コダワリのお店(飲食店・治療院・サロン・商店街)などの小さなお店を経営している方向けに「利を産む」ノウハウや情報を発信したりします。


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2012-05-29 16:09:35

値上げとは一体どういうことであるのか。

テーマ:集客と販売促進
日焼けしています。
リウム穂口です。
ワイシャツから出ている手が黒いです。

さて、昨日スタードッグスの前田さんをお呼びして
「夢からつくる!売上計画」という勉強会をして頂きました。

勉強会の模様はこちら


そこで教えていただいのは
最後にいくら残したいか、を考えて逆算的に売上計画をつくること。

  • 残したいお金がいくらで
  • 固定費がいくらで
  • 粗利益がいくらで
  • 仕入れがいくらで
  • 単価がいくらで
  • お客様数が何人で・・・

    などの「収益構造」を念頭に置きながら
    売上=お客様単価✕お客様数


    を考えましょう。
    ということでした。

    このような分析をしてみて
    「あれー?ちゃんと儲けようとおもったら、こんなお客様単価じゃむりじゃん」
    となることも、ままあることですね。

    $オミセラブリウム

    値上げの正体


    値上げ、嗚呼値上げ。
    そら、可能ならいくらでもやりたい値上げ。
    だって、売上上がりますの。

    しかし、こわいですね値上げ。
    値上げしたらお客様逃げてしまうんちゃんか。と。

    そうなんです。

    値上げとは
    値上げして増えたお金 ー 値上げして減ったお客様の売上

    で効果が決まるのです。

    だからこの2つについてよーく考えなければならないよ!
    という話です。

    値上げした増えた分以上にお客様が離れたら、値上げした効果がマイナスじゃ!
    ということね。


    需要の価格弾力性


    あーこの話、なんか遠い記憶で習ったことがあったなー
    とおもったら大学の時の一般教養「経済学」でならった
    「需要の価格弾力性」
    というやつ。

    ある商品の価格が高くなる(値上げする)と
    買い控えがおきて売れる数(需要)が少なくなる。

    このとき、商品によって、値下げによって売れる数の減り具合がちがう。

    価格(の上昇)によって、需要がどれだけ動くか・・・
    というのを経済学では「需要の価格弾力性」といったのでした。

    ある商品は需要の価格弾力性が高く、価格がちょっと上昇するとめっちゃお客様が減る
    別の商品は、需要の価格弾力性が低く、ちょっとくらい価格が高くなってもお客様は減らない


    といういうふうに説明していたかなと思います。
    んで、大切なのは次。

    じゃーどんな商品が需要の価格弾力性が高く、
    どんな商品が需要の価格弾力性が低いのかという例。

    たしか先生は
    代替するような商品が無い時、需要の価格弾力性は非弾力となる。


    とおっしゃっていたような。


    つまり、他に変わりが無いものだと
    値上げしてもお客様は減りにくいんですよー

    という説明だったような。
    ここに19歳の僕はとても納得したのでした。

    つまり、唯一無二のオリジナル商品を販売している場合は
    値上げしても結構イケル。

    しかし、なんか代わりのもので代替できるような商品を販売している場合は
    値上げしたらヤバイ。

    ということなのかなと。


    値上したらヤバイ時は商品開発しかない!


    ということで、値上げしないとどーしても商売が回らない!
    しかし値上げしたらお客様が逃げていく・・・

    という袋小路に入ってしまった場合、
    やることはひとつ。

    他で代替できないようなオリジナル商品を開発すること。

    僕は中小零細のお店が生き残るには
    オリジナルなウリ(商品)の開発が必要じゃないかなあ・・・
    と常に思っています。


    オリジナル商品開発というとタイソウですが
    お店の強みとターゲットを絞り込むことで
    意外に簡単に作ることが出来る場合が多いです。

    もしも、値上げしなければならない局面に直面したら
    オリジナル商品の開発で値上げする方向性を模索してみてくださいっ!


  • 2012-05-18 17:17:27

    「おしい」は「おいしいの」一歩手前 地方のPRに学ぶ

    テーマ:集客と販売促進
    先の日経新聞の「春秋」でも紹介されていましたが、
    地方がPRに頑張っています。

    なんでも東京都内には地方のアンテナショップが53店舗もあるそうな。

    人口自体が減少している中、
    地方が待ちの姿勢ではジリ貧です。
    ですから、各都道府県趣向をこらして積極的なPRを展開しています。

    $オミセラブリウム

    そんな中、目を引くのは
    「自虐的」ともとれるPRのテーマ。
    県の弱みをアピールする戦略が結構あります。

    「おしい」は「おいしい」の一歩手前



    自虐的PRといえば、
    有吉さんを起用したこの動画が有名ですね。



    おしい!広島県
    http://oc-h.jp/


    うーん。おもしろい。
    ま、主張したいことは至極当たり前のことなんですが
    このようにストーリー仕立てにすると
    すごく広島県の良さが伝わりますねえ。

    とくになんの取り柄もないような広島県。
    それ自体はマイナスなイメージで弱みかもしれません。

    でも、よく考えたら、いろいろな「おしい」があるということは
    いろいろな魅力にあふれているよー
    ということの裏返しなんですもんね。


    小さなお店こそ、弱みを武器にできる


    これね、チェーン店や大規模店に対する小さなお店のできることと同じなんです。
    大都市のような強みのない地方都市が自らの弱みを武器にしたように
    小さなお店も弱みとおもわれる部分を強みとしてアピールできるんですね。

    従業員がいない美容室 = 小規模・不安定(弱み)

    こだわりオーナーが一人で全部接客する パーソナルな美容室


    みたいな。

    小さいお店はナイナイづくしです。
    ナイナイと嘆くより、ナイからこそお客様に喜ばれる点を見つけ
    そこを磨きアピールする手法もあると思います。

    ぜひぜひ、地方のPR手法を観察して、ヒントを得て下さいね!


    2012-05-17 22:03:41

    夢からつくる!売上計画

    テーマ:集客と販売促進
    本日は毎月定例のリウム勉強会。
    リウムのクライアント様対象の少人数の勉強会でございます。

    $オミセラブリウム


    少人数ゆえ、
  • 講義中でも講師に質問できる
  • 自分のお店のケースはどうなのか質問できる
  • 関係ないことも質問できちゃったりする

    などなど、多数の利点がありますゆえ毎回ご好評いただいておるのですが、
    今回のお話はご要望の多かった「お金の話」

    弊社にご相談に来られる方でもまれに
    「この商売ってうまく行っても利益がでないんじゃあ・・・」
    ということがございます。

    ですから、お金の基本中の基本をしっかり理解することは
    お店の経営にとって非常に大事です。
    いくら集客できても利益のでない商売の組立じゃあ、
    うまくいきっこないですもんねえ。


    ということで、前田アキラ先生のお金の話



    勉強会の内容
    お金の話はなぜ難しいの?
    身の回りのお金のことから考えよう
    わかりやすく図で書いたら大丈夫
    なぜ売上計画をたてるの?
    売上計画は夢から逆算しよう


    前田さんと昔からの友達なのですが
    本当にお金の話をわかりやすく伝えるのが得意な方です。
    なので今回も「できるだけ数字を出さないでお金の話をしてくれください」
    とムチャ振りをしたところ、
    とてもやさしくわかりやすい内容になりました。
    (前田さんありがとうございます!)

    $オミセラブリウム



    利益が大切な理由


    お店の、売上から利益に至るながれを
    わかりやすく図で解説する前田さん。

    $オミセラブリウム


    そして
    「ここでお金がのこらないと、新たな展開や夢の実現にお金が使えないことになります」
    と利益の大切さを説明して下さいました。


    こうやってわかりやすく説明していただけると
    なるほど~
    という感じなのですが、
    大上段から
    「利益は必要だよキミィ!」
    と言われちゃうと反発したくなりますよね。

    そして売上計画の作り方


    実際に参加された受講者さんのお店に即した金額を当てはめながら
    売上計画の作り方を教えて頂きました。

    実際に近い数字を入れてみると
    なかなかシビアに必要な売上の数字が出てきます。


    売上っていくら必要なの?
    という漠然とした疑問も
    こんな風にひとつひとつ積み木を組み立てるように考えれば
    実はそんなに難しいことじゃないんですね~

    $オミセラブリウム

    お店のお金を「スッキリ」「ハッキリ」「ガッポリ」させたい方は


    こんな感じで、
    前田さんの超わかりやすい説明で
    売上計画の作り方が理解できたお得な2時間でした。


    前田さんのお金の理論は結構はっちゃけていて
    まずは、お金をスッキリさせる
    そしてやることをハッキリさせる
    最後にガッポリ稼いだお金を間違いなく使う

    という「スッキリ」「ハッキリ」「ガッポリ」という三段階でコンサルティングされているので
    数字が苦手なお店の方でもすんなり理解することができるんですね。

    小さなお店のことも考えてかなりリーズナブルなお値段でプチコンサルなども引き受けれてくださるそうなので
    ぜひぜひご相談してみてください。

    小さなお店の資金繰り相談&サポート

    もしくは、「前田アキラのお金の奇妙な冒険メルマガ」に登録しておけば良いことが多そうです。


    $オミセラブリウム
  • 2012-05-14 19:36:02

    方向転換する時には軸足を定めて

    テーマ:お店ラブ社長のコラム
    さてさて、
    世の中の動きが激しい今日この頃です。
    そんな中、商売の方向転換についてのご相談をいただくことが多い気がします。

    これまではボディーワーク系のお仕事をしていたけど、
    これからはヒーリング系のお仕事に転換して行きたい…

    的なご相談です。

  • オーナーご自身の体調などの理由
  • 市場や世の中の流れ
  • ご本人のやりたいことが変わってきた

    などなど理由は様々。
    オーナーさんとしては、
    ガラッとかえてしまいたい
    心機一転スタートしたい
    という気持ちが強い方が多いです。
    (まー相談に来られるくらいですから)


    しかし!諸般の事情踏まえましても
    まったくのゼロからのスタートはもったいない!

    と申し上げたいのです。
    photo:01



    方向転換の軸足は地につけたまま




    片足をしっかりと地につけたままでコースを変えて方向転換(ピボット)をする…
    『リーンスタートアップ』P21


    アメリカのベンチャーではビジネスの方向を転換することを
    ピボットというらしいです。

    ピボットって、バスケットボールのあれです。
    軸足は動かさず、
    方向転換するヤツ。

    方向転換するといっても、
    全てをガラリと変えてしまうのではなく、

    これまでのお客様や、
    商売の経験を軸足としてのこしつつ、
    方向転換する
    というイメージで、
    ベンチャーの方向転換の方法をええ感じで表現しているなあ、と思います。


    これまでのお客様や、経験、設備なんかは
    お店の重要な資産。
    せっかく築いてきた資産をうち捨てるのはもったいない!

    方向転換を迫られ、その決断をしたら
    必ず現在のお店のどの資産を軸足にするのかを考えて下さい。

    方向転換後の商売が軌道にのるのが
    圧倒的にはやくなりますよ!
  • 2012-05-05 22:02:52

    モモ 忙しい人のための本

    テーマ:お店マーケティングの本
    長かったゴールデンウィークももう後1日。
    閉めているお店さんはもうすぐお仕事のはじまり。
    繁忙期のお店さんはもうすこしでのりきれますね。

    さてさて、弊社といえば先週の28日よりお休みを頂いておりまして
    長い長いお休み中です。

    一応僕が社長ということになっておりますので
    緊急の問い合わせのお返事やお金関係の事務、
    どうしても調整のつかなかったクライアントさんとの面談など
    最低限のお仕事はしておりましたが
    基本的にお休みいただき、昼間は家族サービス、夜は読書と休日を満喫しております。


    いやあ、のんびりする時間も必要ですねえ。

    みんな忙しい


    リウムでは毎月クライアントさんむけの勉強会を行なっております。
    今月の勉強会の内容はこちら )
    その勉強会の最後に、「今後勉強会のテーマとして取り上げてほしいものはありますか?」
    とお聞きするのですが、その時によく上がる希望テーマが
    「時間管理術」についてなのです。

    よくよくお話を聞くと
  • やることがたくさんありすぎて時間がない
  • うまく仕事が回っていない
  • 常に仕事に追い立てられている
    というような感覚の方が多いらしい。
    みんな忙しいんですねえ。

    なんとか時間を有効に使いたい。
    どんな業種のお店の方でも共通の悩みのようです。

    だから、ライフハックとかスピードハックなどの
    時間管理や効率化ノウハウがすんごく流行るんでしょうね。


    時間というのはどんな人にも有効に配分された資源。
    だからその資源を有効に活用しようとすることはとても重要だと思います。

    しかし、
    あまりにもスピード!スピード!、効率化!効率化!を求めすぎると

    効率だけを追い求める、「効率化のための効率化」
    となってしまい、「ほんとうに大切なもの」を失ってしまう危険性もあるのではないか。

    とも思えます。

    時間ってなんだろうか


    さてさて、前述のとおり僕はゴールデンウィークはお休みをいただき
    ブログの更新もせず、読書などしていたのですが
    その中でドキリとする一節と出会ったのです。
    少し長いけど引用しましょう。

    時間をケチケチすることで、ほんとうはぜんぜんべつのなにかをケチケチしているということには、だれひとり気づいていないようでした。じぶんたちの生活が日ごとにまずしくなり、日ごとに画一的になり、日ごとに冷たくなっているということを、だれひとりみとめようとはしませんでした。
    でも、それをはっきり感じはじめていたのは、子どもたちでした。というのは、子どもにかまってくれる時間のあるおとなが、もうひとりもいなくなってしまったからです。

    けれど時間とは、生きるということ、そのものなのです。そして人のいのちは心を住みかとしているのです。

    人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそっていくのです。




    このお話、知っている人多いんじゃありませんか?
    そうです。『モモ』です。

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    モモ (岩波少年文庫(127))/ミヒャエル・エンデ

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    町外れの円形劇場の廃墟に住み着いたヘンテコな少女のモモ。
    モモに話を聞いてもらうと、なんだか幸せになるので、モモは町の人々に愛されます。
    しかし、毎日のように訪ねてきていた町の人が全然来なくなり、
    遊びにきていた子どもたちも来なくなります。
    町ではインチキの時間銀行のセールスマン「時間どろぼう」がはびこり
    時間の節約を呼びかけて、時間を貯金すると謳いながら実は人々の時間を集めていたのです。

    モモを仲間に呼びこもうとして失敗した時間どろぼう一味は
    モモを捕まえようとしますが・・・


    てなお話でしたね。


    この一節、なんだか時間を一生懸命節約しようとしている僕たちに放たれているような気がしたのです。

    なんのための時間なのか


    「けれど時間とは、いきているということ、そのものなのです」

    お店で言い換えれば、
    「お店の時間は、お店の本来の目的であるお客様を喜ばせるということそのものでなければならない。」
    という感じでしょうか。

    スピードや効率化を追い求めすぎて
    本来の目的あるお客様の幸せがやせほそっていないでしょうか。

    お店は、お客様とじかに接することのできる場所です。
    時にはヘンテコな少女モモのように、ジックリお客様のお話を聞いたり、のんびりとした時間を楽しんだり、仲間と空想を楽しんだりすることが
    必要なのかもしれませんね。


    ちゅーことでゴールデンウィーク明けも、ボチボチがんばってまいりましょー!





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