2012-05-15 23:42:01
介護体験プログラムについて
テーマ:ボーイ隊
先日、5月13日(日)に、ボーイスカウト宮城県連盟の総会が行われ、個人的には宮城県連有効章をいただき表彰を受けました。 このような章をいただけるのも、長年にわたって隊長である私を支えていただいた副長のみなさん、団役員のみなさん、ご父兄のみなさん・・・多くの人の支えがあってのものと思います。本当にありがとうございました。
と・・・・個人的な表彰のことは置いといて、今回の総会において、『名取1団ボーイ隊』が平成13年から平成21年にかけて取り組んできた介護体験プログラムに対して、『善行綬』なるものをいただきました。大変名誉のあるものなので、この場をお借りしてご紹介します。
まず『善行綬』とは、
・スカウト精神に基づき、スカウトの模範となる善行のあった隊または班(組・グループ)に贈呈する。
・人命救助を行った隊または班(組・グループ)
・官公庁・学校・その他諸団体から善行を表彰された隊または班(組・グループ)
・その他、他のスカウトの模範となる隊または班(組・グループ)
の基準に合致した隊に対して送られるもので、宮城県連盟で今回設けられ、名取1団ボーイ隊が栄えある受章第1号となったものです。
さて、受章対象となった活動は、私がボーイ隊の隊長在任中に行われたものですが、主に活動を取りまとめてくれたのは、T副長です。 T副長は、今回の活動の場でもある介護施設に勤めているプロの介護士で、プログラム全体の企画とスカウトの指導を行なってくれました。T副長がいなければ、そもそも実施できなかったと思っています・・・・本当に、T副長には感謝・感謝の言葉しかありません。
その介護プログラムは下記の内容で行われました。とにかく、コツコツと10年にわたって実施されたものです。本当に、長きにわたってこのプログラムが実施できたのは、前述のT副長、介護施設の皆さん、車椅子訓練を担当していただいた名取市社会福祉協議会の皆さん、ボーイ隊の副長の皆さん、そして、ご父兄の協力のおかげです。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
現在、ボーイ隊の隊長は若いリーダーに代替していますが、このプログラムの意義を理解し、今年度、2年ぶりに再会できるように頑張ってくれています。
※介護施設体験プログラムについて
1 ねらい
介護施設のお手伝いを少人数(班単位)で行い、次の項目についてスカウトに体験学習させる。
(1)スカウトの多くが核家族のため、おじいちゃんやおばあちゃんとの交流を体験させること で、社会的弱者(障害者、老人、子供)へのお手伝いが自然に出来るようになれること
(2)班ごとに年に2回実施することとし、1回目の反省を2回目の活動に活かすようにする。 (PDCAによるスパイラルアップ)
2 体験プログラムの概要
場 所 ライフケアセンター名取
日 程 毎年10月~5月ぐらいで、1回/月程度の間隔(各班2回実施する)で行う。
時 間 午後2時30分~4時40分
内 容 ①スタンツ(ボールゲーム、ボーリングゲーム等を班ごとに企画)の実施。
1回目は、担当副長の指導により企画する。
2回目は、1回目の反省を踏まえ企画の修正を行い実施する。
事前に企画書を提出する。
②入所者のお年寄りの話し相手になる。
③3時前後におやつと茶の配膳を行う。
④おしぼりたたみの手伝い。
⑤終了後、別室にて隊長、担当副長を交えて反省会を行う。
また、その日のうちにFAXにて感想文を提出させる。
3 実施に至るまでのスケジュール
平成13年2月15日 介護施設への事前の挨拶
25日 団委員会への説明
3月 1日 リーダー会でのプログラムの詳細検討
後日、リーダーによる介護施設見学と保護者への説明会を実施した。
5月 正式に団委員長名で介護施設へ依頼
6月 リーダー・父兄による介護体験
7月 実施計画の確定
8月 スカウトの事前学習→車椅子の取り扱い訓練
班集会を実施してスタンツ等の企画を立案
9月~ 介護体験プログラムの実施
4班×2回=8回実施した。
平成14年3月 発表及び反省会
4 実施状況
平成13年9月からスタートし、平成21年9月まで継続的に実施してきた。残念ながら、新型インフルエンザの流行及び東日本大震災などの影響により、平成21年、平成22年は中止となったが、現在、平成23年度(ボーイスカウトでは、平成23年9月から平成24年8月までを平成23年年度としています)からの再開を目指し準備を進めています。
(1)参加スカウト数
平成13年度 4班 22名
平成14年度 4班 33名
平成15年度 5班 33名
平成16年度 5班 30名
平成17年度 5班 40名
平成18年度 5班 36名
平成19年度 5班 31名
平成20年度 5班 36名
平成21年度 5班 37名(新型インフルエンザで中止)
平成22年度 地震により中止
平成23年度 実施予定
(2)体験の様子
名取1団のホームページのボーイ隊の活動の中で紹介しています。 http://bsn1.info/
5 体験プログラムによる効果
(1)会話に必要なことの気づき
そもそも、同年齢どうしの付き合いが殆どのスカウトにとって、お年寄りと話をすること自 体がプレッシャーだったようで、会話が盛り上がらなかったスカウトもいた。会話をするため には、自分を相手に知ってもらうこと、相手のこと知ることが大事だと気付いたようである。2 回目以降は、大きな声の挨拶、きちんとした自己紹介ができるようになり、積極的に会話する ことができるようになった。
(2)相手の喜びが自分の喜びになる
自分たちが考えたプログラムで、お年寄りの皆さんがとても楽しんでもらえた。そういう実 感がスカウトに芽生えたようである。自分だけが楽しむのではなく、相手に楽しんでもらうこ とが楽しいと考えることで、次のプログラムの改善にも役立った。
(3)相手のことを気遣う行動
体験プログラムの中で、おやつの配ぜんの手伝いや着替えの手伝い、車椅子の操作などを行 う中で、お年寄りの皆さんが、自分たちと同じように動けないんだということに気付き、弱い ところを注意しながらお手伝いできるようになった。
(4)PDCAの実践
ボーイスカウトの年齢では、言葉の意味の理解は難しいが、体験プログラムを年に2回行うこ とで、1回目の反省を2回目に活かすことが自然にできるようになった。
(5)将来の進路
今回の体験プログラムを4年間行うことで、福祉関係の仕事に対する認知が深まったと考えま す。まだ就職まで至ってはいないが、福祉関係の大学、専門学校へ進んだスカウトもいる。
と・・・・個人的な表彰のことは置いといて、今回の総会において、『名取1団ボーイ隊』が平成13年から平成21年にかけて取り組んできた介護体験プログラムに対して、『善行綬』なるものをいただきました。大変名誉のあるものなので、この場をお借りしてご紹介します。
まず『善行綬』とは、
・スカウト精神に基づき、スカウトの模範となる善行のあった隊または班(組・グループ)に贈呈する。
・人命救助を行った隊または班(組・グループ)
・官公庁・学校・その他諸団体から善行を表彰された隊または班(組・グループ)
・その他、他のスカウトの模範となる隊または班(組・グループ)
の基準に合致した隊に対して送られるもので、宮城県連盟で今回設けられ、名取1団ボーイ隊が栄えある受章第1号となったものです。
さて、受章対象となった活動は、私がボーイ隊の隊長在任中に行われたものですが、主に活動を取りまとめてくれたのは、T副長です。 T副長は、今回の活動の場でもある介護施設に勤めているプロの介護士で、プログラム全体の企画とスカウトの指導を行なってくれました。T副長がいなければ、そもそも実施できなかったと思っています・・・・本当に、T副長には感謝・感謝の言葉しかありません。
その介護プログラムは下記の内容で行われました。とにかく、コツコツと10年にわたって実施されたものです。本当に、長きにわたってこのプログラムが実施できたのは、前述のT副長、介護施設の皆さん、車椅子訓練を担当していただいた名取市社会福祉協議会の皆さん、ボーイ隊の副長の皆さん、そして、ご父兄の協力のおかげです。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
現在、ボーイ隊の隊長は若いリーダーに代替していますが、このプログラムの意義を理解し、今年度、2年ぶりに再会できるように頑張ってくれています。
※介護施設体験プログラムについて
1 ねらい
介護施設のお手伝いを少人数(班単位)で行い、次の項目についてスカウトに体験学習させる。
(1)スカウトの多くが核家族のため、おじいちゃんやおばあちゃんとの交流を体験させること で、社会的弱者(障害者、老人、子供)へのお手伝いが自然に出来るようになれること
(2)班ごとに年に2回実施することとし、1回目の反省を2回目の活動に活かすようにする。 (PDCAによるスパイラルアップ)
2 体験プログラムの概要
場 所 ライフケアセンター名取
日 程 毎年10月~5月ぐらいで、1回/月程度の間隔(各班2回実施する)で行う。
時 間 午後2時30分~4時40分
内 容 ①スタンツ(ボールゲーム、ボーリングゲーム等を班ごとに企画)の実施。
1回目は、担当副長の指導により企画する。
2回目は、1回目の反省を踏まえ企画の修正を行い実施する。
事前に企画書を提出する。
②入所者のお年寄りの話し相手になる。
③3時前後におやつと茶の配膳を行う。
④おしぼりたたみの手伝い。
⑤終了後、別室にて隊長、担当副長を交えて反省会を行う。
また、その日のうちにFAXにて感想文を提出させる。
3 実施に至るまでのスケジュール
平成13年2月15日 介護施設への事前の挨拶
25日 団委員会への説明
3月 1日 リーダー会でのプログラムの詳細検討
後日、リーダーによる介護施設見学と保護者への説明会を実施した。
5月 正式に団委員長名で介護施設へ依頼
6月 リーダー・父兄による介護体験
7月 実施計画の確定
8月 スカウトの事前学習→車椅子の取り扱い訓練
班集会を実施してスタンツ等の企画を立案
9月~ 介護体験プログラムの実施
4班×2回=8回実施した。
平成14年3月 発表及び反省会
4 実施状況
平成13年9月からスタートし、平成21年9月まで継続的に実施してきた。残念ながら、新型インフルエンザの流行及び東日本大震災などの影響により、平成21年、平成22年は中止となったが、現在、平成23年度(ボーイスカウトでは、平成23年9月から平成24年8月までを平成23年年度としています)からの再開を目指し準備を進めています。
(1)参加スカウト数
平成13年度 4班 22名
平成14年度 4班 33名
平成15年度 5班 33名
平成16年度 5班 30名
平成17年度 5班 40名
平成18年度 5班 36名
平成19年度 5班 31名
平成20年度 5班 36名
平成21年度 5班 37名(新型インフルエンザで中止)
平成22年度 地震により中止
平成23年度 実施予定
(2)体験の様子
名取1団のホームページのボーイ隊の活動の中で紹介しています。 http://bsn1.info/
5 体験プログラムによる効果
(1)会話に必要なことの気づき
そもそも、同年齢どうしの付き合いが殆どのスカウトにとって、お年寄りと話をすること自 体がプレッシャーだったようで、会話が盛り上がらなかったスカウトもいた。会話をするため には、自分を相手に知ってもらうこと、相手のこと知ることが大事だと気付いたようである。2 回目以降は、大きな声の挨拶、きちんとした自己紹介ができるようになり、積極的に会話する ことができるようになった。
(2)相手の喜びが自分の喜びになる
自分たちが考えたプログラムで、お年寄りの皆さんがとても楽しんでもらえた。そういう実 感がスカウトに芽生えたようである。自分だけが楽しむのではなく、相手に楽しんでもらうこ とが楽しいと考えることで、次のプログラムの改善にも役立った。
(3)相手のことを気遣う行動
体験プログラムの中で、おやつの配ぜんの手伝いや着替えの手伝い、車椅子の操作などを行 う中で、お年寄りの皆さんが、自分たちと同じように動けないんだということに気付き、弱い ところを注意しながらお手伝いできるようになった。
(4)PDCAの実践
ボーイスカウトの年齢では、言葉の意味の理解は難しいが、体験プログラムを年に2回行うこ とで、1回目の反省を2回目に活かすことが自然にできるようになった。
(5)将来の進路
今回の体験プログラムを4年間行うことで、福祉関係の仕事に対する認知が深まったと考えま す。まだ就職まで至ってはいないが、福祉関係の大学、専門学校へ進んだスカウトもいる。











