【お題コント】同姓同名

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いつもの開演前のごあいさつです。

お時間のある方はお読みください。

 


 

以前の「ランプの魔人#3」のコントでの感想より。

 

お題なんですが、「同姓同名」なんてどうでしょうか?

 

というわけで、今回のお題は「同姓同名」です。

 

今回のお題は熱風(ねっぷう)さんからいただきました。

 

熱風(ねっぷう)さん、ありがとうございます。

 


 

医者
「関口さーん。関口宏さーん。」

患者
「はい。(診察室に入ってくる)」

医者
「はい、よろしくお願いします。
 今日はどうなさいました?」

患者
「あの、私の名前なんですけど。」

医者
「はい。」

患者
「小さい頃からこの名前で馬鹿にされて。」

医者
「はいはい。」

患者
「小学生の頃のあだ名が『喝!』でした。」

医者
「なるほど。」

患者
「先日、車を買いに行ったのですが、
 車のバイヤーから、とりあえずパジェロを勧められまして・・・。」

医者
「ほぅほぅ。」

患者
「なんとかしていただきたいのですが・・・。」

医者
「わかりました。では、心音を聞いてみましょう。」

患者
「心音ですか?」

医者
(聴診器を患者の胸に当てる)

患者
「どうですか?」

医者
「なるほど。喉をみましょう。
 (棒を患者の口に入れる)あー、って言ってください。」

患者
「あー。」

医者
「あぁ、ちょっと腫れてますね。
 お薬4日分出しておきますんで、それで様子みてみましょう。」

患者
「お薬・・・。それで関口宏治りますかね?」

医者
「とりあえず、様子見です。
 それで治れば御の字だし、治らなければ、4日後にまた来てください。」

患者
「わかりました。」

医者
「お大事にー。」

患者
「ありがとうございました。(診察室を出ていく)」
 

 


4日後




医者
「関口さーん。関口宏さーん。」

患者
「はい。(診察室に入ってくる)」

医者
「どうですか?体調の方は?」

患者
「風邪は治りました。ただ、関口の方が治ってないです。」

医者
「わかりました。では、心音を聞いてみましょう。
 (聴診器を患者の胸に当てる)」

患者
「どうでしょうか?」

医者
「なるほど。喉をみましょう。
 (棒を患者の口に入れる)あー、って言ってください。」

患者
「あー。」

医者
「そうですね。風邪の方は落ち着いたみたいですね。」

患者
「おかげさまで。ただ、関口の方が・・・。」

医者
「注射しますか。」

患者
「注射で治りますか?」

医者
「別の苗字を注射します。」

患者
「別の苗字。なるほど。そういうのあるんですね。
 よろしくお願いします。」

医者
「では、待合室でお待ちください。」

患者
「ありがとうございました。」
 

 


4日後


 

 

医者
「玉木さーん。玉木宏さーん。」

患者
「はい。(診察室に入ってくる)」

医者
「今日はどうされました?」

患者
「そういうことじゃないんです!」

医者
「はい?」

患者
「苗字!確かに苗字は変わりましたけど、玉木はダメ!
 玉木宏いるから!」

医者
「いいじゃないですか。玉木宏。イケメンだし。」

患者
「違うんです。
 さっきも目の当たりにしたんですけど、
 『玉木宏さーん』って言われた瞬間、女子たちが一斉にこっちを見るんです。
 直後に『はぁ・・・』のため息ですよ。
 がっかりさせて、ごめんなさいですよ。」

医者
「別の苗字にしますか?」

患者
「なんなら、下の名前も変えちゃってください。」

医者
「わかりました。
 別室で注射するので、待合室でお待ちください。」

患者
「ありがとうございました。」
 

 


4日後


 

 

医者
「蛭子さーん。蛭子能収さーん。」

患者
「(入ってきながら)そういうことじゃないんです!」

医者
「お、入ってくるなり、元気いいですね。」

患者
「おかげさまでね!
 なんで、よりによって蛭子さん注射するんですか!?」

医者
「玉木宏がイケメンだっていうから・・・」

患者
「玉木宏から蛭子さんの落差よ!
 さっきもバスに乗ってここに来たんですけど、
 別のお客さんから『ロケですか?』って言われちゃいましたよ!」

医者
「名乗るから・・・」

患者
「名乗ってないですよ!かもし出す蛭子オーラですよ!」

医者
「別の名前、注射します?」

患者
「そもそも、芸能人と同じ名前である必要ないですからね。」

医者
「あ、芸能人縛り、ないですか?」

患者
「ないですよ!なんで芸能人縛りしてたんですか!?」

医者
「芸能人縛りがないとすると、在庫は・・・あぁ、ありますね。
 別室でお待ちください。」

患者
「ありがとうございました。」
 

 


4日後


 

 

医者
「渡辺さーん。渡辺恵子さーん。」

患者
「(診察室に入ってくる)なんで女性の名前なんですか?!」

医者
「おぉ!今日も元気いいですね!」

患者
「おかげさまでね!
 なんで女性の名前を注射するんですか?!」

医者
「男性の名前がいいって言わないから・・・。」

患者
「大前提ですよ!!言わなくてもわかるでしょ!?」

医者
「別の名前にします?」

患者
「お願いします!」

医者
「芸能人縛りなしで。」

患者
「なしで!」

医者
「男性の名前で。」

患者
「男性で!」

医者
「あとは大丈夫ですか?」

患者
「(ちょっと考えて)・・・大丈夫ですね。」

医者
「では、別室で注射するので、待合室でお待ちください。」

患者
「ありがとうございました。」
 

 


4日後


 

 

医者
「アンソニー・ヨハンソン四世さーん。」

患者
「(入ってきながら)なんで外国人の名前なんですか!
 なんですか!アンソニー・ヨハンソンって!!
 (椅子に座って)しかも、四世って何ですか!
 さりげなく、親子四代に渡って名前を変えてるじゃないですか!
 そういうことじゃないんです!」

医者
「マシンガントークですね。」

患者
「おかげさまでね!
 確かに芸能人でもないし、男性の名前ですけど、外国人の名前って!」

医者
「日本人の名前がいいんですか?」

患者
「大前提です!!」

医者
「こんなワガママな患者さん初めてだ。」

患者
「アンソニー・ヨハンソン四世で妥協したくないんです!」

医者
「確認ですけど、芸能人縛りは・・・。」

患者
「なしで。」

医者
「性別は・・・。」

患者
「男性で。」

医者
「国籍は・・・。」

患者
「日本で。」

医者
「あとは・・・?」

患者
「あとないか・・・?
 法の目をかいくぐるような抜け道は・・・?」

医者
「では、待合室で・・・。」

患者
「待って!もう同じ過ちは繰り返したくないから!
 えーと・・・。」

医者
「後の患者さんが待ってるんで、待合室で考えていただけますか?」

患者
「ありがとうございました。
 他ないか・・・?
 見逃してることないか・・・?(診察室を出ていく)」
 

 


4日後


 

 

医者
「ああああさーん。」

患者
「(入ってきながら)『ああああ』かぁ・・・。
 RPGで適当に名前つけるときのヤツだ・・・。」

医者
「『ああああ』もイヤですか?」

患者
「イヤですね。」

医者
「今なら、関口宏に戻せますけど、どうしますか?」

患者
「えぇ~・・・。」

医者
「どうします?」

患者
「どうしよう・・・。」

医者
「さぁ、『関口宏』か?それとも『ああああ』か?
 今のお気持ちはどっち!?」

患者
「なんで、どっちの料理ショーなんですか!!」

 

 

 

 

 

 


【コント・セルフ・ライナーノーツ】

薬で同姓同名を治すという設定は割と早めに決まりました。

最初、いつまでたっても同姓同名が治らず、規模がでかくなっていく展開も考えたのですが、最終的にいろんな名前で迷走する今回の展開になりました。

 

 

【上演メモ】

人数:2人

医者

患者

 

所要時間:4分~5分
難易度:★☆☆☆☆
備考:特別難しい演出、展開はないので、上演難易度は低いです。最後、『ああああ』が声だけで伝わるか?がポイントですね。

 


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