…いや、現れない、現れない。

食後の、クレープ調理実演。

テーブル・マジックみたいで…
実に目を楽しませてくれる。

ひと口つまみ食いした…
そのクレープは。

仄かなラム酒が鼻腔に薫り。

しっとりぷるんとした…
上質のレア・チーズケーキな舌触り。

“わ、何コレ!? 美味しーい!”

2人して…
残るクレープの取り合いに…。

…あは、なってない、なってない。


§(C)2016@S.Kayaori§

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蚊でバレバレσ(^_^;)?

テーマ:

この前、街頭テレビをチラ見した。

昭和初期かと疑われそうだが…
アナログ放送終了と同時に、
わが家のテレビ文化も終焉。

ゆえに、テレビを観るのは…
わが家以外という理屈。

観たのは、昼下がりのライトな情報番組…
話題は、昨今巷を騒がすジカ熱。

まぁ、地球規模の温暖化やら…
ニッポン列島の亜熱帯化やらで。

それまで息を潜めていた…
エマージング・ウィルスが。

密かに目覚めていても…
おかしくはない昨今。

いや、むしろ。

そうした名目で…
実は、細菌兵器の極秘人体実験…
…とかいう方がリアル感がある、昨今。

さて。

ジカ熱は、蚊が媒介するという。

その筋の専門家らしき女性解説者が…
イラスト入りフリップを前に、
司会女史との質疑応答に熱が入る。

“…この夏は蚊に注意!ですね、先生?”

“…ええ、蚊に刺されない工夫が…云々“

司会女史と解説女史、それぞれの発言…
文字で書けば分からないが。

解説女史が、実は…
関西圏出身だろうということが、
ある1語の発音で推察出来た。

その一語とは、“蚊”である。

司会女史は、“か”。

解説女史は…
ふふ、“かぁー”。

それまで…
お江戸な雰囲気を醸していた
解説女史の語り口に。

ひょっこり顔を覗かせた…
雅な麿呂ちっくイントネーション。

犯人の声紋鑑定で有名な…
某音響研究所S所長の鑑定を待たずとも。

生まれてこのかた聞き慣れ過ぎた…
ベタな関西風味であることは明白。

ピンポイントでココ!…
…とは断定出来ないまでも。

少なくとも、わが京都か…
隣県出身ぐらいは確信が持てる。

言葉の関西、関東風味。

生まれついての標準語人が…
地方語を喋ると、すぐバレるが。

地方人が標準語を喋ると…
案外、バレない。

あくまで自分の経験則だが…
実際、そんな気がする。

標準語口調がほころぶとしたら…
ふと気を抜いた時の、
何気ないイントネーション。

解説女史は、“蚊”だった。

クモ、ゴジラ、うちわ…
空、海、ありがとう…etc。

関西と関東…
イントネーション違いの単語は、
それこそ山ほど。

あ、“山”もそう。

ふふ。

かつてニンゲンは…
天にも届く“バベルの塔”を拵え、
神に近づこうとした。

怒った神は、塔を粉砕し…
単一だったニンゲン語を多言語化した。

二度とこのような悪巧みをせぬよう…
互いに、言葉が通じぬようにしたのだ。

世界に何千もの言語があるのは…
実に、神さまのお仕置きだったわけ。

狭すぎる島国、ニッポン列島…
その隅々にまで根付く、
ビミョーなイントネーションの違い。

これも、ひょっとして…
お仕置きの一環?

“蚊”。

会社のオフィスで…
満員電車の車内で、
はたまた花火大会で。

“'かぁー'に喰われたぁー!”

…という雄叫びが聞こえたならば。

その発信元のニンゲンは…
99.653%、関西圏出身と考えて、
間違いはない。


§(C)2016@S.Kayaori§



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引きずられる味(*^¬^*)

テーマ:

人は、第一印象に引きずられる。

わが身の第一印象は…
たぶん、“優男—やさおとこ—"。

その後、“細っ“。

そして、"薄っ“。

…第一印象、完了。

あ、"薄っ“というのは…
わが身を横から見た時の、
あははーー悪友の感想。

決して、髪の毛や…
脳みそのことではない。

それは、ともかく。

ヒョロリ、いやスラリな優男…
わが第一印象に引きずられていると。

のちのち、腹黒き本性に絡め取られ…
ホネの髄までしゃぶられようぞ。

ウソウソ、けけけ。

さてさて、味覚も…
第一印象に引きずられるもの。

お昼間、コンビニやらホテルやらで…
サンドイッチをよく喰らう。

どれも申し分ない味で…
美味いこと、この上ない。

…にも拘わらず。

“自分リスト of サンドイッチ"の…
その1位を占めることはまずない。

ふふ、不動の1位は何か?

それは、幼稚園の給食サンドイッチ。

そしてこの時が…
実に、サンドイッチ初体験。

その味覚的第一印象に…
未だ、引きずられているわけ。

もう1つ。

それは…
クレオパトラもこよなく愛したという、
ピクルスだ。

毎夜、わが食卓に欠かさず並ぶ…
ピクルスーー酢漬けのウリ。

スーパー、デパ地下、輸入食品店…
いろんなトコロで購入するピクルス、
まさに味は百種百様。

甘め、辛め、スパイスの強弱…
ウリの大きさ、酢の種類…。

どれも、それぞれに美味い。

…にも拘わらず。

ふふ、やっぱり…
“自分リスト of ピクルス"の、
その1位を占めることはまずない。

今、第1位の栄光に輝いているのは…
そう、マックのピクルス。

ハンバーガーに挟まれて。

噛めば…
アゴの蝶番辺りにジュワッと酸味、
それが、マックのピクルスとの出会い。

ハンバーガー初体験と共に…
ピクルスも初体験した、
幼き頃の味覚的第一印象。

ズリズリ、今も引きずられている

あ、そうそう!

最後に…
手前味噌な話で〆ておこう。

巷に玉子焼きは数あれど…
この先、ほぼ上書きされないだろう、
味覚的第一印象。

あの重いお寺の鐘を引きずった…
弁慶のように。

あの世まで引きずるかも知れない…
“自分リスト of 玉子焼き"第1位発表!

ジャラジャラジャーン!

…そいつは、オカンの玉子焼き。

…とはしながらも、皆さんも…
ご同様ではあるまいか?

この世で初めて味わったオカン料理…
引きずり力は、鬼である。

かのごとく、人は…
第一印象に引きずられる生き物なのだ。


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初年度登録、平成8年。

左ハンドル、ローバー・ミニに始まり…
サン・ルーフが買い材料だった、
プレリュードを中継ぎとし。

中3の頃から “買うぞ" と…
心に決めていたのは、1-BOXカー。

どれにしようか?と…
一途な思いブレずに買ったのが、
今の黒セレナだ。

喜怒哀楽、共に過ごして20年。

時に、歩道の段差に腹打ちし。

時に、30度近い勾配に…
エンジン唸らせ。

時に、運転席のマットの下から…
ペッタンコに干からびたカエルが、
発見されたりした。

ツバメの巣から降り注ぐ…
ウ●コが屋根にモリモリと、
ひと晩で山盛りにもなったっけ。

ニンゲンで言やぁ、揺りかごから…
墓場、いや成人式まで。

…いろんな事があるさ。

…で、最近。

セルフGSの、セルフ洗車を…
遂に、遂に、初体験!

所定の場所に入ったはいいが…
設定に手こずりそうな気がして、
ちょいと億劫だったのだが。

“そろそろ、どうよ?"

…と、わが愛車の声が脳内に響き。

“そだな、設定分からなきゃ…”

…おねーさん、呼べばいいよね?

[シャンプー+洗車]ピッ!

おまけに[+光沢ポリマー]ピッ!

なんだ、簡単じゃん!

オーダーも、洗車位置への誘導も…
1から10までオートマチック。

何だか、宇宙ステーションの…
ドッキング・ベイに格納されたみたい。

ガタンっ、うぃーん…。

洗車位置でエンジン停止、しかも…
ハンドブレーキで停めているのに。

え!? まさか、転がってる!?

…な、はずはなく。

洗車機が動いていただけの…
単なる目の錯覚。

しかして、その錯覚…
浮遊感たるや、尋常でなし。

まるで…
“びっくりハウス" にも似た、浮遊感。

ご存じだろうか?

遊園地によくあるアトラクション…
“びっくりハウス"。

部屋の中に案内され…
リビングのソファに座ると。

ガタンっ。

ソファが少し揺れたと同時に…
自分がソファごとグルグル回転!?

…で、絶叫。

あは、人の感覚を逆手に取った…
錯覚系の絶叫アトラクションだ。

ソファの初揺れが呼び水となり。

まさか、部屋が回転するとは思わぬ…
ニンゲン様のガンコな固定観念が。

ソファに座る自分が回転している…
と、錯覚を引き起こすわけ。

さて、セルフ洗車初体験。

洗車機の “ガタンっ" …
…が、錯覚の呼び水となり。

洗車機こそが…
動いているにも拘わらず。

視界は完全遮断され。

ゆえに、わが愛車が転がっている…
という偽体感に、
すり替わったに違いない。

“わわわ、前の壁に当たる~!?"

反射的に、右足がブレーキを踏んだ…
“びっくりハウス"的浮遊感。

ふふ。

以来、セルフ洗車機…
実に、ヤミツキ。


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