ボツ作品をご紹介（笑）①

Ａｔｅｌｉｅｒ　ＲＩＮのＨｉｔｏｍｉです

前回までは作品展でのレリーフ作品をご紹介していました

…が、予告しておりました通り、残念ながらボツ作品となってしまったレリーフちゃん達をご紹介します☆

今回は、グリーンの作品でボツになってしまったものをご紹介♪

作品展でご紹介したものと、外側の模様はほとんど変わりません。

まさかの額につける段になってから変色していることに気付いてしまい…

泣く泣くボツ作品に。。

ただ、最終的には展示した作品の方が完成度も高く、中央部の模様もみなさんの目を惹いたようなので…

怪我の功名ということで

今改めて見てみると、外側に余白部分が多かったり、中のミニバラは模様を思いつかない時のごまかしだったり…

と、色々思うところもあるので、私自身も新しいものの方が好きです

そんなことを言いつつも、私はカービングしている過程が好きなので、

写真さえ撮って記録出来れば出来上がった作品に執着することがありません。

出来上がった作品が「過去最高の出来だ！」とその時に思ったとしても、

その気持ちを手放すことが出来なければ更に良い作品を作ることは出来ないのでは…？

と、私は考えています。

作品が変色してしまったり、落として壊れてしまったり、かたちあるものですからいつかは必ずさようならをしないといけないこともあります。

でもそれはその作品の寿命だったと考え、その代わりに新たなものを生み出すことを考えた方が私はプラスな気持ちになれます。

ボツ作品をあえて振り返ってみることで、一部を次の作品に活かすことが出来たり、

その時の制作過程を思い出すことで次の作品を彫る時に気を付けたら良いことなど、

色々と気付くことが出来ますよね

また、私はこれまでボツ作品は全てなかったもののごとく…の扱いをしていましたが、

案外お教室に置いているとレッスン課題として人気が出たり、

思いのほか反応が良かったり…ということが結構あったので、

今回は思い切ってボツ作品をブログでご紹介＆しかもシリーズ化することにしました（笑）

全３回なので、お楽しみ（？）に～