アメリカ日記⑥ blooming

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滞在5日目。
グランドキャニオンを観た後、夜にかけてさらに3時間ほど
北上してステイしたので、滞在5日目はペイジの町で迎える。
朝6時半「はるか起きて!8時のツアーに行くから!」と
叩き起こされ慌てて用意し、意味が分からないままバスに乗る。
着いた先は、ナバホ族のエリアにあって
認可ツアーでないと入れない「アンテロープ」だった。
巨大な岩の、小さな入り口から洞穴に入って息を飲んだ。

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水の流れによって長い時間をかけて作り上げられた
自然の彫刻は、まるで柔らかな布のようであり、

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時に女性の身体のように見えたり、
耳の中を歩いている気分になったり、

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それは言葉では言い表すことのできない造形美であった。
人間のいかなる英知も自然にはかなわないとさえ思った。

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「死ぬまでに見るべき景色」を挙げるなら、
私はここを必ずリストに入れる。

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さて、このツアーの序盤、1人の日本人のおばさんが
ナバホ族のガイドの男性に「日本語で説明して下さい。」と
言い放った。彼は困った顔をした。私は恥ずかしかった。

ここには世界中から旅行者が訪れる。
彼は誇りを持って先祖代々この地を護っている。
日本語学校に行ったりする必要はないんだよ。

そして何より、説明が理解できなかったとしても
これほど美しいものを見せてもらって、
感動するのに言葉はいらないじゃん。

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アンテロープを観た後、体が冷え切ったのでホテルに戻り
風呂に入る。午後からホースシューベンドへ。
高すぎて怖すぎて淵には近寄れず。命知らずがギリギリの
所に立ってるのを見るだけで、下腹部がヒュっとなる(笑)
私が撮った写真は淵から1m離れた所で、
ぜんぜん下を覗けていない。

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ホースシューベンドを観るにはちょっと歩くんだけど、
その時に、枯れ枯れの植物が芽吹いてきてるのを見つけた。

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私は砂漠にも冬があって寒いということを初めて知った。
そして砂漠にも春が来る。

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滞在5日目おわり。

アメリカ日記⑤ high desert

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滞在4日目。
朝6時半。まだ暗いうちに出発し「エアポートメサ」に登る。

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セドナの街とレッドロックが一望できる山頂で日の出を待つ。

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刻々と変わる空の色。優しいピンクのグラデーションも
太陽が顔を覗かせれば一気にアリゾナらしいブルーになった。

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ここは4大ボルテックスのひとつ。…と書いてはみたが、
私は流行りに疎い人間で、あまり“スピリチュアル系”のことは
よく知らない。近年、パワースポット大好きな人々が多く訪れ
世界中のセレブが癒しを求めこの地のヒーラーを訪ねると聞いた。

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なので専門用語は分からないけど。
ただただ、自分の感覚が研ぎ澄まされるような、
社会の中で鈍ってしまった感性を呼びさませるような、
自然の中に身を置きたいと思うのだ。
それは絵描きとしても必要なこと。

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セドナの空気と光と絶景を堪能したので次へ進む。
モーテルをチェックアウトし、コインランドリーで洗濯をして
昼前から北に向けて出発。途中、有名な「ルート66」も通る。

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美しい渓谷(Oak Creek Canyon)にも寄りつつ走ること2時間半。

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グランドキャニオンに到着。

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広さも深さもスケールが大き過ぎてなんだかよく分からない!
自分の脳がこの空間を認識できない!と思ったほどの絶景。

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コロラド川の流れによって侵食されてできた峡谷だが
どれぐらい侵食したかっていうと一番深い所は1,800m。
先カンブリア時代からの地層がむき出しになっていて
地球そのものの歴史が見える場所。

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景色も素晴らしかったが、それより私が最も心を寄せるのは
この地に4,000年前から住んでいたネイティヴ・アメリカンの
歴史と暮らしだ。

滞在4日目おわり。

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アメリカ日記④ wild bird

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滞在3日目。
実は今日、ある施設の視察に行きました。
たくさんの写真とQ&Aの内容を整理するのに
少し時間をかけたいので、また後日ご報告します。

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視察の後にぶらりショッピングモールへ行った。

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灯油タンクのような牛乳や、巨大なパッケージのお菓子、

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そしてこのカラフルなケーキを見るたびにアメリカを感じる。

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さて、そんな一般的なモールの一角に素敵なお店を見つけた。
「bird barn? 鳥屋さんてこと?」と、内容が分からないまま中に入ってみた。

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そのお店にずらっと並んでいたのは、野鳥に餌を与える器だった。

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他には野鳥が水遊びする器、巣箱、餌など。

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【鳥を愛でる】のはなんて素敵な時間だろう。

正直に言えば、まず頭に浮かんだのは「需要あるん?!」
ということで、日本人の私は「餌やり禁止条例」や
「ご近所トラブル」などの言葉が頭をよぎって残念だ。

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このお店にディスプレイされていた書籍のメインは
カラスであった。人目をひく美しい羽を持つ鳥ではなく
スマートなカラスがセンターをとっていた。
それはなんだか 嬉しかった。

3日目おわり。