水俣病未認定患者団体「水俣病不知火患者会」(熊本県水俣市)が国と熊本県、原因企業チッソに損害賠償を求めている訴訟の和解協議で、熊本地裁(高橋亮介裁判長)は15日、和解案の大枠となる所見を提示した。環境省は5月1日に水俣市で開かれる水俣病犠牲者慰霊式までの救済開始を目指しており、裁判所が所見を示したことで水俣病問題は和解成立に向けて大きく踏み出した。

 地裁が示した救済対象者への一時金は1人210万円、療養手当は1月1万2900~1万7700円、団体一時金は29億5000万円とする内容。原告と被告らが設置する第三者委員会で対象者を判定する。原告・弁護団は地区集会を開いて説明し、27、28日のいずれかに原告総会を開いて受け入れるかどうかを決める方針で、29日に裁判所に回答する。【遠山和宏】

【関連ニュース】
水俣病:69年以降生まれも救済 国が提案
水俣病:関東移住の未認定患者23人が提訴
水俣病:関東移住の46人に疑い 東京で検診
水俣病訴訟:和解協議始まる 不知火患者会と被告
水俣病訴訟:熊本地裁が和解勧告 不知火患者会と被告に

同意なく研究段階の手術=生体肝移植、倫理委も未報告-東京医大(時事通信)
【十字路】長崎のカバ「竜馬」が鹿児島市へ(産経新聞)
能古島切断遺体 尻に複数のあざ 他の部位を捜索(毎日新聞)
シー・シェパード 捕鯨船を実況見分 容疑者立ち会い(毎日新聞)
大イチョウの再生祈願=1000人集まり神事-鶴岡八幡宮(時事通信)
AD